マカオで関羽が祀られている三街会館へ（世界遺産）

私のカジノの主戦場、マカオ。狭い土地に30もの世界遺産があり、カジノの華やかさとは真逆の顔も持っています。三街会館は、歴史的な道教の寺院で、マカオの文化や歴史を感じられる観光スポットで世界遺産に登録されています。三国志で有名な関羽が祀られており、関羽ファンも多く訪れます。

■三街会館の歴史背景

三街会館は18世紀に建立された道教寺院で、かつてこの地域がマカオの商業活動の中心地であったことから、地元の商人によって設立されています。

寺院の建物は、伝統的な中国建築様式で建てられていて、美しい屋根飾りや木彫りの装飾が印象的です。また、寺院内では、天后（ティン・ハウ）と関羽（関帝）が祀られています。寺院内では、多くの参拝者が香を焚いて祈りを捧げており、神聖で静かな雰囲気が保たれています。

尚、三街会館は2005年にユネスコの世界遺産として登録されました。歴史的価値と東洋と西洋文化の交差点としての役割が評価されており、マカオの歴史を深く知ることができます。

■三国志の関羽と三街会館の関係

前述の通り、三街会館は関羽（関帝）を主神として祀っている道教の寺院です。関羽は、三国時代の武将で、後に忠義や商業の神として崇拝されるようになりました。そのため、関羽は商人たちにとって商売繁盛や財運を司る神として尊敬されています。

ただ、注意点は関羽だけが祀られているわけではありません。三街会館は道教寺院であり、関羽を主神としつつも、他の道教の神々も祀られています。関羽はその中心的存在であり、参拝者が忠誠や正義、そして商業的成功を願って祈りを捧げる神聖な場所になっているのです。

私も三国志の関羽ファンであり、商売繁盛を祈る立場でもあります。毎週、セナド広場などをウォーキングしているのですが、その際に三街会館にも足を運んでいます。マカオに来られた際はぜひ。

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