シャコンヌとフーガ、メヌエット-暗明暗のBACH音楽
バッハの音楽には、暗-明-暗の三部構成を明確に聞き取れるものがいくつもある。
短調の主題(暗)で始まり、長調の中間部(明)を経て、短調主題の再現(暗)で終わる三部構成は、シンプルながら効果抜群である。
今回は、そのなかでも中間部が圧倒的な存在感を放つ三つの名曲をご紹介。
シャコンヌ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より、シャコンヌ。
言わずと知れたシャコンヌ。
ここに聞くのは21世紀のシャコンヌ演奏最前線である。
変奏曲の一種としてのシャコン