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Revelation
とは、キリスト教の聖典である一連の「新約聖書」と呼ばれるものの一番最後に登場するもので、日本語では「黙示録」あるいは「ヨハネの黙示録」と訳されるのが普通である。
この黙示録を始め、新約聖書に含まれる福音書、手紙(第一~第三)などを書いた人物が「ヨハネ」なのであるが、キリストの十二弟子の「ヨハネ」とは別人で、実態は誰なのかよくわかっていない。現在では、黙示録、福音書、手紙を書いた「ヨハネ」もそれぞれ別人であるというのが定説である。
黙示録は所謂、「預言書」である。ギリシャのパトモス島から各地の教会に送った手紙という形式で、「バビロンの陥落」、「キリストの再臨」、「最後の審判」、「新世界の出現」などが記述されている。
最近、私は思うのである。気候変動や天変地異、疫病などが頻発している昨今、いよいよ、7人の天使によってラッパが鳴らされ始めるのではないかと。そして、黙示録に記されている災いどころか、それ以上の悲劇が起こるのではないかと。
そして、きっと「第7のラッパ」は鳴らされないのである。