METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN【軽薄の輩】
小島監督が手掛けたシリーズ最後の作品。オープンワールドTPSアクション。
この作品を作る以前に小島監督は「オープンワールド? あんなものはゲームではない(なんかよく知らんけど)」「Steam? なにそれ、おいしいの」みたいな発言をしていました。
プラチナゲームズ作品で有名な横尾太郎さんも数年前までSteamを知らなかったそうですし、9/6のTwitterで「VRで初めて自分の想像を超えたモノを見た気がする」と1年以上前から話題のVRゲーム「Beat Saber」の事を呟いていました。
日本のガラパゴス化はよく扱われる話頭ですが、有名クリエイターがこんな発言をしているのですから、そりゃあガラパゴス化もするわなと思ってしまいます。
とは言え、プラチナゲームズはSteam参入後続々と作品をリリースしていますし、身軽で軽薄な小島監督も今では「オープンワールド、オープンワールド」と忙しくしています。早晩「これからはオートチェスの時代だ」と宣言してくれる事でしょう。
ただこれが日本のゲーム業界の現状なのだと思います。随分と立ち遅れてしまいましたが良くも悪くもこれからなのです。
平成時代に四方八方からの圧力で翼をもがれた日本ですが、令和時代にライジングサンを受けてきっと復活するでしょう。そうです。きっとこれからなのです。
2019.09.08
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