95年のサッカー旅❸
ここからは私の黒歴史だ。
喉が渇いた私は博物館近くの店でコーラを買い喉を潤すと同時に今では考えられない行動に出ていたのだ…
なんとトッテナムのキャップとスカーフを買い、微妙な日本語を発するクリンスマンのファンという店主に優しくマフラーを巻いてもらっていたのだ…
いや、寒かったんですよ…ロンドン。
小雪ちらついてたし…
そんな異教徒のコスプレをしながら、バッキンガム宮殿に到着するも、名物の衛兵交代式がないことを知り、また歩き出すも道に迷い、テムズ川のほとりにたどり着く。
遠くにロンドンの象徴ビックベンを拝むことができた。
(そんなテムズ川を25年後に、セレブな船上パーティーで航行するとは夢にも思っていなかったけれど)
流石に歩きまくったので、時間も無くなってきたが、同室のN君がハロッズで紅茶を買いたい!と言い英国最大の高級デパートハロッズへ。まぁ有名な紅茶なので、私もバイト先へのお土産として購入。
ハロッズを出ると、いきなりおばさんに、ボランティア?チルドレン?などと捲し立てられ、胸に萎れかけの花をさそうとしてきたのだ…
こわっ!!!
初海外旅行の洗礼か?
絶対払いたくない!!
No time! No money!
と拒否し…行き過ぎようとしたら…
N君が払ってる…
Oh…
そうなると、おばさんは
ほら、友達は払ってくれてるわよ攻撃で俺を執拗にマンマークしてくる。
が、しかし決死の覚悟で振り払い、なんとか最後は走って、時間ギリギリでホテルへ到着。
ロビーに集合でいよいよフットボール観戦へ。サッカーではなく、フットボール!
ツアーバスでの移動中、フットボールファンでもあるガイドさんが店頭でイアン ライトが踊ってくれたことがあると教えてくれたのは、アーセナルのオフィシャルショップ。
これがチームのショップのデカさ??と驚き、7年後胸を躍らせながら買い物することになるアーセナルのショップの前を通過しつつ、
ホワイトハートレーンへ。
続く?