悪魔を出し抜け!
悪魔を出し抜け!
ヒプノティックリズム
どんな思考も、体の動きも、何度も何度も繰り返されるうちに、習慣の原理によって、最後はあるリズムを形成する。
その段階まで来ると、それは大自然に取り込まれ、永久のものになり、その習慣を壊すことはできない。
一旦巻き込まれると、ぐるぐる回転を始め、二度とそこから出ることはできない。人間が思考する時に使うエネルギーも川の流れのようなもの。
「流される」習慣に最も注意が必要。自分の意識をしっかりコントロールすることが必要。
「流される」習慣から身を守る方法
常に自分の行動を明確に把握し、中途半端にものを考えたりしないこと。何事も明確に決定していくという習慣を身につけること。
1どんな時も自分の頭で考えること。人間が完全にコントロールできるのは自分の頭で考えるという脳力
以外にはない、この事実は非常に重要である。
2自分が人生に望むものを明確にすること。そして、それを実現するための計画をたて、必要とあれば、永遠の敗北以外はどんな犠牲も喜んで払うこと。
3一時的な敗北をした時は、その内容や原因にかかわらず分析をし、それに見合うはずの成功の種をそこに見つけること。
4人生で獲得したいと思う物質的な富と同じだけの価値を持つサービスを喜んで他者に与えること。しかも、与える方を優先に。
5自分の脳は「無限の知性」から情報を得るための受信機であり、その普遍なる知恵の貯蔵庫と周波数を合わせることで、自分の願望を具体的ものに転換することができるということを理解すること。
6時間ほど大きな財産はなく、時間は思考の力以外で人間が完全に自由にできる唯一のものであり、自分の望むどんな物質にも転換することのできるものであることを理解すること。1秒たりとも無駄にしないよう時間の配分に気をつけること。
7恐怖とは、大抵の場合、人間の使われていない部分を悪魔が占領するために使うものだということを理解すること。恐怖とは人間の意識が作り出すものであり、望みさえすればなんでも手に入れることができるという信念で意識を満たしていれば、恐怖も追い出すことができる。
8祈るときは、お願いをしてはいけない!自分の欲しいものをはっきりと要求し、代用品などでは決して誤魔化されないと宣言すること。
9人生とは厳しい修行の場であり、その監督者と慣れるのは人間と人生どちらか一方だけであることを理解すること。その中間はなく、まだ妥協点もない。人生から自分の望まないものを差し出されても決して受け取ってはいけない。例えそれがいっときのものだったとしても、自分の石でそれを拒否する力が人間にはあるし、そうすることによって、本当に自分が望むものを招くことができるのだ。
10頭がある考えで支配されると、それは必ず大自然の法則によって、最短最適のルートを通り、現実の形となって具体的に目の前に現れる。そのことを忘れず、自分の考える内容に常に注意をすること。
肉体的、精神的、霊的自由を勝ち取るための7つの原則
1目標を明確にすること
2自制心を持つこと
3逆境から学ぶこと
4環境から受ける影響をコントロールすること(交友関係)
5時間(否定的な思考習慣ではなく、肯定的な思考習慣を確立し、知恵をつけること)
6調和(明確な目標をもって行動することにより自らの精神的、霊的、物理的環境を支配すること)
7警戒(実行する前に計画を見直すこと)
女性:虚栄心
男性:自惚れ
心の平安や満足感、幸福に満ちた人生からは、その人生に不要なものは自然と取り除かれる
習慣が形成されるきっかけとなるのは、意識の中にはっきりとした欲望を持つこと。
脳の中で最も支配的な思考というのは、その人間の持つ最も強い欲望と感情に結びついたもので、ヒプノティックリズムはそういう意識に真っ先に作用する。
思考習慣は同じ考えが何度も繰り返されることによって形成される。
思考を行動へと駆り立てる最も基本的な動機
・性と愛への欲望
・食べることへの欲望
・霊的、精神的、身体的自己表現への欲望
・死後も永遠なる生命を持ちたいという欲望
・他人を支配したいという欲望
・物質的な富への欲望
・知識欲
・他人を模倣したいという欲望
・他人より優れていたいという欲望
・7つの基本的な恐怖
人間が自分の脳を使って前向きで創造的なことを考えようとしないと、大自然はその「何もない」空間を満たそうとして、人間の代わりにその脳を使い、否定的なことを考えさせる。脳に「何もしない」ことは許されない。
勝利を得ることができるのは、自分が何が欲しいか知っていて、必ずそれを手に入れると固く心に決めた人間だけ。
願いは心に強く念じることで現実のものとなる。
そのために必要なのは、明確な目標と、それを支える明確な計画。
そして、ヒプノティックリズムと時間という大自然の法則を身につけること。