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オルフェゴールの選択(メモ)


どうも、ニーサンの一人です。前回のアザミナホルスオルフェゴールの記事、初めての投稿ながら反響があったようで嬉しかったです。ありがとうございます。また、ミスがあり申し訳ございませんでした。今回は、そんな前回の記事を受けて(承認欲求モンスターが爆誕してしまったので)オルフェゴールデッキについて自分なりの考察をしていこうかなと思います。またこの記事は、オルフェゴールの基礎知識は把握してる前提の記事です。オルフェゴールの基礎について知りたい場合は、YouTubeでオルフェゴールについて調べるか、下の前回の記事を参考にしてください。


光属性レベル10攻・守3500/3200恐竜族になってまう…

1、オルフェゴールの長所と短所

 まず、オルフェゴールについて考察してみましょう。オルフェゴールの利点は何と言っても
 ・少ないデッキスロットで妨害が作れる。
 ・妨害の種類が優秀

 ・リソースが循環するため息切れしにくい
 ・サーチを使わない

だと思います。オルフェゴールは理論上、テーマカード全てが制限でも回せるテーマであり、出張パーツとして考えることもできます。なので、他テーマと混ぜて違ったアプローチの妨害を形成することもできます。また、オルフェゴールは
 ・墓地から除外して展開
 ・除外のオルフェゴールをデッキに戻す(素材に吸収)する
の二つを駆使して戦うテーマなので、リソースが途切れにくいです。除外のオルフェゴールの枚数とデッキのギルスの枚数の管理がしっかりできていれば、リソース勝負で負けることはないと思います。妨害の種類については、大まかに
 ・対象をとらない墓地送り+マスカレーナ
or
 ・万能無効(除外とスペルスピードの暴力付き)
であり、基本的な耐性を貫通できる強力な妨害ができるテーマだと思います。

 逆に短所として、
  ・テーマカードをたくさん引いても墓地に行かないと展開できない(事故率が高い)
  ・最大でも2妨害しか作れない
  星杖とかいう素引きゴミ界隈の王が出しゃばってくる 
だと思います。そもそも事故率高いし、手数で捲られやすいという過去のデッキの宿命を背負っているんですね…。

こんなことよくある

2、オルフェゴールデッキの考え方

 オルフェゴールは自由枠が多いことを活かせるので、上記の短所を潰すためのアプローチとして、
 ・手札に引いたディヴェルトロイメアを捨てながら展開できるギミックを採用する。
 ・ディヴェルをデッキから確定で落とせる
 ・デッキから墓地に落とすついでにディヴェルトロイメアが落ちる
 ・3つの条件のいずれかをクリアしつつ誘発を2枚以上受けることができる
 ・妨害を作ることができる

だと思います。昨今は、誘発が多く飛んできており、1試合平均2~3枚誘発が飛んでくると思います。これらを受けつつなおかつオルフェゴール展開ができることが望ましいと思います。また、他のギミックを採用するにあたって、「それ、純構築でよくね??」に対する回答を用意できる必要があると思います。

3、じゃあ、なんでオルフェゴール??

 そんな中、オルフェゴールである必要性はなんだ??という話になると思いますが、私は構築の自由度が高いことに加えて、
 ①展開の最後にオルフェゴール展開ができる
 ②サーチを使用しないから今環境使用率が高い(気がする)ドロバに強く出れる
ことだと思います。①について、オルフェゴールは他テーマの展開とは別の独立した動きが可能なテーマであり、他の展開に誘発を吸ってもらえば、相手は手札を2~3枚減らした状態でオルフェゴールの妨害を超える必要があります。しかも、オルフェゴールの妨害は、対象を取らない墓地送りor万能無効(ついでに除外)なので、これを手札誘発を躱しながらライフを削りきるのは困難だと思います。こういった動きは、オルフェゴールの利点だと思います。しかもロングゲームに持ち込もうにもオルフェゴールはミッドレンジでこそ真価を発揮するテーマなのでリソース管理をしっかりしないと相手は負けてしまいます。②については、ドロバをメインで採用するデッキが増えているように思うのでそのドロバの影響を受けない(Gが飛んでこないことが確定するのでむしろメリットになる)オルフェゴールは環境の立ち位置もよいと思います。ドロバのダメージが低いテーマはある(例:スネークアイ)と思いますが、完全に効かないテーマはないと思うので、ドロバを真に強く使えるのは大きなアドバンテージだと思います。天盃龍も場にモンスターが並ぶ前に処理すれば展開できないので(うらら持ってる時の安心感は異常。燦幻開花までうらら温存したら相手に嫌な顔されました。)。

4、オルフェゴールデッキの種類

 繰り返しになりますが、オルフェゴールデッキの種類として、以下の2パターンが考えられます。
 ①:確定展開型(ディヴェルをデッキから墓地に落とせるギミックを採用した型)
 ②:机上論型(素引きのディヴェルトロイメアを落とすギミックを採用した型)
①として現環境で有名な型は、スネークアイ型、デモンスミス型であり、②として有名な型は、ホルス型、アザミナ型だと思います。以下、これらについて僕の意見を書こうと思います。

 1:スネークアイ型

 エクセル、ポプルス一枚からキュリオスを立ててディヴェルを捨てるギミックです。このギミックは、
 ・展開力が高く、確定でオルフェゴールにつなげることができる
ことが強みだと思います。しかし、
 ・ギルスとエクセル、ポプルスで召喚権が喧嘩をする。(召喚を止められたら何もできなくなる)
 ・強い動きには結局ディアベルスターが絡む
 ・妨害の数が増えるわけではないため、咎姫立てて展開した方が強い
 ・誘発を強く受けることができない(ニビルに弱い)

のが難点だと思います。スネークアイ型を使うときは、後述するアザミナと混ぜた型が良いと思います。

 2:デモンスミス型

 現在の最強出張です。このギミックは、ベアトリーチェを立てることにより、ディヴェルを落として展開できます。長所として、
 ・召喚権を基本使わないため、召喚権の喧嘩が起きない
 ・相互にシナジーがあり、展開をつなげることができる
ことがあると思います。しかし、
 ・妨害の数は手札が強くないと増えない(アポロウーサは安定して着地できますが)
 ・ドロバが刺さってしまう可能性がある
 ・型が多すぎて誘発を待たれる可能性がある。

のが難点だと思います。また、こちらは強い規制が確定しているテーマであり、今後のアプローチが難しくなるギミックでもあります。 

 3:ホルス型

 オルフェゴールのズッ友です。このギミックはイムセティの効果で手札のディヴェルトロイメアを捨てるギミックです。長所として、
 ・召喚権を使わないため、召喚権の喧嘩が起きない
 ・イムセティのドローが強すぎて確定でうららを吸える
 ・ミッドレンジ性能をさらに高めてくれる。
だと思います。王の棺さえあれば高打点を簡単に並べることができるので、中、長期戦に強く出れ、相手に王の棺の除去を強要することができます。しかし、
 ・妨害の数は多くて1~2つ
 ・素引きをしてほしくないカードが混ざる
のが難点だと思います。机上論型なので、ゴミを素引きする分には、捨てれば問題ないのですが、妨害の数が増えるわけではないため、こちらのギミックを採用する場合は、他のギミックも混ぜるのが良いと思います。
 

 4:アザミナ型

 手札を捨てつつ、万能無効が立てられる最新の壊れテーマです。長所としては、
 ・万能無効によって誘発を無効化できる
 ・後手まくりの手段としても使える
 ・召喚権を使わない
だと思います。罪宝カードがあれば展開を繰り返し行える点も強いです。G受けが良くなった勇者みたいな使い方ができると思います。欠点としては、
 ・1妨害しか立てられない
だと思います。誘発を受ける役割として使うなら十分すぎる性能なので、欠点とは言い切れないかなとも思います。

5、結論

 結論としては、オルフェゴール以外の2テーマを混ぜるのが良いと思います。考え方、得意なプレースタイルによって組み合わせを変えるのが良いと思います。私は、
 ・オルフェゴールだからドロバを強く使いたい
 ・ニビルに泡吹くのが嫌(クシャトリラの時のトラウマ)
 ・机上論に寄せた手数の暴力デッキのほうが強く使えるし好き
なので、ホルスとアザミナを混ぜ、サーチも少なめかつニビルを受けられる構築にしました(あとスネークアイ使うときの引きの貧弱さが異常だからできるだけ使いたくないというのもある)。また、強力な妨害の場所を散らすことができるので純構築にはない強みがあるかなと思います。咎姫の効果は強力とはいえ相手依存ですし…。
 環境、使用感によってタイプは変わりますし、オルフェゴールの構築には型が無限にあるので、研究を怠らず精進していこうと思い、締めにしようと思います。それでは、よい星遺物の旅を。

 質問、意見、修正箇所等がある場合はXのDMまでお願いします。

6、追記


生まれてしまった承認欲求モンスター



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