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色とりどりの湖沼を巡る〜裏磐梯・猪苗代〜

こんばんは。BabyMintです。週末はコロナワクチン3回目接種をしてもらいました。1回目、2回目よりも熱が上がらず少し楽だった気がします。それでも38度にはなりました。まだ脇の下のリンパが腫れていて若干痛いです。

さて、連載シリーズ「私と国立公園」、福島県の裏磐梯にある五色沼周辺の湖沼群を紹介していきたいと思います。ここは山形・福島・新潟にまたがる磐梯朝日国立公園に含まれています。

裏磐梯地域は、磐梯山の噴火によって川が堰き止められた数多くの湖沼群が見られる地域です。その中でも五色沼湖沼群は1周1時間程度の遊歩道を歩くと、様々な色を呈する8つの湖沼に巡り会うことができます。そのうちの数個の沼をご紹介します。色の違いに着目してみてください。

遊歩道の入り口は、柳沼側と毘沙門沼側があります(写真1)。私は柳沼からスタートしました。

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写真1 五色沼遊歩道(http://ecoguide.sakura.ne.jp/modules/pico/index.php?content_id=2より引用)

まず初めに訪れたのは柳沼です(写真2)。この沼の色は透明です。8つの湖沼の中で最も透明度が高いそうです。湖面が穏やかで、空の青と木々の姿を鏡のように映していました。個人的に透明度の高い湖が大好きです。

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写真2 鏡のような柳沼

続いて紹介するのは、青沼です(写真3)。この色、柳沼とは全く色が違います。エメラルドブルー?くすみブルー?そんな感じの色ですかね。眼下にこの沼が見えてきたときの驚きは忘れられません。


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写真3 くすみブルーの青沼

続いては弁天沼です(写真4、5)。五色沼の中では毘沙門沼について大きな沼です。この色はターコイズブルーという言葉がぴったり。目の覚めるような青色に魅了されました。先程の青沼ともまた違った色です。また、面積が広く、周辺が湿原のように広々としているため一番開放感のある沼だとも思いました。私的五色沼のお気に入りNo.1は弁天沼です!


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写真4 目の覚めるような青が美しい弁天沼

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写真5 展望台から望む弁天沼

最後に紹介するのは、五色沼最大の面積を誇る毘沙門沼です(写真6、写真7)。遊歩道の入り口にもなっています(私は反対から歩いたので出口でした)。毘沙門沼の色は、深緑色です。独特の色味をしていて美しかったです。また、空の青と紅葉の深紅に、沼の色がとってもよく映えていました。さらに見られるのは雄大な磐梯山。大噴火を起こすだけあり、男性的で荒々しく見えました。


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写真6 毘沙門沼と紅葉

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写真7 毘沙門沼と磐梯山

毘沙門沼は、五色沼湖沼群の中では唯一ボートに乗れたり、売店やお土産屋さんがあったりと観光地的な雰囲気も味わえます。売店では五色沼ソフトクリームが売っていました(写真8)。こんなご当地ソフトクリーム、僕大好きなんですよね(笑)。味は塩ミルク味で、塩味で甘さが引き立つ美味しいソフトクリームでした!


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写真8 五色沼ソフトクリーム

五色沼湖沼群の他にも、そのすぐ近くにある小野川湖や、さらに日本で4番目に大きい湖、猪苗代湖にも行きました。小野川湖はあまり観光地化された雰囲気がありませんでした。夕暮れも相まって、閑散とした神秘的な美しさがありました(写真9)。猪苗代湖は、大きさももちろんですが、その水質の良さでも定評がある湖で、白鳥や亀の形をした遊覧船が人気です。裏磐梯とは異なって遠くにかすかに山並みが見えるところが、この猪苗代湖の雄大さを物語っています(写真10)。

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写真9 夕暮れ時の閑散とした小野川湖

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写真10 広大で透明度の高い猪苗代湖

この裏磐梯・猪苗代は、タイプや色彩が全く異なったさまざまな湖沼を見ることができる、とっても魅力的な場所です。こうして振り返ってみると、また行きたくなってしまいますね。もし機会があれば行ってみてください!そして私と国立公園シリーズ、まだまだ続きます。楽しんでいただけたら幸いです。

ありがとうございました。


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