止まらないドタバタ
初日のドタバタの後は、ほぼずっとベッドの上で過ごした。
検診も病室内で行っていたので、寝ても起きてもベッドの上であった。
まだまだちょろちょろと何かが漏れている感覚があるなかで、一番きつかったのがシャワーに入れないことだった。
(新しいこの病院は宅配がOKだったので、ドライシャンプーやボディシートなどを買った。ネットショッピングには本当に感謝である)
それ以上に大変だったのは夜中に頻繁にあるトラブルだった。
私の場合は高位破水に始まり、出血、お腹の痛みなど...
兎にも角にも毎晩毎晩何かしらあった。
夜の担当の看護師さんと先生には本当にとても苦労をかけてしまった。
だが、先生だけは「これくらい慎重でいい。何かあったらすぐ遠慮せずに教えてください。」と、何時に呼び出しても言ってくれた。
また、ここでも点滴にはとても苦労した。
私の血管が弱いのかかなりの頻度でぴこぴこさせてしまい、看護師さんがなるたびにすっ飛んできてくれた。
また、25週が近づくにつれ、検査がどんどん増えていった。
採血のたびにドキドキしていた。
なぜなら初日のドタバタ以降は先生に
「採血の結果で、炎症の数値が限界を迎えたらその時点で緊急帝王切開になります。」
と、言われていたからである。
どうにか安静に、どうにか我が子を1日でも長くお腹に入れておきたかった。
だが、無情にもその日はきてしまうのであった。