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「アリとキリギリス」のエンディングから登場人物の生き方を考察する
アリの生き方が世間一般的に美徳とされている(気がする)のは洗脳なのか何なのか。
前置きはさておき、アリとキリギリスにおける5つのエンディングからそれぞれの登場人物(虫)の生き方を考察していく。
あらすじについては省略する。
まず、この作品におけるエンディングは5つ見つかった。
①アリ『なんで蓄え無いの?』
キリギリス『歌ってばっかりでそんな暇なかったから…。』
②アリ『キリギリスさん、来年もあなたの歌聞きたいから食糧分けてあげる。』
キリギリス『ありがとう。かたじけない。』
③アリ『なんで蓄え無いの?』
キリギリス『やりたいように生きたから、どうぞ私の亡骸を食べて生き延びてください。』
④キリギリス『おーい、アリさん?』
アリ『(過労により倒れている)』
⑤キリギリス『歌が売れたから旅立ちます。』
アリ『そうですか。私たちはいつも通り。』
一部推測のセリフもあるが、ざっくり説明するとこのようになる。
順にそれぞれの生き方を分析してみると以下の通り。
①アリ:真面目に働き貯蓄をし、安定を重視する生き方
キリギリス:「働いておけば良かった」と後悔する生き方
②アリ:弱者救済を生きがいにした生き方。(自己犠牲を美とする・偽善者っぽい生き方)/ 「正直者が結局は馬鹿を見るんだね。」と不満を抱えながら悲観した考えを持った生き方
キリギリス:「いざとなったら誰かが援助してくれる」という考えの他人頼りな生き方
③アリ:①アリと同様+(キリギリスの亡骸という)臨時ボーナスあるかもよ?
キリギリス:やりたいように生きて潔く逝く、自己満足的な生き方
④アリ:働くために働く生き方
キリギリス:たなぼた()
⑤アリ:①アリと同様
キリギリス:好きこそ物の上手なれ/継続は力なり
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(ここから敬体)
いずれにしても、note等で発信を続けている人の多くはキリギリス派の人、特に⑤のキリギリスを理想とし、目指している人が多いように感じます。あと知らないうちに④のアリのようになることは避けたいですね。
本記事も多くの方のブログやnote、その他サイトの情報を参考に作成させていただきました。新たな気づきを与えてくださいましたことに感謝申し上げます。
調べていく中でカラスの社長さんのnote記事には特に多くの気づきや共感する部分がありましたので貼り付けさせていただきます。
読み返してみるとストーリー②に偏見を持っていそうですね、私・・・。
私自身③のキリギリスの考えが粋で好きです。所詮は自己満足なのかもしれませんが、もっと生きたいように生きて悔いなく生涯を終えられたら幸せなのかなと、もっと自分の幸せを目指してみて良いのかなと考えさせられます。
ハッピーエンドとバッドエンドの分岐が最後の一言で決まってしまうのがおもしろいですね。
現実にも余計な一言で状況が変わってしまうこともありますから発言には一層気を付けたいと感じました。
捉え方ひとつでハッピーエンドもバッドエンドも変わってしまうことがありますから、あらゆる価値観を受け入れることも必要ですね。