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パンデミックでヒンデミット

Pandemic           Paul Hindemith
ある感染症(伝染病)の       1895~1963
世界的な大流行を表す語     パウル・ヒンデミット

新型肺炎コロナウィルスが流行し始めたころに「パンデミック」という言葉を活字媒体で見かけるようになり、後日その言葉の意味を調べようとした際、その言葉が何であったか失念しており、何故か「ヒンデミット」という言葉にすり替わっており(おそらく語感が、若しくは音韻・字面が記憶に残っていたものと思われる)、調べたところ現代音楽の作曲家の名前であることがわかった。肺炎とは無関係であった。ヒンデミットはドイツの作曲家・演奏家であったが政治的な事件に巻き込まれることがあったらしい。(「ヒンデミット事件」詳しくは各位お調べいただきたい)
事の流れでヒンデミットの音楽とはどんなものなのかを聴いてみたくなり、AppleMusicで検索をかけてみると、グレン・グールド(ピアニスト)の全集のようなものの中に見つけて聴いた。
不協和音の出てくる楽曲はクールでヒップで自分好みであった。グールドの演奏集の中にはシェーンベルク(近現代音楽作曲家)の楽曲も含まれており、それも聴いたことがなかったので聴く。
これもまた不協和音が心に刺さった。20代のころ聴いていたF.ザッパで馴染みのあった現代音楽風楽曲を想起させ、一つ知識が増えて得をした気になった。
パンデミックでヒンデミット・・・“必死のパッチ”みたいな感じやなとひとりニヤつく。
(2020年3月某日)

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