プロセカのライブで「キャラクター」を体感してきた話
1.はじめに
こんにちは。御覧いただきありがとうございます。
すこし期間は経ってしまいましたが、先月、アプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク(プロセカ)」のライブである「セカライ」の2ndライブに参加してきました。
ボーカロイド系のコンテンツよろしく、マジカルミライのような形式で、プロセカのキャラクター達+バーチャルシンガーが3Dになってステージで歌い踊るライブです。
声優ライブ等とその様相は大きく異なり、キャラクターそのものが目の前に現れ、活躍する姿を目に焼き付けることができます。
円盤などの映像で見るとあまり伝わらないのですが、本当に3Dのキャラクターがステージ上に実在しているように見え、その映像技術はとにかくすごいです。これは実際に見て体感しないとわからないとしか言えないのですが、ほかのコンテンツでもこういう形式のライブが増えないかなぁと密かに思っていたりします。(特に男性向けコンテンツは未発展の分野かと)
また、セカライのここがすごい!(帝京平成大学)のは、プロセカのほぼ全キャラクターの3D映像が登場する点。
オリジナルキャラクターだけで5ユニット×4人=20人。それに加えて、さまざまな姿を持つバーチャルシンガー(ざっくり言えば、初音ミクがユニットごとにさまざまな姿で登場するようなもの)もいて、それも合わせるとざっと35ぐらいのアバターとなるのではないでしょうか。
そのキャラクター達が縦横無尽に駆け回るという、物量としてもかなりのものです。
曲はすべて生バンドによる生演奏。山本陽介などなど、各種オタクライブでも見聞きするようなバンドマンの方々による迫力の生演奏を楽しむことができます。
1stライブにも参加し、その凄さは目の当たりにしていましたが、今回の2ndも大変すばらしいものでした。
1/7(土)~1/9(祝)に幕張メッセ3Days、
2/25(土)、2/26(日)にインテックス大阪で2Days。
幕張メッセ3Days公演は3日間とも夜公演に参加。あまりにも良すぎました。(昼公演の時間は別イベが)
大阪公演はもともと行く予定がなかったにもかかわらず、あの素晴らしき幕張公演をもう一度・・・ということで急遽2/26(日)の昼夜公演のチケットを取って、夜行バスにて大阪行きをキメました。(もう夜行バスは乗りたくない)
参加した5公演とも、影ナレや幕間の寸劇が異なる以外はすべて同じセトリだったのですが、それでもどの公演も大満足でした。
2次元のキャラクターがその場にいるという“次元を超えるような体験”や、現地でしか味わえないプレミア感がそれを後押ししているのかもしれないですが、ここまでくると、もはや中毒かもしれない。そんな中毒に陥ってしまったこのライブの感想を、備忘として書き残しておこうと思います。
1月に書き残した遺言が残っていたので、そこから一部加筆しています。
また5回同じライブを見たにもかかわらず、記憶が混濁していたりします。ご了承ください。
2.会場の様子
昨年度の1stはコロナ禍まっただなかなことや、キャパが広すぎたこともあり、一席あけな上でかなり空席も目立ったのですが、今回は席も詰めずほぼ満員状態。
1stはスペースが広々として超自由に動けたのでそれはそれで楽しかったですが、今回の2ndで所狭しと人が詰まった光景は、ライブの空気感がより強く味わえてこれもまた良いものでした。まあ狭いんだけど。
男女比は半々ぐらい。多少女性のほうが多いだろうか。
普段プロセカは女性比率が非常に高く、コラボカフェ等に行くと男性がアウェーになるレベルなのですが、セカライになると男性比率が多少上がります。これはセカライになると初音ミクをはじめとするバーチャルシンガーのオタクが参加するケースも多いためかもしれない。
女性多めの現場特有の、『痛バッグが陳列される』あの光景はあまり他現場で味わうこともないので楽しいです。キモのオタクがこれやってもキツいだけですが、若い女性の皆様だとなんか絵になるんですよね。(LGBT法)
でも男性のオタクももっと増えてほしい。プロセカでは、ガールズバンドユニット、アイドルユニット、男女混合ユニット、初心者にもやさしいボカロ楽曲群、感情がボコボコに破壊されるストーリー、それを彩るボカロPによるオリジナル楽曲・・・などなど、各種豊富に取り揃えてお待ちしております。
ここまで、プロセカを知らない人にも良さが伝わればよいなと思いつつ書いてみたのですが、ここからはプロセカ知らないとわからない内容もあるかなと。。。よくわからんけどキモのオタクがなんか騒いでいるという感じで、暖かく見守っていただけますと幸いです。
3.前半
1.STAGE OF SEKAI / Leo/need+鏡音レン
「セカイ」という単語が入る、一見プロセカの表題曲とも思えるこの曲が一曲目です。女子4人のバンドユニット「レオニ」による演奏。
「君が輝ける場所はここだよ」という歌詞と、爽やかなメロディから始まります。心に響く音楽を届けたいというレオニメンバーの思いが、我々豆腐(プロセカのアバターのこと)に突き刺さります。
自分がレオニのセカイである「教室のセカイ」にいざなわれたことを実感するのでした。
レオニのバーチャルライブといえば、バンド演奏。キャラクターが3Dで演奏します。
ときたま、お前プロレベルだろと思えてしまう演奏をすることもあります。そりゃまあ、彼女ら、壇上の脇でギター弾いてる山本陽介とかと同じレベルで演奏しているわけですからね。
そして、レオニのもう一つの特色といえば、キーボード「天馬咲希」の手が空いているときに繰り広げられるかわいい踊り、通称『暇咲希』
早速この曲から本領を発揮していきます。
サビの「君が輝ける場所はここだよ」という部分で軽いダンスをする天馬咲希、とても、萌えです。自分も負けじと(?)振りを真似します。多少サビによって微妙に動きが変わっていたような気がします。少しばかりフリースタイルでやってる感じなのでしょうか。これもまたライブという感じでよいです。
曲が終わり、簡単なバンドメンバー紹介がされました。
バンドユニットであるレオニらしい開幕となりました。一歌が次の曲を紹介し、曲が始まります。
2.Calc. / Leo/need + 初音ミク
演奏が始まったのはボカロのカバー曲でいきなり度肝を抜かれました。1stのセカライから構成が変わっている。
1stでは、このパートはプロセカのオリジナル曲が続けてくる流れで、ボーカロイドのカバー曲を披露するのは、後半のパートでした。
それが、前半からいきなりボカロカバー曲を持ってくるという構成になっていたということで、一発目の公演ではだいぶ沸いた記憶です。
曲中ではメンバー同士で目を合わせたり手を振ったり、ドラムの穂波の近くにベースの志歩が寄ってきたりと、レオニの仲の良さが垣間見えてとてもいいなぁと思いました。とにかく一挙手の動きがリアル。
爽やかな2曲のナンバーから入り、いったんレオニの時間は終了です。
続いて登場したのはアイドルユニット「モモジャン」
モモジャンが登場するや否や、センターに立っていたのはわが推し「桃井愛莉」。可愛い上にとても芯が強い姉御肌で、強い志を持ってみんなに元気を届けてくれる最高のアイドルなので皆様どうぞよろしくお願いします。
そして脇にいるのはバーチャルシンガー「初音ミク」
ここから導き出される、桃井愛莉の「だからもっと!」からの歌いだしによるこの曲。
3.モア!ジャンプ!モア!/ MORE MORE JUMP! +初音ミク
初回はイントロとともに大絶叫でした。ナユタン星人によるアップテンポなブチ上がりソングです。
今回のセカライでの重要な要素に「声出し」がありました。
自分も声出しをしたのはコロナ禍以降初めてとなったのですが、そもそもプロセカ自体がコロナ以降でリリースされたゲームなので、プロセカ界隈のライブでこのような声出しができる環境自体が初めてになります。
この曲は終始コールがとび交う、まさにアイドル!といった曲です。
それでいて「あなたのハートずっと離さないから」と桃井愛莉が歌う姿が見られ、愛莉推し冥利に尽きる曲でもあります。
一度アイドルを諦めた桃井愛莉が、またモモジャンというユニットで、アイドルとして立ち上がる。そんなイベントを彩った曲。
高まりながら、元気に飛び回る桃井愛莉に釘付けになっていました。というかモモジャンの時間は5公演とも桃井愛莉しか見ていないので桃井愛莉の感想しか出てきません、花里みのりさん、桐谷遥さん、日野森雫さん、初音ミクさん、大変申し訳ございませんでした。後で円盤でほか4人の動きも見返したいなと思っています。
曲の中でしきりに出てくる「モアモアジャンプ!」というコール。まさにジャンプ!というだけあって、実際に跳びたくなるのでした。
しかし、周りに女性の方が多かったこともあって、ただでさえ周りよりも身長が高い中で飛ぶのはちょっと憚られるなぁ、と思ってもいた(そもそも跳び禁だった?)ので、高まれる範囲で高まれたかなと思っています。跳べないア〇マス現場で鍛えておいたのが功を奏しました(アイマスは跳ばせてくれ!!!)
MCでは自己紹介が行われました。ちょくちょく挨拶の合間に桃井愛莉が積極的に会場にレスを送ってくれて、絶対に僕と目が合ったと思うし、僕に手を振ってくれたと思う。
その後、みんなで振りの練習をしよう!ということで、最初に簡単な振りつけ講座が行われました。本当にアイドルのライブだなぁという流れですし、桃井愛莉が先導してMCを引っ張る姿は、まさに桃井愛莉だなぁ、とも思います。
そこで始まったのはこの曲。
4.ヴァンパイア/ MORE MORE JUMP! + 初音ミク
ここでもカバー曲を織り交ぜてきます。サビの部分で手を上に上げて「ハイッ!」とコールをして、会場の一体感を高めてくれます。
サビの後半にポーズを決める個所があるのですが、そこの桃井愛莉がとんでもなく可愛くて5回中5回は心臓が止まるかと思いました。
いったん、モモジャンの時間は終わり、次に男女2名ずつのストリートミュージック系のパフォーマンスユニット、ビビバスが登場。
5.シネマ / VIVID BAD SQUAD + KAITO
お?という選曲。この曲はセカライ1stでも披露されている曲になります。前回のセカライの曲もやるのだなと。とはいえこの曲は好きな曲なので今年もまた聞けた嬉しさがあります。
この曲はメンバーの1人、東雲彰人がメインのバナー曲です。
今更ながら、自分は最近ビビバスのイベストを読んでいました。このゲーム、それなりに続けてはいたものの、なかなかストーリーの物量が多いのでこういったタイミングが無いと過去のイベントエピソードを追う機会が作れないがち。年末年始の時間を使って猛烈にイベントストーリーを追い上げていました。
シネマのイベントは、東雲彰人が壁にぶち当たる姿と、それに負けるまいと頑張る向上心の高さが垣間見れる印象深いイベントで、そんな彰人による歌唱とキレキレのパフォーマンスが見られる感慨深さに浸っていました。イベントエピソードを知ることで、またセカライ1stとは違った見え方になった、そんな気がします。
あと間奏あたりで楽しそうにクラップをする小豆沢こはねはかわいいのですが、口を開けばCV.秋奈のスーパーパーフェクト高音ボイスなので、いつ見てもそのギャップに痺れます。
6.ECHO / VIVID BAD SQUAD + 巡音ルカ
間髪入れずに次の曲へ。イントロとともに驚きの声、自分もびっくりした。全編英語で繰り広げられるカバー曲。縦ノリが似合う曲です。
この曲のみならず、プロセカは最近英詞のボカロ曲も積極的に収録しています。世界の初音ミクといったところでしょうか。
そして、この曲で素晴らしかったのは、フォーメーションダンスによる全体的な映像と演出の質の高さ。この曲は中盤に非常に長い間奏がありますが、キメるところはバチバチに踊り、静かな部分では一部メンバーだけ動きが止まる、かと思えば、音が一斉に跳ねるところで全員が動き出す。そんな静と動の切り替えが美しかったです。パートに応じて縦横無尽に変わるフォーメーション。ビビバス、本当にかっこいいです。
ビビバスのターンは終わり、次に登場したのは私の最推しユニット、男女2人ずつのハチャメチャショーユニット、ワンダショの登場です。
はじまるや否や、このユニットお得意のショー仕立ての語りが始まります。これから観客に「ペガサス団」の入団試験に参加してもらうという語り。まさにワンダショのショーを見ているような感覚です。そして端に立つのはKAITO。もう最初の曲はこれしか考えられません。
7. トンデモワンダーズ / ワンダーランズ×ショウタイム + KAITO
sasakure.UKによるトンデモハチャメチャな楽曲の披露です。再推しユニットのショーを見ているという幸せに浸ってました。
ゲームでも3DMVがある曲で、すでにダンスは知っていたりしましたが、ゲームにはない2番のパートで鳳えむが「OK!」をしたり、ラスサビ前に天馬司が「うわぁ!」とのけぞるところがあったり、新たな発見もありつつ、とにかくハチャメチャで楽しい。
実はサビがちょっと振りコピしやすいなと思う。自然に身体が動いてしまった(ドナルド・マクドナルド)
ラスサビで司の「まてまてまて」の振りをする部分が印象的ですが、実際に「まてまてまて」をする人が多かったです。自分も全力でやった。
その後のラスサビで5人が輪になって回る部分も3DMVでよく見ていましたが、そこの部分を見ている時の多幸感たるや何者にも代え難い。みんなに笑顔を届ける!がモットーのワンダショによる、最高に笑顔になれるパフォーマンスでした。
8.踊れオーケストラ / ワンダーランズ×ショウタイム + 巡音ルカ
これまー-----じで嬉しい選曲。本当に嬉しかった。これはYASUHIRO(康寛)作曲のボカロカバー曲ですが、直前に歌ったトンデモワンダーズのイベントストーリー「ワンダーマジカルショウタイム!」そのもののような歌詞になっていて、プロセカでの収録が決まった時からこのイベントストーリーが想起される程度にはリンクしているなと思っていました。というか踊れオーケストラをモチーフにこのイベスト書いてたんじゃないか??街を包み込む超常現象が夜空に今輝いて退屈が泣き出すんですよ。このイベントストーリーの中で披露されるショーのラストで歌われているようなイメージが頭に浮かびます。
あと、「正体は実は案外悲しいもの・・・」というところもなんだかワンダショの「ただ明るいだけではなく、実は悲しいことや寂しいこともたくさん見え隠れしていたりする。でもやっぱりみんなに元気を届けたい」という思いが感じられるのがとてもぐっと来てしまいます。トンデモワンダーズからの流れを汲むと泣けてきてしまいました。つまりスマイル・オブ・ドリーマーということです。(イベストに、たどり着いてほしい。)
ワンダショの時間が終わり、次はダーク寄りな楽曲が特徴的な音楽制作ユニット「ニーゴ」が登場です。
9.悔やむと書いてミライ / 25時、ナイトコードで。 + 初音ミク
こちらはセカライ1st披露済みの曲です。ニーゴミク萌え萌え同盟なのでニーゴミクを見てました。よく知っている初音ミクとは全然風貌が違いますが、すました表情でありつつも、動きはめちゃくちゃ激情な感じなのがいいです。
会場で炎が上がっていたのってここだったか少し忘れたのですがこの辺りでアチチとなっていたような気がします。
この曲の後に、ニーゴMEIKOが出てきて意味ありげなMCが始まります。ニーゴMEIKOといえば、暁山瑞希のイベントストーリーに深く関わる重要キャラの位置付けです。
プロセカのバーチャルシンガーは、プロセカキャラの先輩のような位置付けで、迷ったときにアドバイスをしたり、指針を出すきっかけをくれるような存在です。しかし、ニーゴMEIKOはその中でも特殊な存在感があって、暁山瑞希のストーリーに深く関わることが多いけれど、余計な口出しはせずに見守りに徹するスタンスです。プロセカのバーチャルシンガーの中でも、特定のキャラとのかかわりが深かったりするのはニーゴMEIKOぐらいなんじゃなかろうか。
そうすると、ここでMEIKOが出てくるということは。暁山瑞希バナーの“あの曲”が来てしまうのか・・・?と思ったのですが。
予想は外されました。
10.フォニイ / 25時、ナイトコードで。 + MEIKO
思ってたのと違うのきた、でもこれはこれで嬉しいやつ。
カバー曲枠です。しかしながら、暁山瑞希や朝比奈まふゆの本質にも関わるような歌詞がマッチしていて突き刺さる。誰にも言えない「秘密」を持った2人の心が表現されているようで、胸が締め付けられるような思いです。
ただ単純に曲は高まりなので、非常にブチ上がりました。(小泉進次郎)
サビのフォニイ、フォニイ、と歌う部分でけだるげに狐のポーズをとるのがなんかとてもかわいかったですね。個人的にはMEIKOがこれやってるのがなんか萌えだなとおもいました。普段はスン、とすましているようなキャラクター性なので。
フォニイの後は、休憩時間に入りました。
休憩時間には、ユニットストーリーの映像が流れます。ここは公演ごとに異なる内容。1stだと全ユニット5連続で短いストーリーが流れていたのですが、今回2ndでは1ユニットが長めの尺を取ってストーリーを見せてくれていました。
1日目夜はレオニ。誕生日前日の日野森志歩を祝うという内容でした。これ、せっかくだったら翌日の誕生日当日にやっても良かったのでは感はある。
2日目夜はモモジャン。みのりが全力で休憩をするという話をしていましたが、実際ここまで超ハイテンポなライブが進んでいるので本当に休憩させてくれという感じでした。雫がみんなに温かい飲み物を配るということで、本人のストーリーでもあった味噌汁でも配るのか?と思ったのですが、レモネードだったので安心しました。
3日目夜はビビバス。ビビバスとして活動を続けてきて、みんな変わってきたな、という話をしていました。自分はまさにビビバスのストーリーをライブ前に追っていたタイミングだったので、確かに変わったよな~とうなずいていました。白石杏が小豆沢こはねとじゃれつくシーンも見られ、会場からは女性の悲鳴が上がったりもしてました。ビビバスは女性人気が高いユニットで、基本的に男性メンバーが出てくると会場のどこかしらから悲鳴が聞こえるのですが、杏こはの二人組も結構人気なんだなと思いました。
大阪二日目はニーゴ。ということは、一日目がワンダショだったのですが、そこだけ現地できていなかったのでやらかしという感じです。瑞希とまふゆは体力あるよなという話をしていました。
4.後半
MCが終わり、後半に突入です。
バーチャルシンガーが出てきました。何も知らなかった1公演目の私は、全5ユニットの幕間ストーリーが流れるものだと思っていたので、1ユニット分のストーリーが終わった直後に「休憩できたー?」と言われ、全然休憩しきれてないんだが!?となってしまいました。
バーチャルシンガーは、ここで千本桜を披露。
11.千本桜 / VIRTUAL SINGER
セカライ1stでも披露済みの曲。やはり、バーチャルシンガー6人が動き回る姿は壮観です。
セカライの3D映像についてですが、プロセカキャラクターとバーチャルシンガーでは明らかに動きのキレの違いが意識されていると思います。オリジナルキャラクターはあくまでも人間らしさを意識した動きになっているのですが、バーチャルシンガーは本当にバーチャルの存在らしい、完璧な動きを突き詰めている、そんな気がします。流れるようなミク達の動きには思わず見とれてしまいますね。
千本桜が終わると、なんと出てきたのはワンダショ+鏡音レン。思わぬ順番で出てきて、何も準備できていなかった初回ではあわてました。
流れとしては先ほどの「ペガサス団入団試験」の続きということで、こちらの曲を披露。
12.テレキャスタービーボーイ / ワンダーランズ×ショウタイム +鏡音レン
ワンダショで鏡音レンが出てくる曲の選択肢は幅広いのですが、ここでは1stでも披露済みのこの曲を披露。やはりこの曲はアガります。
サビ終わりにワンダショ全員がジャンプをする個所で、草薙寧々がスカートを抑えながら内股気味に飛んでるのが好きです。
曲が終わると、無事入団試験も合格ということで、我々豆腐もペガサス団の一員となることができました。そこからは、みんなで冒険に出発!という小芝居が始まります。
「はい隊長、提案があります!」という語り口。・・・あれ、これって?
「着替え忘れた~!」というレンの語り口から、レンはいったん捌けていきます。。もしかして・・・?
ということで、その後も立て続けに「モバイルバッテリー持ったー?」「志は持ったー?」という煽りが始まり、もう誰もが気づいたであろう。この曲が始まります。
13.にっこり^^調査隊のテーマ / ワンダーランズ×ショウタイム + 初音ミク
楽しすぎる!!!とにかくぶち上がりました。「わんだほーい!」や「もちろん!」などの各種コールも全力でやることができてとにかく大満足です。この曲はコールがあって成り立つ曲だなと思います。あと、地味にサビ後半の振りコピが楽しい。
今回のワンダショはとにかく楽しい!が重視されているセトリだったと思います。MCもショーを見ているかのような仕立てになっていて、ワンダショのショーが見られたのだなという充足感がとてもありました。
みんなを笑顔にしたいというワンダショの志、確かに我々豆腐に届きました。ありがとう、ワンダーランズショウタイム。
でもライブでこんなに楽しい姿を見せておいて、イベストを読むと「それだけではない」姿を見せつけてくるのがあまりにもズルいので、今後ともワンダーランズ×ショウタイムさんに情緒を破壊され続ける人生を歩もうと思います。絶対にこの4人じゃないとダメなんだよ、ワンダーランズ×ショウタイムは。
14.天使のクローバー / MORE MORE JUMP! + 鏡音リン
お次は間髪入れずにモモジャンが再登場。
ここでは1stで披露した曲を披露。この曲はなんといってもコールが命です。1stではできなかったコールを、この場で全力で届けることができました。
最後の「全身全霊モアモアジャンプ!」のコールができたときは脳汁が半端なかったです。
MCでは、天使のクローバーを歌ったときの思いを花里みのりが語っていました。この花里みのりのイベストが本当にいいんだ・・・唯一のアイドル未経験者だった花里みのりが「アイドル」として希望を届けるストーリーにはぐっと心が掴まれます。
その後のMCで、もっともっと、たくさんの元気と希望を届けたい!明日からも頑張れるように!という語りが始まり、特に翌日仕事となるタイミングで聞いたときには沁みました。モモジャンのストーリーもワンダショ同様にただただ明るいだけではないのですが、それでも希望を届けたいという思いで頑張る姿を通して、とにかく見ているこちらにも本当の意味で元気をくれる素敵なユニットだと思います。
そんなMCから始まった最後の曲がこれ。私は吠えた。
15.心予報 / MORE MORE JUMP! + 初音ミク
この曲、モモジャンのカバーで1,2を争うレベルで好きな上に、まさか来るとは思っていなかったので死ぬほど嬉しかったです。Eveによる楽曲のカバーですが、Eveの曲の中でも一番好きかもしれない。そして、天下のイノタクが編曲している曲でもあります。またしても僕はイノタクに負けた。
バレンタインをイメージした甘々な曲ですが、なんといってもこのカバーの真髄は「桃色の心予報」という歌詞を歌い上げる推し・桃井愛莉だと思います。(というか桃井愛莉しか見ていないのでそういう感想しか出てこない)東京公演では記憶がぶっ飛んでいたのですが、大阪公演で改めて冷静に見たときに、桃色の心予報のところで桃井ポーズをやってたのを目撃してしにました。桃井愛莉、キュートな見た目ですがその裏には苦難や努力があり、その上でステージで全力のかわいいを届けてくれる姿を見るだけで感極まってしまいます。好きなアイドルが、好きな曲をキュートに歌い上げる時間、ただただ幸せな時間でしたし桃井愛莉に恋をしてしまいそうになりました。3DMVがない曲だったので振りも初公開でしたが動きも振りもアイドルすぎてとてもかわいらしいですし、随所のクラップも楽しい。
あと、大阪公演はバレンタインに比較的近い時期だったので、余計にこの曲の輪郭を感じながら聞けたのもよかったですね。
今回のライブで一番嬉しかったのはこの曲かもしれません・・・
16.街 / VIVID BAD SQUAD + 鏡音リン
お次はビビバスです。ここでは白石杏のバナー曲「街」。このライブでは唯一落ち着いて聴けるポイントだったのではないでしょうか?逆に言えばこれまでのほかの曲がぶち上がり曲しかないんだが。頭がおかしいです。
ビビバスメンバーにとって大切な街の風景を、エモーショナルに歌い上げます。これもビビバスのイベストを読んだからこそ沁みるところがありました。大阪公演最終回で凪さん(ビビバスに関わる重要なサブキャラ)の話をしてたときに凪さーん!と絶叫してたオタクが印象的でした。
17.DAYBREAK FRONTLINE / VIVID BAD SQUAD + 初音ミク
かと思えばまたブチ上げていく。ビビバスミクと彰人冬弥の動きがキレッキレでとにかく見ごたえがありました。ビビバスミクと青柳冬弥、こんなパフォーマンスを見せておいて料理がアレなのがまたいい。(最新イベスト)
東京2日目夜の話ですが曲中で後ろの女オタクが無限に金切声を上げていてめちゃくちゃ爆笑してました。女性が多い現場ならではのこの黄色い歓声、面白いです。
18.ビターチョコデコレーション / 25時、ナイトコードで。 + 初音ミク
ニーゴは2人ペアで歌うカバー曲が多く、4人で歌うものは数が少ないので必然的にこの曲選になるかと思います。3DMVにもなっている曲ですが、ふわふわと揺れるような動きがなんとも幻惑的です。「僕は大人にやっとなったよママ」のところを朝比奈まふゆが歌うの、毎回それなんだよなとなります。
1stでは2人ペアの曲を披露することもあったのですが、今回2ndは基本的に4人全員が出る曲を歌うようになっていますね。やっぱり2人ペアにするとそのぶん曲数的に1キャラクターの出番が減るので見直されたのかな、という気がします。
19.ロウワー / 25時、ナイトコードで。 + MEIKO
突然始まった長い特殊イントロの1コード目で把握してしまいました。来てしまった、この曲が。前半のフォニイのところで来ると思っていたのですがここで来るか。
この曲はたぶん曲単体で見れば高まり曲の部類に入るのでしょうが、この曲のイベストがイベストなので感情に支配されてあまり身体は動かなかったような気がします。暁山瑞希、幸せになってくれ。
今回、MEIKOはまさかの2曲ともニーゴの枠での登場でした。今回のライブでは、バーチャルシンガーの登場回数が見直されていました。1stはそもそもミクが中心の楽曲が多かったため、ほかのバーチャルシンガーはどこかのユニットで1曲ずつの登場だったのですが、今回はミク以外も2曲ずつ出てくれていました。たとえばKAITOであればワンダショとビビバスで1曲ずつ出ていたという具合。ただMEIKOは2曲ともニーゴでまとめられていたので、やっぱりニーゴMEIKOの存在感の強さを感じます。
20.ヒバナ / Leo/need+初音ミク
はい来ましたセカライ1stでもかまされた壊れ曲。ペンライトを投げ捨ててレオニのジュエルライトを装備して†拳で†戦いました。前回は高まりすぎて何も記憶がなかったですが、今回は少し冷静になれたのでサビで暇咲希の真似をしていました。
レオニも出てきたということで、もうライブも終盤。最後の曲ということで、レオニにとって思い出深い曲、という語り口から最後の曲に繋げられました。
21.ステラ / Leo/need + 初音ミク
TRUE END。この曲はかねがね生バンドで「エモ」を感じながら聞きたいなぁと思っていたので、最後にレオニがこの曲にかけた想いを語ってから曲につながる流れも含めて、最高の流れで聞くことができました。かつてはすれ違っていた幼馴染同士でしたが、再び今このステージで、昔と変わらず4人で一緒に空を見上げることができている。そんな嬉しい気持ちも味わうことができたと思います。
ラスサビの最後で「ずっとー↑」と上に伸び切る部分が本当に気持ち良すぎて天を仰いでました。
どうでもいいけどイントロの天馬咲希ソロパートのキーボードは名ピアニストすぎました。今度はお前のてらてらが聴きたい。
アンコールの後は、バーチャルシンガーが登場。最初に一部のバーチャルシンガーが登場して、あとから全員が集合するつくりなのですが、最初に登場するバーチャルシンガーは回によって異なりました。1日目夜はリンレン、2日目夜はMEIKO、3日目夜はミク。大阪2日目がKAITOだから大阪1日目はルカですかね。
バチャシンがそろって歌う曲ってなんだろう・・?と思いましたが、まさかのこの曲。
22.群青讃歌 / VIRTUAL SINGER
なるほど~と思いました。Eveによるプロセカ1周年楽曲です。
最近のゲーム内のバーチャルライブでも、プロセカ収録の3DMV曲をプロセカオリジナルキャラクターの代わりにバーチャルシンガーが披露するという一幕が見られたりするのですが、それと似たようなものかなと。
もともとはボカロ曲ですが、プロセカでは先輩のような立場として登場するバーチャルシンガーが、ある意味曲を「カバー」しているようにも捉えられなくもない。
プロセカのキャラクター達に向けて背中を押すように歌っているような気がするので、これもまた面白い試みだなと思います。
23.Journey
最後は各ユニットから1人ずつ登場して、DECO*27のプロセカ2周年楽曲で高まって終了。
この曲、最初は周年曲っぽくないなと思っていたりしたのですが、こうして最後に持ってくると、盛り上げつつ、これからも力強く進んでいくんだという意思が感じられるのでとってもいいですね。小豆沢こはねと天馬司の「お願いします」が見られたのもまた良い。
こうしてライブは終演しました。
5.最後に
セカライ2ndは、1stからさらにパワーアップした「ライブ」を見せてくれたなと思っています。各ユニットのMCもライブ感を重要視しているようで、本当にそのユニットのライブを見に行っているような没入感を味わわせてくれました。本当に「キャラクター」の存在をひしと感じられる体験だったんじゃないかと思います。これを感じたかったからこそ、遠征含めて5公演のライブに参加してしまったというのはあるかもしれない。
そして何度見ても色あせない神セトリと、それを下支えする生バンド隊は今回も素晴らしく、あのテンションの高い曲群をしっかりと盛り上げてくれていました。
会場も、コールがありになったということで、全体的なボルテージの上がり方もすごかったように思えます。初日はなかなかコールに戸惑いもあったような気がしましたが、回を重ねるごとに後ろから押し寄せてくる歓声やコールもかなりのものになっていて、いい空気感でライブが楽しめたと思います。
もう既に、3rdライブが楽しみです。まだこちとらライブで聴きたい曲が無限にあるんですわ。てらてらとワールドワイドワンダーと私は、私たちはとショウタイムルーラーとバグとIなんですを聴かせてください。どんな結末がお望みだい?が来たら号泣するのでやめてください。
めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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