Crying Nut JAPANツアー②
◆4/8(土) KYOTO MUSE◆
Crying Nut、KiNGONS、BATI-HOLIC、騒音寺、DADDY O RADIO
友だちと前飲みからの2日目。
BATI-HOLICをこんな広い会場で観るのは初めてだったが、あまりの映え具合に驚いた。3台の太鼓の手の動きが隙もなくリズムを生み出している様、違うリズムで叩きつつキメのところでピシッと合う様、遠くからバンド総体としての凄みを見ることができて釘づけだった。
Crying Nutにとってもこういう「和」なバンドを観るのはおもしろかったんじゃないかな?次につながればいいなあと思った。
つけ加えるならば、ボーカルの中島さんの出番終わった後のTDKっぷりが痛快だった。残りのバンド全部狂ったように楽しんでいた。ああいう人ええよな〜(笑)
お初のDADDY O RADIO。私は知っていたけど、多数のお客さんにとっては謎のバンドだったようだ。その正体はCrying Nutのキーボード・我らがキム兄とドラム・サンヒョクの別ユニット。
これがハチャメチャに楽しかった!
ギターの方、キム兄と双璧なくらいでかい。うら若きベースのアンジーちゃんがセンターにおるから、よくあるかわいい女性ボーカルをおっさんずが立てる系?と勘違いしがちだが、実は全員が歌える。そして中身が全員おじさんらしい(笑)
いわゆるアイリッシュパンクなんで歌詞がわからなくてもノレる。アンジーちゃんの流暢な日本語でのMCから伝わって来た感じやとほぼ酒の歌(笑)
また愛すべき韓国のバンドが増えてもうたな〜こりゃ。
京都ならやっぱりこのバンドが出なきゃの騒音寺。Crying Nutとの繋がりは長い。私も騒音寺のライブに行ってなければCrying Nutを知ることはなかったので、心から感謝している。
なべさんが「床にバッテンもなくなったし、声も出せる!」と煽っていたがほんまライブハウスにあの感じが戻ってきたなあと実感する。
「ロックンロールバカ息子」のときだっけ、モッシュが起こってた。まあその中心におったのBATI-HOLICだったが(笑)
終演後はなべさん、キャプテンに「アニキ!」と慕われて嬉しそうだったな。なんでやねん、かなり歳下のはずだぞ(笑)
KiNGONSは地下の薄暗いライブハウスも似合えばミューズのような空間が広くてライティングキラキラなステージも似合う。でもライブは最終的にはいつもカオス(笑)そこがほんまにKiNGONSの好きなところ。何年経ってもイヤミな大物感がない。だから、ナットと通じるものがあるんではないかと思う。
この日は私のフェイバリットナンバーのひとつである「I WiLL GO」が聴けて嬉しかったし、ひっさびさに「Wonderful Girl」!ブッ込むしかねえ!KiNGONSでつながった友だちとはライブ以外でも会う(飲む笑)くらい仲よくしてて、全員がそこにいてわちゃーっとなれたんが最高に楽しかったな。
メレでキム兄に「지둑한 노래」がなかったと文句タレてた私(来てくれるだけでよかったんちゃうんかい)。そしたら(リクエストに応えたわけやなく決まってたんやろけど)この日2曲目に。キム兄の奏でるアコーディオンの高速フレーズだけでアガる!
そしてこれまためちゃくちゃ好きなサンミョンのナンバー「뜨거은 안녕」来た!うせやん!泣く!今さらながらナットってほんま推し曲しかない!
しかし、この日の究極のサプライズはこの後にあった。私、KiNGONS終わりに「今日もKJのバラードがなかった!いつかのナットワンマンのエンディングに「煌めけ未来」がかかったくらいナットはあの曲好きやのに!」と友だちにグチっていたが、まさかCrying Nutが「煌めけ未来」をカバーする煌めく未来は予想してへんかったわ…夢か…。
KJをゲストに呼び入れたんで以前KJが客演している「리모델링」とをやるものとばかり…そしたらユンシクが「きら〜めけこの未来よ〜」って歌い始めたのだ。…ひゃげ〜!みたいなヘンな声出た。動揺が宇宙規模だった。今、思い返しても泣けてくるくらいだ。なのに、それなのに!
この後、煌めく感動を全部押し流す出演者全員での「룩셈부르크」(2回目笑)が来ようとは…やっぱりやりますよね(笑)フロントマンが並びすぎて誰が仕切ってんのかもはやわからんくてめちゃくちゃおもろかった。
それと、個人的な話だけど、この日は母親業真っただ中のイトコとその友だちが7年ぶりにライブに来てめちゃくちゃ楽しんでたんもよかったなあ。ほんまCrying Nutのおかげだよ。
— Crying Nut セットリスト —
1. 서커스 매직 유랑단
2. 지독한 노래
3. 룩셈부르크
4. 뜨거운 안녕
5. 레고
6. 순이 우주로
7. 밤이 깊었네
8. 말달리자
9. 좋지 아나한가
~en~
10. 煌めけ未来(KiNGONSカバー)
11. 룩셈부르크
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