弘中綾香アナありがとう♡
テレビ朝日の弘中綾香アナがご自身の連載に「シナぷしゅ」(テレビ東京)について書いてくれた。
書いてくれた、というレベルではない。
絶賛してくれている。
よかったら本文をご覧いただきたい。
https://hanako.tokyo/feature/feature-453861/
タイトルからして「『シナぷしゅ』ありがとう」だ!
他局の看板アナウンサーが、こんなに書いてくれることってある!?
それは弘中さんが押しも押されもせぬ人気者という証でもある。
上司の顔色を伺いながら仕事をしている人ではないという証でもある。
かっこいいじゃないか!
なにより、番組の想いをストレートに受け取ってくれているところがスタッフの一員としてとても嬉しい。
「テレビ局に勤めている身として、コンテンツを自社プラットフォームでもなく、TVerでもなく、YouTubeへあげる舵のとり方はあっぱれとしか言いようがありません。そしてその判断にとてつもなく助けられています。とことんユーザー目線に立っているからこそなんでしょう。その心意気に少しでも貢献すべく、私は「ぷしゅぷしゅ」グッズをたびたび購入しています」(本文より)
本当にそれ!
シナぷしゅのスタッフは、いつも本当にとことんユーザー目線。
なんなら赤ちゃん目線だ。
わたしもスタッフの一員なのに、その制作姿勢にはいつも感動させられている。エピソードはいっぱいありすぎるが、今回は、昨日の会議での一幕を書いてみようかな。
会議前、人が集まるまでのアイドリングタイム。
11月2日に行われるはずだった「ぷしゅソングフェス福岡公演」の報告があった。関係スタッフ全員、現地でリハーサルまで済ませた状態だったが、台風21号の影響で荒天が見込まれるため「延期」の判断をした、という報告だった。
大人向けのイベントならギリ開催できたかもしれないお天気状況。
シナぷしゅのイベントはどれもプラチナチケット! みんな楽しみにしてくれていることも重々承知だ。
その上で、赤ちゃんとご家族の移動の負担と安全を考えて、断腸の想いで延期の判断を下したという。
そのことを番組リーダーの飯田佳奈子さんは
「人生で一番つらい1日だった」
と言った。
人生で! 一番つらい1日!
お客さんの気持ちにまっすぐ向き合っているからこそ出る言葉だろう。
それでも
「シナぷしゅらしい、誠実な判断ができた」
と飯田さんは胸を張る。
「シナぷしゅが、この先20年、30年と育っていく中で、こんな日もあるだろう」
と彼女は先々を見ている。
公演延期のお知らせがうまく届かなくて大雨の中、会場まで来てくれた人も2公演合わせて60人くらいいたようだ。
そんなお客さんたちを、現地に入ったスタッフ一同で待ち受けた。
そして、ぷしゅぷしゅと親子で一緒に写真を撮ってもらうなどして、ありがとうの気持ちを伝えたという。
これがわたしの知る「シナぷしゅ」の裏側だ。
金太郎飴のようにどこを切っても、見てくれる赤ちゃんと、ご家族への想いに溢れている。
弘中アナが書いてくれているように、シナぷしゅで流れる音楽はノンジャンルだ。音楽だけじゃない。すべてがノンジャンルとも言える。
この世に存在する面白いもの、素敵なこと、美しい色、音…
スタッフみんながそれぞれのアンテナでキャッチして、それぞれに提案し続ける。誰にも強制されない。
あ、この世に「存在するもの」と書いてみたが実際は、すべてオリジナルコンテンツだ。この世に存在する材料を使って紡ぎ出した赤ちゃんへのメッセージ…って感じかな?
番組自体の他、働き方や、完璧な心理的安全性などなど、シナぷしゅの現場は最先端だなぁとも、いつも感じている。不快なことがひとつもない職場ってすごくない? 飯田さんをはじめとするリーダー陣の舵取りに、身内ながら惚れ惚れだ。
そんな空気を弘中アナが正確に捉えてくれていることに、感銘を受けた。
言葉にしてくれたことがとても嬉しかった。
伝わってる。
「伝わる」って幸せなことですね。