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【炎上必至】おじさんの一考察 ~何も知らないクセに女性アイドルグループとNHK紅白について考えてみた

昨日、今年のNHK紅白歌合戦の出場者が発表された。以前の記事でも何回か触れたが、私はこの番組が大嫌いである。その理由はこの記事などに記述した。

そんな私なのだが、今回の紅白の出場者発表は結果的には結構注目してしまったのだった。何故か?昨年、返り咲き出場を果たした櫻坂46と、グループ結成以来初めて落選してしまった日向坂46が今年はどのような結果になるかが気になったからである。

最初に断っておくが紅白歌合戦という番組そのものの存在について私は全否定である。今すぐNHKの番組の中で終了させるべきものとして間違いなくこの番組を筆頭に挙げる。なので今年も番組内容は従前通りらしいので、この番組を見るつもりは毛頭無い。にも拘らずこのような記事を書くことは「余計なお世話もいい所」なのは重々承知しているつもりである。

上記二つの坂道グループの紅白の当落は結果的には昨年と同じだった。これについては、私の予想通りであった。恐らく粗方の人がそう思っていたに違いない。X(エックス)などのSNSを見ても、櫻坂のファン(Baddies)の反応は出場は当然だ、日向坂のファン(おひさま)の反応は出場できなかったのは(残念ではあるが)止む無し、という反応が多数を占めていたように思う。

この二つのグループのファンの数がそれぞれどの程度存在して、どちらがどの程度多いのかということは私は全く認知していない。ただ、そんな私でも両者の冠番組である「そこさく」と「ひなあい」は毎週見ているし、少なくとも今年一年間の両グループの主だった活動については把握しているつもりである。そんな私が考える両グループの当落の要因は唯一つ、「(個々人の活躍では無く、)アイドルグループ全体としての活動の幅、内容」に尽きると思うのである。

私は以前の記事でも書いたのだが、基本的には櫻坂派(「Baddies」でもなければ「箱推し」でも無いので敢えてこういう言い方)である。だからと言って日向坂に興味が無い訳では無い。アイドル素人の私だからこそ、もしかしたら中立的立場でものを言えるかもしれないし、的を外しているのかもしれないが、この二つのグループを見ていて思う点を列挙する。

①女性アイドルグループとしての路線の違い
これについては私が述べるまでも無いが、櫻坂はその前身の欅坂時代から従来のアイドルとは違ったある意味攻めたグループである。曲調もロックテイストで、ダンスパフォーマンスも激しいものが多い。方や日向坂は従来のかわいい女性アイドルグループ路線で、良くも悪くも「一般受けを狙った」グループだと思われる。

②ライブパフォーマンスの違い
上記のとおりなので、櫻坂はある意味本業の「ライブ」に力を入れている。なのでそれを評価されて、海外のフェスや、ロック主体のフェスに多数参加している。対して日向坂のライブは自ら主催のもの中心である。したがって、それぞれのグループのファン以外の目に触れる機会は圧倒的に櫻坂の方が多いはずである。

③冠番組の在り方の違い
日向坂の冠番組「日向坂で合いましょう」のMCは「オードリー(若林と春日)」である。個人的には女性アイドルグループのバラエティ番組としてはとても面白いと思う。メンバー個人のバラエティ力もなかなかのものである。が、ともすると、オードリー色の強いコント番組になってしまっているように感じるのである。対して「そこ曲がったら、櫻坂?」のMCは元U-turnの「土田」とハライチの「澤部」である。二人はコンビで無いが故にあくまでもMCなのである。つまり、MCと櫻坂のやり取りという構図になっているので結果、櫻坂のメンバーの個性が表に出やすくなっている。番組としての面白さはともすると「ひなあい」なのかもしれないが、「グループの宣伝」という意味では「そこさく」の方が上手く行っているような気がするのである。どちらの番組もメインスポンサーは「ソニー・ミュージックエンタテインメント」なんだから。

ここまでの内容でお気付きの方もいると思う。「乃木坂46」は?と。私個人としては坂道シリーズの内で最も興味の無い女性アイドルグループなのである。丁度、この曲が流行った頃がピークだったと思うし、今となっては中途半端なグループになってしまってはいないだろうか?なのでだったら、乃木坂では無く日向坂を紅白には出場させた方が良いのではないか、と本心では思っているのだ。


坂道シリーズの所属事務所は、乃木坂46が「乃木坂46合同会社」、櫻坂46と日向坂46が「Seed & Flower合同会社」となっているため一つの事務所からの出場は1グループ、という大人の事情があるとも考えられなくも無いが、実態は同じ事務所のようなものだから、もしそうであるならば、尚更この番組は終わらせるべきだと思うのである。

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