「鄭家屋敷」でマカオの華僑社会や独創的な建築物を知る（世界遺産）

私のカジノの主戦場、マカオ。煌びやかでゴージャスな印象だと思いますが、伝統建築物も多いです。世界遺産でもある「鄭家屋敷」は、19世紀末に中国の富豪・鄭文瑞氏によって建てられ、観光名所としてだけでなく、ビジネスを学ぶ場としても人々を魅了しています。

■建築物としての魅力

私も個人的によく訪れるのですが、鄭家屋敷の建築スタイルは本当に独創的です。基本は中国の伝統建築がベースなのですが、ポルトガル植民地時代の影響で、西洋建築の要素がところどころ取り入れられています。

顕著なのが、屋根の構造や木製の装飾。中国らしい雰囲気なのですが、ポー
チやアーチ型の窓枠にはポルトガル風のデザインが見られます。

他にも、屋敷内は色鮮やかな壁画や細やかな木彫りの装飾が施され、どの部屋にも丁寧な細工がされています。そのため、歩くたびに異なる装飾やデザインが目に入ってきて、異空間を歩いている感覚になります。

■ビジネスを学ぶ場としての魅力

鄭家屋敷は、鄭文瑞氏の人生と、マカオの華僑社会の成り立ちを学べる重要な場所でもあります。鄭氏は、商業や金融で成功を収めた実業家。その富と成功の象徴として建てられたのが鄭家屋敷です。そのため、当時の華僑社会の豪華な生活様式や、華僑が築き上げた文化が随所に感じられます。

お勧めはガイドツアーの利用です。鄭家や当時の華僑社会について詳しく学ぶことができ、マカオの華僑コミュニティの成り立ちや、どのように発展してきたのかを知ることができます。

私個人だけでなく、VIPの富裕層やビジネスオーナーも観光を兼ねて
ここでの学びを好まれる方が多いですよ。

■人気の写真映えスポット

鄭家屋敷内にある小さな庭園も含めて、中国の伝統的な石や植物が配置されており、独創的な建物はどこを切り取っても絵になるため、多くの観光客がカメラを構える写真スポットになっています。

また、小さな庭園では、季節折々のイベントや飾りつけが行われており、観光客で賑わっています。

場所はタイパ・ビレッジに位置しているため、他の観光スポットが周囲にたくさんありますし、おしゃれなカフェやレストラン、土産物店が集まっているので便利ですよ。マカオに来られた際にはぜひ。

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