『サマーフィルムにのって』を見てふと思う事
『サマーフィルムにのって』
という映画を観た。
偶に無性に映画が観たくなる事があり、
今日がその日だった。
大体そういう日は、新宿武蔵野館や、下高井戸シネマのホームページを見る。
こういう時の映画欲って言うのは、知らない映画(ここで言う知らないは、事前に頭の中にインプットされていない事)を観る事で満たされるという事を長年の経験上わかっているので、
トーホーシネマズでもバルト9でも無く、ミニシアター系の映画館のホームページを覗く。そして、決める。
そして、『サマーフィルムにのって』というタイトルとポスターを見た瞬間、僕の第六感を揺さぶったので、観た。
控えめに言って、
めちゃくちゃ良かった!!!
いや、控えめに言わずともめちゃくちゃ良かった!!!
映画のにおいが物凄く好きだった。
映画のにおいってかっこつけて言ってるけど、ほんとににおいが好き!
とにかく、作品の持ってる空気感が最高だった。
僕の映画欲を、満タンにしてくれた。
胸がきゅーと締め付けられるのは、夏の終わりに見たからなのか、高校生という、もう戻れないものに対してなのかはわからないんだけど、
すんごく気持ちよかった!
うん!
これだ!
すんごく気持ちよかった!
あと、伊藤万理華さん!
めちゃ良かった!
出てるの知らなくて、びっくりしたけど、空気感が好きなのだ!
2年前くらいに、何故かYouTubeのオススメに出てきた『はじまりか、』を見て、1か月で軽く100回くらいPV見るハマり方したの思い出した!
いやぁ、素晴らしかった!!!
最近、深夜に見ていた『お耳に合いましたら。』にも出演されていて、役の雰囲気似てるなって思ったら監督さんが一緒なのですね!!!
いやぁ、ほんとに
すんばらしかった!
(本当はここのシーンが!!!とかあそこあの役者さんの表情が良かった!!!とか、もっとめちゃくちゃ書きたいけど、それをしてしまったら野暮野暮プーな話になってしまいそうなので割愛します!)
って言う余韻を感じながら京王線の電車に揺られたら、
映画を観る前に来ていた1つのLINEを思い出した。
高校教師をしている大学の時の友達からのLINEで
『生徒が昼のご飯休憩中に、黙食しないと行けなくて、不憫でならない。何か楽しめる良い方法は無いかな。』
という相談だった。
部活も停止だったり、何かと高校生活を謳歌できない事に対してどうにかしたいという彼なりの熱量を感じた。
そういうやり取りを映画前にしたのも相まってなのか、『サマーフィルムにのって』の映画中の高校生活にいつも以上にキラキラと哀愁を感じたのかもしれない。
さぁて、今から、無い頭をフル回転させて、芸人としての底力、いや、人間としての底力を、、、出すとする、、、か、、、