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ドイツでカレールーを手作り!特殊な材料一切なしの簡単レシピ
ドイツなどの海外生活ではカレールーが手に入りにくいので、手作りするのはいかがでしょうか?
また市販のカレールーの添加物が気になる方も、手作りカレールーがおすすめです。
しかしカレールーは特殊なスパイスを準備が必要だったり、工程が多そうで尻込みしたりしますよね。
そこでこの記事では、ドイツ在住の私がどこでも手に入る材料でカレールーを手作りする方法を紹介します。
簡単に作れて体にやさしく、おいしいカレールーができたので、ぜひ参考にして作ってみてくださいね。
ドイツでカレールーを手作り!簡単カレールーの材料
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特殊なスパイスは使わず、簡単に作れるカレールーの作り方を紹介します。
今回初めて作ってみましたが、全ての調理が30分以内に完了するほど簡単であっという間にできました。
カレールーの材料と分量(約8皿分)
ドイツのスーパーで手軽に入る食材でカレールーを手作りします。
材料と分量は次のとおりです。
小麦粉(Type405):70g
無塩バター:40g
オリーブオイル:大さじ2
塩:大さじ1
砂糖:大さじ2
カレー粉:大さじ3
にんにくすりおろし:1かけ分
しょうがすりおろし:1かけ分
ケチャップ:大さじ3
醤油:大さじ2
カレールーの作り方
カレールーの作り方は簡単3ステップのみ。
小麦粉を炒める
調味料を入れる
水分がとぶまで炒める
カレールーができたら、市販のカレールーのように溶かして使えますよ。
①小麦粉を炒める
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小麦粉・バター・オリーブオイルをフライパンに入れる
弱火にかけて、油と小麦粉が混ざるようにヘラなどで混ぜる
5分ほど焦がさないように炒める
焦げやすいので、火加減に注意してよく混ぜながら炒めましょう。
②調味料を入れる
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火を止めて、調味料を1つずつ入れていく
水分のすくない調味料から順に入れる(塩→砂糖→カレー粉→にんにく→しょうが→ケチャップ→醤油)
調味料を1ついれるたびに、ヘラでよく混ぜる
一気に調味料を入れるとダマになるので、1つずつ入れましょう。
③パラパラになるまで炒める
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調味料を全て入れ終わったら、弱火で炒める
始めはねっとりした塊を練るように混ぜる
ある程度水分が減ったら、ヘラで切るように混ぜる
パラパラの状態になるまで、じっくり炒める(今回は15分程度でした)
カレールーの完成
【手作りカレールーの保存】
すぐにカレールーを使わない場合は、保存ができます。
瓶や密閉袋などにカレールーを入れて、冷蔵庫や冷凍庫で保管してください。
保存期間は、
冷蔵庫で2~3週間
冷凍庫で2か月程度
可能です。
一度で大量に作っておくと、いつでも簡単にカレーが作れるので便利ですよ。
⑤カレーを作る
手作りしたカレールーを使って作るカレーの作り方を紹介します。
カレールーを作りながら、同時並行で具材を煮込むと、短時間でカレーが完成しますよ。
【材料】
水:1L
手作りカレールー:8皿分
お好きな具材:好きなだけ
【カレーの作り方】
材料を切って鍋に入れる
水1Lを加えて煮る
具材が柔らかくなったら、弱火にしてカレールーを数回に分けていれる
カレールーをいれるたびに、よく混ぜて溶かす
一気にカレールーを入れるとダマになりやすいので、よく混ぜながら数回に分けていれてくださいね。
手作りカレールーを使ったカレーの味は?辛くするスパイスも紹介
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今回紹介したカレールーは甘口で、小さい子どもがいても一緒に食べられるレシピです。
甘いカレーを辛口に変化させるスパイスについても、紹介します。
カレーの味は?気になる家族の反応
やさしい味で、バターのコクも感じるおいしいカレーができました。
4歳の息子はカレーが大好きですが、いつもの市販のカレールーを使ったカレーと変わらない食べっぷりでした。
手作りカレールーを使ったカレーの日、息子はとても機嫌が悪かったのですが、カレーを食べるとご機嫌になるほど。
夫はいつもは辛口のカレーを食べているので、今回作ったものは物足りないかと思いましたが、とても気に入ったようでおいしいと言ってもらえました。
カレーの辛さ調節スパイス
辛いカレーが食べたい方は、ガラムマサラやチリパウダーなどを入れて辛さを調節してみてください。
ガラムマサラはインド発祥のブレンドスパイスで、辛くするのと同時にカレーの風味をよくします。
チリパウダーは唐辛子をベースに、複数のスパイスが入っているので、より辛さを求めるならおすすめのスパイスです。
2日のカレーはなぜおいしい?保存の注意点とは
2日目のカレーは、なぜか前日よりおいしいと感じることはありませんか?
カレーは2日間持たせて、食事の準備を楽をしたいと考える主婦の方も多いですよね。
今回紹介したカレールーの分量も8皿分なので、家族3人で2日間楽しめました。
しかし2日目カレーには、注意することもあります。
2日目のカレーがおいしいワケ
翌日のカレーがおいしいワケは、うまみ成分であるグルタミン酸が溶けだしているから。
さらに肉や野菜に含まれるタンパク質はコクを生み出します。
じゃがいもに多く含まれているデンプンが溶けてとろみが出ます。
うまみ成分+コク+とろみのコラボで、2日目のカレーはおいしいと感じるのです。
カレーの保存で注意すること
2日目のカレーは食中毒に注意が必要です。
カレーはウエルシュ菌という菌が混ざりやすいです。
作ったばかりのカレーは、よく加熱されているので菌はほぼ死滅しているので安心して食べられます。
しかし保存している間に、死滅しきらなかったウエルシュ菌やお玉などを介して入った雑菌が、増殖する可能性があります。
室温にカレーを置いていると、雑菌が繁殖しやすい状態になります。
そのため2日目以降もカレーを食べるなら、あら熱が取れたカレーは冷蔵庫に保管しましょう。
また2日目にカレーを食べる前には、しっかりと加熱してから食べてくださいね。
カレールーは手作りがおすすめ!
ドイツではカレールーが高価で、手に入りづらいこともあるので手作りしました。
初めてのカレールー作りでしたが簡単でおいしいカレーができたので、これからは市販のカレールーに頼らず手作りしたいと思います。
また2日目のアレンジレシピとして、カレードリアとカレーうどんも紹介しました。
海外在住でカレールーが手に入りにくい方、添加物を避けたくて市販のカレールーは使いたくない方は、手作りするのがおすすめです。