論文のお勉強 3時間目

この科目にはシラバスが無いなあ。早速作る。

担当教官 自分
生徒 自分
講義名 論文概論(・・・微妙)
講義内容 論文を書くための知識や技術の概論を学ぶ
授業のねらい 論文を書くための形式を知る
       論文を書くための語彙を習得する
       研究計画書を作成できる
       データ収集ができる
必要な参考書 後に示す
評価方法 自己評価(・・・これが一番難しかったりして)
授業計画 全45時間 ・1項目3〜5時間とする
     1、論文の種類と書かれている内容について
     2、先行論文の探し方
     3、研究課題の見つけ方
     4、ワークショップ①(・・・用語合ってる?)
          実際の先行論文を探して論文NOTEに記録しよう。
          毎日一論文探そう。(45件)
     5、研究デザインについて考える
     6、統計学入門
     7、研究計画書を作成しよう
     8、研究倫理について
     9、データの集め方
     10、ワークショップ②
          論文を執筆してみよう
          (1)スケジュールを立てる
          (2)関係者との連絡方法についてまとめる
             アドバイザーは?協力者は?連絡先の入手は?
開講 令和4年3月16日
閉講 令和4年5月25日(・・・適当だけど)

本日は4、ワークショップ①です。
先行論文を探して論文NOTEを作成するよ。

CiNiiで探して、PubMedに飛びました。

論文NOTE(1)

“The change in pharmacists' attitude, confidence and job satisfaction following participation in a novel hypertension support service“
新しい高血圧支援サービスへの参加後の薬剤師の態度、自信、仕事の満足度の変化

 ファーストオーサーは庄司雅紀先生ですね。セカンドオーサーは恩田光子先生。岡田浩先生の関係する論文ですね。     
       
(要旨)

目的:高血圧患者に介入やライフスタイルサポートサービスを提供する薬剤師の自信、態度、仕事の満足度がどのように変化しているかを示す。


方法:この研究は、高血圧患者に提供されるライフスタイルサポートサービスの影響を評価するために日本で実施された介入研究であるCommunity Pharmacists Assist for Blood Pressure(COMPASS-BP)研究に参加した50人の薬剤師のデータを使用した前後の研究でした。薬剤師は、食事と運動、タバコとアルコールの消費に関するガイダンスを患者に迅速に提供する方法を学ぶために、研究が開始される前に4時間の訓練を受けました。介入期間中、各薬剤師は1〜3人の高血圧患者に簡潔なライフスタイルガイダンスを提供しました。薬剤師は患者と合計5回会った。評価されたパラメータは、ライフスタイルサポートサービスに対する薬剤師の態度と自信、そして仕事の満足度でした。研究の前後に評価された各パラメータのスコアと、異なるパラメータ間の関係の変化を確認しました。

主な調査結果:ベースラインから研究の終わりまでの大幅な増加は、自信(P < 0.01)、「知識」(P < 0.01)、「患者カウンセリング管理」(P = 0.04)、「個人的な成長感」(P <0.01)を含む仕事の満足度が観察されました。さらに、パス分析の結果は、研究後、「知識」と「態度」の因果関係が消え、「患者カウンセリングと管理」と「態度」の間に新しい因果関係が現れたことが明らかになりました。


結論:ライフスタイルガイダンスを提供することで、薬剤師の自信と態度が向上しました。また、「患者カウンセリングと管理」のスコアが上がるにつれて、「態度」が向上する傾向がありました。


キーワード:患者とのコミュニケーション、コミュニティ薬局、健康を求める行動、専門的な実践。

International Journal of Pharmacy Practice, Volume 27, Issue 6, December 2019, Pages 520–527, https://doi.org/10.1111/ijpp.12550 
Published: 10 June 2019  Article history

英語論文のため、自動翻訳しています。日本語おかしいですね。

全文も見つかりました。(下記)

高血圧患者に介入し生活習慣の助言をすることで薬剤師の自信と態度に変化が現れ仕事に対する満足度が向上した、という論文ですね。「患者カウンセリングと管理」のスコアはどうやって測定したのでしょうね。全文を読んで考えます。


高血圧患者に介入し生活習慣の助言をすることで薬剤師の自信と態度に変化が現れ仕事に対する満足度が向上した、という論文ですね。「患者カウンセリングと管理」のスコアはどうやって測定したのでしょうね。全文を読んで考えます。

英語論文では、どういう日本語を選ぶのかが勉強になりませんな。でも、勇気を与えてくれる内容なので、今日のところは良しとする。社会薬学関係で探していくと親しみが持てる内容の論文が見つかりそうな気がします。

今日はここまで、おやすみなさーい
今日はお酒飲んでいないから頑張れました(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?