Crying Nut JAPANツアー①
Crying Nutは3年前の3月にJAPANツアーが決まっていたが、まさにその前日に海外からの入国が全面禁止となり企画は流れた。
それから時も流れた。
音楽に国境はないとはよく言われるが、コロナ禍においてはその文言が全く通用しない日常があった。
昨年あたりから少しずつライブハウスが活気を取り戻して来ていたけれど、Crying Nutが来ないことには私のこの3年間のモヤモヤを晴らせないのはわかっていた。
今年、アキラさんやRAGGしのやんの尽力が実って、ようやく来日の運びとなった。
4年ぶりだよ。ほんまによく来てくれたなあ。とても濃厚で幸せな4日間だった。今回のツアーは特別だからいつまでも忘れないだろうけど、気持ちが熱いうちに書きたいな…ということで。
長いです(笑)
◆4/7(金) 難波メレ◆
Crying Nut、KiNGONS、ハレルヤ
Crying Nut 4年ぶりのJAPANツアー初日。この重要な日のトップバッターとしてこれほどふさわしい人たちがいるだろうか。ハレルヤというバンドから放たれるお祭りのような開放感、自然と笑顔になれる多幸感、そしてメンバーの皆さんのお人柄。ね、こう書くとCrying Nutのこと言うてるみたいでしょ?もうこれはブッキングの勝利。しのやん、すごい。
ライブは思ったとおり爆発してた!ようこちゃんが跳ねて転げ回って歌っているのを見て、今回のツアーはすでに成功してると確信した。
メレという敷居の低いライブハウスだったのもよかったなあ。演者が近い!(笑)
満を持してCrying Nut登場。我々のような「やっと会える!」って待ち構えている地元民に加え、明らかに韓国からついて来ているお客さんもいて始まる前から会場が熱い。
ほんまに待ってたよ!メンバーがステージに揃ったのをみたときのあのなんとも言えへんワクワク感。普段行ってるライブとはやっぱり全然違った。
果たしてCrying Nutの初球は、あかん、こんなん来たら泣くわ〜の「내 인생 마지막 토요일」 から!まんまと泣く。そして一曲終わったところで自分のハイボールが空になっててビックリ。ナットの空気がみんな酒飲め〜!楽しいぞ〜!て言うてるからやんね(笑)
そこからなんかもう夢の中やったけど、同時にナットのライブ3年3ヶ月ぶりやったのにすぐにノって歌える自分にも驚いたし、ナットはナットで前よりパワーアップしてる感じがした。フロアの盛り上がりも贔屓目なしにすごかった。
初日だからかベスト盤的選曲で、初めてナットをみた人にもひっかかる曲がたくさんあったと思う。
トリはKiNGONS。メレで彼らを観る楽しさのひとつはフロアをステージに変えちゃうから。金曜日もまさしくそれで、ナットが日本にいてKJたちがフロアに飛び込んできて、私たちは声を出せて、3年間喉につっかえてたものが一気に流れていった。
あと、ナットの曲をカバーしてくれるのほんと最高や!アンコールでこの日2回目の「룩셈부르크」(笑)
終演後、メレ名物のビールガチャではしゃぐナットのメンバーたちの姿にむちゃくちゃ幸せな気持ちになったな〜。
— Crying Nut セットリスト —
1. 내 인생 마지막 토요일
2. 마시자
3. 룩셈부르크
4. 비둘기 + 땅콩
5. 리모델링
6. 레고
7. 명동콜링
8. 좋지 아니한가
9. 말달리자
10. 밤이 깊었네
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