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君は完璧で究極のオルフェゴール

 お久しぶりです。オルフェを擦り続けてる人です。最近は仕事の多忙とデュエマでデッドネーターハラスメントから逃げてました。が、いろいろ落ち着いたので今回は新規のガラテアiとエンリルギルスで変わったオルフェの構築と採用理由についてメモがてら残そうと思います。
 夏にアザミナホルスオルフェゴールという極限の机上論(手札のディヴェルトロイメアを捨てれればオルフェゴールと混ぜれるという理論)構築を紹介しているので(ゴミ記事ですが)新規が来る前のものなので、現在とは展開等大きく異なる部分がありますが興味があればご覧ください。全文無料です。


1,構築リスト

 私が新しく作ったオルフェの構築です。(遊戯王ニューロンにて公開しています)

 世間で見られる構築と比べて変なカードが採用されています。なぜこのような構築にしたのかを新規の感想とともに記そうと思います。デッキ枚数が40枚ではない理由は、星杖を素引きのトラウマを軽減するためです。デッキ枚数を少し増やすことで初動を確保しつつ星杖の素引き確率を減らせます。

2,新規カードの紹介と個人的な感想

 まずは、新規カードの紹介をしようと思います。

 ・《オルフェゴール・ガラテアi》

 

 リンク・効果モンスター   
リンク1/闇属性/機械族/攻 0 【リンクマーカー:左下】  
「オルフェゴール」モンスターか「星遺物」モンスター1体 自分は「オルフェゴール・ガラテアi」を1ターンに1度しかL召喚できない。 このカードはX召喚の素材にできない。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 
 (1):手札を1枚墓地へ送って発動できる。 自分のデッキ・墓地から「星遺物」モンスター1体か「オルフェゴール・バベル」1枚を手札に加える。  (2):このカードが墓地に存在する場合、 自分の墓地から他の「オルフェゴール」カード1枚を除外して発動できる。 このカードを特殊召喚する。 

・《宵星の騎士エンリルギルス》  

 リンク・効果モンスター   
リンク4/闇属性/機械族/攻2600 【リンクマーカー:右上/左/右/左下】  「オルフェゴール」Lモンスターを含むモンスター2体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 
 (1):自分の除外状態の、「オルフェゴール」カードか「星遺物」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 その後、自分の手札を1枚選んでデッキに戻して相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールを得る事ができる。 
 (2):このカードがEXモンスターゾーンから墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、 このカードを除外して発動できる。 フィールドのカード1枚を墓地へ送る


 オルフェゴールの革命的な新規です。新規カードたちのメリットとして

手札のディヴェルが1枚初動になる。
・バベルとクリマクスの両立が展開途中で可能になった。
・除外にたまることによるリソース切れを起こしにくくなった。
・永続NTRは神!!

があると考えました。

3,デッキの型の選択理由

 今回、デモンスミスをオルフェゴールと混ぜました。その理由として、

・展開を容易に伸ばすことができる。
・ロンギヌスを投げられたときにある程度のケアが可能
・デッキの必要スロットが少ない

を考えました。このデッキの考え方は、

展開を伸ばして捲られない制圧盤面を作る
多彩な誘発で戦う

です。空きスロットの多さを活かした戦い方が良いと思います。

4,各カードの採用枚数と採用理由

1:オルフェゴールカード

 ・宵星の騎士ギルス 3枚

オルフェゴールの最強初動。こいつを優先的に召喚します。文句なしの3枚採用です。

 ・オルフェゴール・ディヴェル 3枚

こいつも初動として必須級ですが、1枚初動になりえなかったため採用枚数を減らした構築も見られましたが、ガラテアiの登場によって文句なしの1枚初動になったため、3枚採用に大きな意味ができました。ギルスの次に召喚したいカードです。

 ・オルフェゴール・トロイメア 2枚

初動の一枚です。ディヴェルとは違いこちらはノーコストで召喚できないため採用枚数を減らしています。今回の構築においては素引きに対するメリットがあるため2枚の採用に。

 ・オルフェゴール・スケルツォン 2枚

墓地からオルフェゴールを蘇生できる一枚。妨害に必要な札で、妥協の初動にも使えるようにはなりましたが、強い盤面というわけではなく、そこまで引きたいカードでもないため2枚の採用です。

 ・星遺物-『星杖』 1枚

 展開に使う癖に素引きすると、落とすカードと他の展開カードが必要という杖。オルフェゴールの熟練度が高い人ほど引きます。展開パーツかつ妨害にも使うので必須です。2枚以上入れたい人はご自由に…。責任は取りません。

 ・星遺物-『星冠』 1枚


 相手ターンのガラテアiでサーチして星杖の効果でSSして妨害に使ったり、展開を伸ばしたりするときに使う1枚。EXデッキからSSしたモンスター効果を止める効果と、リンク先にSSできる(チェーンを組まないタイプ)効果を持ちます。通常召喚することはほぼないので③の効果は基本使いません。ガラテアiでサーチするカードなので1枚のみの採用です。

 ・オルフェゴール・プライム 1枚

 オルフェゴールのドロソ。オルフェゴールのドローソースは星杖を引くリスクを伴うため採用しないケースがありましたが、新規の影響で手札が必要かつ星杖引きのケア手段があるため採用しました。星杖を引きたくない思いを引きずっているので1枚のみの採用にしていますが、枚数を増やすのはありです。

 ・オルフェゴール・バベル 1枚

 オルフェの戦場(12期のカードだったら、発動処理でオルフェモンスターサーチできてた説あり)。オルフェの効果が相手ターンでも使えるようになる1枚。素引きのメリットが低く、ガラテアで持ってくるので1枚の採用。

 ・オルフェゴール・クリマクス 1枚

 オルフェリンクが場にある(永続化されたものはNG)時使える万能無効。デッキか除外からオルフェモンスターを回収する効果もあります。回収効果を使った場合は、闇機械しか出せなくなるデメリットがあるので注意してください(12期のカードだったらそんなインクの染みなかった)。副葬から展開できるパーツですが、今回は誘発を積んだため、メインでは1枚のみの採用に。ガラテアでセットします。

 ・オルフェゴール・ガラテアi 1枚

 

 オルゴールの革命的な新規①。サーチ先の優先度は、
        バベル>星冠(>星杖)
です。自己蘇生可能かつ循環できるので1枚のみの採用。

 ・宵星の騎士エンリルギルス 1枚

 オルゴールの革命的な新規②。除外のリソースを回収しつつ対象を取らないNTR(永続)と条件はありますが対象を取らない墓地送りが使える完璧な切り札(オー○ストリオン君なんていなかった。いいね?)。複数体出すのはリソースが必要になるかつレアケースなため1枚のみの採用。②の効果はバベル下であれば相手ターンメインフェイズに使用することができます。

公式の裁定

 ・オルフェゴール・ガラテア 2枚

 このデッキの展開の要。除外のリソースを回収しつつクリマクスやバベルをセットできます。除外にリソースがたまりすぎると再起不能になるため、除外リソースを動かせるカードのうち最も再現性の高い(出しやすい)このカードを2枚にすることで継戦能力を上げています。神カードなので高レアリティにしましょう。

 ・オルフェゴール・ロンギルス 1枚

 リンク3のニーサン。除外の闇機械を2枚戻しつつリンク状態のモンスターを墓地に落とせます。複数体展開するのにリソースが必要でそのようなシチュエーションが基本起こらないので1枚のみの採用です。小技として、リンク状態のカードの種類に依存しない効果なので、下画像のように相手のリンクモンスターを利用して墓地に落とす事ができます(画像の場合、バロネスかエルフを墓地に送ることができます)。

対象耐性なんて気にするから…(理不尽)

 ・宵星の機神ディンギルス 1枚

 ニーサンの最強形態(エンリルギルスが登場したため諸説あり)。オルフェリンクの上に重ねて出せ(ガラテアiの上には重ねられないので注意)、除外の機械族を素材に加えるか相手フィールドのカードを1枚墓地に送ることができます。オルフェリンクの上に重ねられるので奇襲性能が高く、素材を置換で取り除くことで自分のカードに破壊耐性を与えることができます。このカードは2枚欲しいケースがありますが、枠的に厳しいため、1枚のみの採用。

2:デモンスミスカード

 各パーツの紹介は省略します(書くのがめんどくさくなった)。基本的に展開の補助パーツとして使用するため、展開に必要なパーツのみを採用しています。不必要な札はありませんし、複数枚入れたいカードは制限カードなため入れられません。

3:復烙印セット

 他の構築では見られないカード達だと思います。採用理由としては、
・復烙印を利用することにより手札を増やすことができる。
・ビーステッドを蘇生し続けることにより長期戦に持ち込むことができる。
・そもそもビーステッドが誘発としてオルフェミラーなどで活躍する
・復烙印で除外されたM∀LICEを帰還できないようにしつつ手数を増やせる
です。しかし、復烙印は先行札である(捲り札としては弱い)ため、後攻時のサイドチェンジでは基本落とします。サイド行でもいいと思います。レベル6ビーステッドを増やすメリットが少ない(オルフェネームを引かないとオルフェ展開につなげることが出来ない)ためレベル6ビーステッドも誘発として最小限の採用としています。

4:その他(誘発+α)

 誘発は空きのデッキスロットの多さを利用して多めに採用しています。いつもの誘発セット(うららG墓穴抹殺泡影)の採用理由は説明不要だと思うので省略し、残りの誘発とその他の札について紹介します。誘発の種類を増やしているため泡影は2枚採用にしています。

 ・ドロール&ロックバード 2枚

オルフェが一番強く使えると思います(KONAMI感)

 オルフェゴール最強の誘発です。オルフェゴールはサーチ回数が少ない(プライムのドローとガラテアiのみ)ので妨害とGマルチャミーを弾く札として無理なく採用することができます。泡影と同じで誘発の種類を増やしたため2枚の採用です。

 ・霊王の波動 2枚

 SS効果を無効に出来る誘発です。SSすることによって妨害するテーマが多いため採用しました。オルフェは闇機械なので制約を無視して展開できます。デモンスミス展開や後述するアポロウーサ、リイヴの効果が使えなくなるができなくなるのは注意。泡影とドロバの枠を削って入れたため2枚採用。不要になった札は手札コストにできるのも評価ポイント。基本的には先行札として使います。

 ・マルチャミー・フワロス 1枚

 デッキEXデッキからSSした場合1枚引ける調整板G。マルチャミーシリーズのうち最も使われているものを採用。Gの3枚目の代用として入れているため1枚のみの採用。抹殺の弾になるのもgood(n勝)。

 ・禁じられた一滴 2枚

 強力な捲り札。素引きのディベルトロイメア星杖を投げ捨てましょう。先行札としてはコストの捻出が困難なため2枚にとどめています。

 ・おろかな埋葬 1枚

 古から伝わるオルゴールの単体初動(古事記に書いてありました)。召喚権を使わない初動なため採用しています。制限カードなため1枚しか入れられません。

 ・嗤う黒山羊 1枚

 アルベルの本体先行札。そのままセットして使うことも可能かつ手札コストとして強力なため採用。効果がいずれかターン1なため重ね引きするメリットはなく1枚のみの採用。後手は活躍するシーンよりリスクの方が大きい(コストにしかならない)と感じたためサイドチェンジの候補になると思います。

 ・I:Pマスカレーナ 1枚

 真の終身名誉オルゴール会員。新規があろうがなかろうがこのカードは必須です。基本的にはリトルナイトを立て、マスカレーナに無効当てられそうだけど今除去したいモンスターがいない場合など状況に応じてSSするモンスターを変えます。先行展開で立てたいモンスターなので1枚必須です。

 ・S:Pリトルナイト 1枚

 「I:Pマスカレーナ」で相手ターン特殊召喚して妨害したり、EXデッキのカードを素材にSSすることによって盤面を捲る(この効果を使った後バトルフェイズでダイレクトアタックできないことに注意)ことができます。また、拮抗勝負や対象をとるカードを②の効果を使って躱すこともできます。先行で妨害する用と後手捲り用で2枚欲しいですが、制限カードになってしまったので1枚採用です。必須カードです。

 ・アクセスコード・トーカー 1枚

 オルゴールのリーサルウェポン。オルフェゴールは意外に打点を捻出するのが困難で、リーサルウェポンは必要だと思います。ここのカードはほかのカードで代用できますが、このカードが出しやすく優秀だと思い採用しています。また、デモンスミスを混ぜたことにより、破壊効果のコストの種類が増やせるため、このカードがさらに優秀になったと思います。

 ・召命の神弓ーアポロウーサ 1枚

 デモンスミスの展開力を利用して誘発をケアしたり、マスカレーナで出したりします。オルフェゴールトロイメアで星杖を落とすことで、効果コストを1回増やせたりできます。メインデッキのオルフェゴールカード(+星杖の除外からSSする効果)の効果を使うとSS出来ないのに注意してください。

 ・星鍵士リイヴ 1枚

 捲り札と先行の妨害札として使える優秀な1枚です。ガラテアiによって星遺物モンスターを墓地に出力しやすくなったため、出しやすくなりました。後述する「星遺物を継ぐもの」をセットしたり、対象を取らないバウンスを使用したりできます。メインデッキのオルフェゴールカード(+星杖の除外からSSする効果)の効果を使うとSS出来ないのに注意してください。

 ・星遺物を継ぐもの 1枚

 リンク版死者蘇生。先行の展開力を格段に上げてくれるため採用しています。リイヴでセットするため1枚のみの採用。

5:サイド+採用候補

 サイドについては改善の余地があるので、採用候補も含めて紹介したいと思います。今回は、M∀LICE・オルフェゴール・原石青眼を見てサイドを決めています。(メメントに関しては対面の経験不足で分かり切っていないためここには入れませんでした

 ・アーティファクトセット


 今期、除外を使うテーマが多いということで、除外メタである「アーティファクトーロンギヌス」とどの対面も見られる「アーティファクトーデスサイズ」とそれらをデッキから出力できる「アーティファクトの神智」を入れました。神智とデスサイズは先行札、ロンギヌスは安易に投げると自分の妨害も機能しなくなる恐れがあるので対面を見て決めてください。私は、基本は保険と抹殺用で1枚。除外が刺さる対面かつ後手の場合は3枚入れるようにしています。

 ・原始生命態ニビル 2枚

 展開絶対許☆サンバ!の一枚。ニビルをケアした展開をしてくる対面もありますが、甘えた展開には刺さるので、意識外からの一撃を見せましょう。誘発の種類を増やした構築なのでこちらも2枚の採用になっています。

 ・バック破壊セット)

 罠パカを咎める一枚。オルフェゴールはバック除去をするのに盤面の手数が必要で、オルフェゴールの心得を持っている罠ビート使いには押し切られてしまいます。のでここの2枚は必須かなと思います。罠を使わない対面には安易に打つとデスサイズを踏むので気を付けましょう(n敗)。後手札なので先行では使いません。

 ・サモンリミッター 1枚

 最強の先行札。このカード投げればほぼ相手を詰ませられます。ディンギルスでこのカードを守れたりするので使い勝手は良いと思います。

 ・レッド・リブート 1枚

 罠を咎める一枚。霊王の波動や神智など刺さる罠カードは多いのでそれらを防ぐ保険の1枚です。アクセスコードでセットを処理できるのも◎。先行でも使える1枚です。

 ・照耀の光霊使いライナ 1枚

 M∀LICEやオルフェゴール対面で相手が投げてきたロンギヌスを利用するための1枚です。デモンスミスを使って出します。その時、元々の所有者は相手なので、墓穴を貰うリスクを無視したうえで使えます。破壊されると、ルリーかラクリモーサを持ってこれるのでデモンスミス展開にもう一度アクセスできるのも◎。

 ・三戦の才

 採用候補。オルフェゴールは手札コストが必要になったため、手札を増やせるカードが欲しいということで候補に入れました。アーティファクトセットの枚数を絞ってサイドに投入することも試してみようと思います。

 ・カオス・アンヘルー混沌の双翼ー

 フィニッシャーの1体。アクセスコードとの入れ替え候補です。デモンスミスとビーステッドでレベル6を供給しやすい構築になっているので、採用候補にしました。盤面を荒らす能力がアクセスコードの方が高いと判断したため採用しませんでした。

 ・光なき影 ア=バオ・ア・クゥー

 デモンスミスで立てられる一体。ロンギヌスをもらった時の妨害手段として採用を検討しています。妨害にも、展開にも使える1枚ですが、リーサルウェポンとしては優先度が下がると判断して、今回採用を見送りました。

 ・幻創龍ファンタズメイ

 リンクデッキ対面に使える一枚。サイドに入れる候補です。手札を増やせるわけではないので手数を重視しているこの構築では悩むカードだと思い今回は入れませんでした。

5,オルフェゴールデッキの考え方

 オルフェゴールデッキの考え方として、「リソースが循環する性質を利用して長期戦に持ち込む」が重要だと思います。無理にリーサルを狙う、展開を止めるために雑に妨害を吐いてしまうと貫通されて敗北してしまいます。オルフェゴールは、今も昔もリソースが循環することによるミッドレンジ性能の高さが長所であるため、とにかく生き残るために妨害を吐く、生き残るためにリソースを残しておくことを意識してください。体感ではありますが、過去の環境で長期戦に持ち込んだ試合の勝率は過去の環境デッキに対しても引けを取らない性能をしていると思います。

6,展開の小ネタ

 展開については多様で、数多のニーサンが展開を紹介していると思うのでそちらを参考にしてください。本記事では、展開について意識しておくとよいと思ったことを紹介しようと思います。

1:誘発との向き合い方

 このデッキにに刺さる誘発は、前の記事でも紹介しましたが、
  ・TierS(絶対に無効化)→アーティファクト・ロンギヌスアトラクター増殖するG深淵の獣系統、マルチャミー・フワロス
  ・TierA
(余裕があれば無効化。なかったら止まろう)→マルチャミー・ニャルスニビル、霊王の波動
  ・TierB(他のギミックに吸ってもらえばOK)→無限泡影などの無効誘発うらら、γ
  ・TierC
(効かない。無視してOK)→ドロール、マルチャミー・プルリア、聖王の粉砕
だと思います。オルフェゴールは、展開を伸ばしたり、ミッドレンジで戦ったりするためには、ディヴェルの効果を通すことが重要です。新規により、ディヴェル無しでも展開ができるようになりましたが、返しのターンの手数が切れ、相手ターンを耐えきったのに何もできずに負けてしまうことがあります。ギルスに無効系誘発とディヴェルの効果が通らない(そもそも使えない)が致命的なので、絶対にそこを通せるようにしてください。Tierが上の誘発を優先して止め、下の誘発はあえて受けるという意識を持つと、オルフェゴールの動きがしやすくなると思います。墓地にギルス以外のオルフェメインモンスターが残りさえすれば、それがそのままリソースになるので粘り強く戦えるようになりましょう。

2:ダメステトロイメア

 これは、オルフェゴール使いがよくやる動きで、名前の通り、相手ターンにトロイメアの効果をダメージステップに使うことです。ダメージステップに使うことに意味があり、ダメージステップ時には、
  ・打点が変動する効果
  ・発動を無効にする効果
しか使えません。なので、このトロイメアの効果を確実に通すことができ、戦闘で返り討ちにできます。このとき、星杖を落とすことにより、攻撃力を800(これが最大値)上げることができます。「オルフェゴールノダテンハプラスハッピャクテン」と覚えておきましょう。マスカレーナは1600、リトルナイトは2400、ガラテアは2600です。また、アポロウーサの効果コストを1回補うことができます。

3:ガラテアiとエンリルギルス

 ガラテアiの蘇生効果とエンリルギルスの除外からの回収効果で墓地のオルフェゴールカードを回収するコンボです。これにより、オルフェゴール魔法・罠カードも循環するようになりました。特にクリマクスを再利用できるのは長期戦において凶悪です。

4:アクセスディンギルスの呪い

 気にする場面は減ってきたと思いますが、まだ気にしなければならない呪いです。これは、アクセスコードとディンギルスの打点のことを指しており、リンク3を素材したアクセスコード+ディンギルスの打点が5300+2600=7900でライフを削りきるのに100足りないという呪いです。トロイメアの効果を使えばケアできますが決めきれなくて捲られたら悲しすぎるので忘れないようにしましょう。

7,最後に

 ここまで長々と書いてきましたがオルフェゴールは、新規によって環境デッキに入るほど強力になったので、展開や構築は世に出回っていると思います。今回は、自分なりの考えを言語化するために残しました。ので、参考にしたうえでオルフェゴール上達の糧にしていただけたらと思います。自分は仕事の都合上大会に出るのが難しいので、この記事を参考にして大会で活躍してほしいと思います(ただの他人任せ)。参考にしました報告があれば絶頂します。それでは、良い星遺物の物語を。


 ※この記事の訂正、有用な意見、質問等があればXのDMまでお願いします。


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