細分化、やりたい事の見つけ方
さて、今日は『細分化、やりたい事の見つけ方』というテーマでお話していきたいと思います。
「やりたい事ないなぁ~」「自分には何があっているのかなぁ~」と悩む事は誰しもが経験する事だと思います。
そんな時みなさんはどうしていますか?
もちろん私は『ストレングスファインダー』を推進しておりますので、試された事が無い方は、是非やって頂きたいと思うのですが、少し私のお話をさせて頂きます。小学校の頃から学校の演奏会ではピアノや指揮者をやり、書道では数々の賞を取り、日本舞踊で地元のコンサートホールで舞台に立ったり、学習発表会では必ず主役を担当し、中学校では野球部のキャプテンを務め、野球部と合唱部を兼任し、合唱部として正式な大会にも出場しました。校内の写生大会では金賞以外は取ったことが無く、常に諸々の活動の中心として動いておりました。高校ではバンド活動に明け暮れ、ヴォーカルを担当し、ライブや地元のイベントなんかにもいろいろ出させて頂き、地元ではそこそこ歌が上手いと煽てられてきました。
そんな環境で生きてきたもので、いわゆる勉強という勉強をしてきませんでしたし、必要ないと思っていましたし、なんなら普通教科は常に平均で、体育・美術、音楽は常に『5』というだいぶ偏った評価を受けておりました。
この『自分はこういうものだ』という感覚もすごく大切なのですが、果たして自分は自分の事をどれだけ正確に知っているでしょうか?
知っているのなら「やりたい事ないなぁ~」「自分には何があっているのかなぁ~」と言う風にはならないはずですよね。
もちろん、その時その時で、趣味趣向が変わるのは当然に分かるのですが、例えば好きで買った服も、好きになった人も、なんかしらのタイミングでそうでもなくなってしまう事はよくある話です。しかも短いスパンで、買ってみたけれどすぐに売りに出した!とか、付き合ったけど数週間で別れた!とか。
ここで、何をお伝えしたかったかと言うと、なぜそれが好きになり、なぜせれに興味が湧いたか、逆になぜ飽きてしまったり、興味がなくなってしまったか、と言う事を深掘りしていって、自分がそのどこに興味が湧いたのかをもっと掘り下げていく作業が必要になってくるという事です。つまるところ物事の本質をもっと細分化していく必要があるという事です。
私事でお伝えすると、文頭でお伝えしたように、あんな感じの生き方でしたので、将来的にはミュージシャンになると思っておりました。これは感覚的にそう思っておりました。このミュージシャンってあまりにも漠然としてますよね? このミュージシャンをまず細分化していくと、例えばミュージシャンに共通する事は音楽が好きという事だと思いますが、音楽が好きと言うのも、演奏が好きなのか聞く方が好きなのか。でも分かれてきますし、聞く方が好きな場合、その美しい音の音響に興味があるのか、音楽の歴史に興味があるのか、はたまた評論家になりたいのか、でも分かれてきます。
演奏が好きだとして、例えばギターなのか、ドラムなのか、ヴォーカルなのか、鍵盤なのか、、、、これだけでも幾通りの選択肢が出てきました。もっと細分化していくと、例えば、まぁ私はヴォイストレーニングもしていますので、ヴォーカルだとします。ソロでやりたいのか、バンドの一員としてやりたいのか、、、、
もっと言うと、自分の伝えたいメッセージを世の中に伝えたくて、表に立って発信するのか、純粋に歌を歌うのが気持ちいいからその行為自体をする事に意味を見出しているのか、そうするとわざわざ表に立つ選択ではなく、スタジオ系のミュージシャンになるのか、
もっともっともっと言うと、そもそも歌が上手くなっていく過程、要するにその研究をする行為自体が好きなのか、、、
ここまでくると、もはやミュージシャンではなく研究者ですよね?
ここで分かったことは、物事の研究が好きであって、その研究材料がたまたま音楽だった歌だった。という事になります。
自分の思っているミュージシャンと言うのは、表舞台に立って華々しい世界を想像しておりましたので、もちろんそこに憧れたので、そうなるには?というところに目標を置いて、頑張ってきました。しかし、この表面的なものに騙されて、本当に好きな本質を分かっていなかったのです。
後になって考えてみれば、世の中に伝えたいメッセージもある訳でもないし、恋愛を歌にするほどの想いもない。四六時中楽器を弾いたり、鍵盤に向かってひたすら練習を繰り返す訳でもない。そんな感じでした。ただ、確かに努力は必要です。プロも曲を作らなきゃ!歌詞を書かなきゃ!と自分に強制的に言い聞かせてでもやらなくてはいけない事もあります。
ただ、今お伝えしているのはその努力ができる場所を見つける段階でのお話です。
総括:まず、自分が少しでも興味が湧く事を見つけ(これは誰にでもあります)、それになぜ興味が湧いたのか?をとことん突き詰めていく、興味が複数あれば、その興味に共通する事はなんなのか?を突き詰めていく、そうしていくと自分の心が突き動かされる理由が見えてきます。
私の場合は、音楽が好きという割には、アクションが伴っていなかったので、自分の感覚を疑い始めました。もちろんストレングスファインダーの力も借りました。
今回は『細分化、やりたい事の見つけ方』というテーマでお話させて頂きましたが、『○○になりたい』という表面的な大枠に騙されて、実はそのもっと奥底にある本質、自分の本当の興味まで辿り着けない方もたくさんいらっしゃるので、少しでもやりたい事が見つかるようにお手伝いができればと思い書かせて頂きました。
この掘り下げる作業と並行して、ストレングスファインダーも活用すると腑に落ちる事がたくさん発見できると思いますよ♪
それでも、なお分からない方はご連絡ください♪
最後までお付き合いありがとうございました!
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