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「在宅勤務しながらの在宅保育」はムリ! 親も子もストレスを抱えることに…

今日はこのニュースについて説明したいと思います。


在宅での保育は無理なのか?という話です。

これらに対しては、子育て経験ある方とそうでない方で意見が2つに割れると思います。

子育てを経験してみるとそこでようやく気づくのですが、子育て経験のない方って子どもに対する知識とか感覚が本当にないんですね。

そういった方に私はいつもこういう風にお話しします。

「子育てってトイレに行くのも大変なんですよ
」と
「えー?それ本当ですかー?」

なんて言葉もよく返ってきますが、
子育て経験のない方は、「できるんじゃないの?」ぐらいの感覚で話しています。

まぁそんな感覚ですよと言うことを踏まえた上でお話します。


子どもって家に居ると要求がすごいですよね。

「ねえお母さん」とか
「お腹すいた」とか
「やることない」とか

とにかくもう何でもいいので話しかけてきます。


環境にもよりますが、4,5歳ぐらいになれば1人で家で遊ぶ事もできますね。

ただ、それよりも小さな子はまず不可能に近いと思います。

その理由として、子どもの遊びは
「体を使った遊び」と「頭を使った遊び」があります。

頭を使った遊びっていうのは、例えばおままごとです。

想像を膨らませてごっこ遊びを楽しむのです。

一度始まると集中して遊べるんですが、長くは続きません。

どんなに長くても1時間程度が限界でしょう。

体と頭の遊びの2つの遊びっていうのは、1日を通して交互に半分半分ぐらい必要だと思ってください。

いや、必要というか同じでないと集中できなくなってくると思ってください。

なのでどちらか1つを偏って続けるという事はちょっと難しいです。

したがって、1時間おままごとで1人遊んだとしても、その後は走り始めたりとか公園に行きたいと騒いだりが絶対に始まります。


じゃあ仮にそこでYouTubeを見せたとします。

それについてもこのニュースの中では、罪悪感を感じると書いてありましたが、目や身体への影響を考えると確かにその通りです。

まぁでも気分転換に30分程度であれば問題ないと思います。

ところが、そのYouTubeだって1時間も見ていればやっぱり子どもはやっぱり飽きます。

また「遊んで」が始まるとさぞ大変でしょう。


なんてことを3歳ぐらいの年齢の子で考えてみましたが、0,1,2歳ともなればこんなものはもっと不可能に近くなるわけです。

というわけでどうやって考えれば良いかというと、在宅だろうがなんだろうが仕事をしてる人は別に保育園に子どもを預けるのを自粛する必要はないと思います。

ただ、配慮としてはいつもより1時間2時間早めにお迎えに来るのはあってもいいかもしれませんね。

新型コロナウィルス感染拡大への配慮として出てきた対策ですが、保育園を閉鎖していない以上は活用で良いものかと思います。

親御さんもお子さんもストレスを抱える原因になってしまうので、無理な家庭保育は必要ありません。

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