代表インタビュー:BEFFYが目指す、Babiewから創る「ママとパパが子育てを心から楽しめる、ハッピーな世界」とは?
2023年9月、BEFFY株式会社は、日本で初めてのベビーグッズ専門のランキング・クチコミサイト「Babiew べビュー」を正式にローンチしました。
「べビュー」は、はじめての出産を控えるママ・パパにも分かりやすいように、ベビーグッズの商品情報を、実際に使用したことがある現役ママ・パパの声とともに掲載しています。
今回は、BEFFY創業者・代表取締役CEOの金木りなに、BEFFYという会社・べビューを作ったきっかけやサービスのこれからについてインタビューしました。
「ママになって働く」のであれば、1分1秒を無駄にしたくないーーそう考えて起業
高校生のころから漠然と、「将来好きな人と結婚して、子どもを持って、家庭も仕事も両立して、死ぬまで好きなことをして働きたいな」と思っていました。
大学卒業後、新卒で日本ロレアルという外資系化粧品メーカーに入社し、ブランドマネージャーとしてマーケティングを担当していたときも、とてもやりがいはあったのですが「どこかのタイミングで、自分が心からやりたいことで事業をしたいな」とずっと考えていました。
事業を始めるのは並大抵の覚悟ではできないので、自分が人生をかけてやりたいアイディアが降ってくるのをずっと待っていた。しかしなかなか降ってこなかったので(笑)、その間、何か新しいアイディアに出会えるかも、と日本コカ・コーラに転職をしてみたりしましたが、仕事自体は楽しかったものの、なかなかこれで起業しよう!とまで腹を括れるアイディアには出会えない日々でした。
そんな中、不妊治療の末子供を授かり、1年間の育休取得後、フルタイムで仕事に復帰しました。少し大げさな言い方になりますが、これまでずっとそばで成長を見守っていた我が子から離れて仕事をするのであれば、「1分1秒無駄にせず、将来子どもにも胸を張って120%大好きと言い切れる仕事をしたい」という想いが次第に強くなっていきました。誤解のないようにいうと、当時任されていた仕事内容がつまらなかったわけでは決してありません。おそらく子供を持つ前の私であれば、きっと違和感を感じなかったやりがいのあるプロジェクトでした。子供を持ったことで、私の中で「仕事」に求めるハードルが一段と上がってしまったのだと思います。
本当に納得のいく仕事ってなんだろう?どこにあるかな?そう考えて行きついたのが、自分で創り出すしかない=BEFFYの起業でした。
子育ては思ったほど「ハッピー」ばかりじゃない? Babiew べビュー誕生のきっかけ
じゃあ何をしようか、と。いまの私がしたいこと、できることを考えたときに、これまでの経験を経てママだからこそ気づいた視点というのは強みになるし、これからの人生ずっとママである自分はいるわけですから、私がやる意義があるなと思いました。
妊娠・出産・育児・フルタイムでの職場復帰をする中での自分自身の経験と、周りの子育て世代の家族を間近で見る中で、カップルが結婚し、子供を授かり、すごく幸せそうだけれど、なぜかいざ子供が産まれると、子供はすごく愛おしいはずなのに、夫婦間で衝突が起きてしまう家庭が多いな...悲しい、どうにかできないものか、と感じていました。
その理由を紐解いた時に、「夫婦間の子育て意識の差」が大きいなと気づきました。
そしてこれは個人の問題ではなく、環境や仕組みの影響が大きいな、と。出産の時点で、大きな子育て意識の差が生まれている夫婦が多いのではないかと思ったのです。
この課題の解決こそが、まさにいまの私がやるべきことではと直観的に思い、ではどのように解決できるだろうと考え始めました。
子育てへの意識は「妊娠前」から育みたい。べビューがもたらすママ・パパ共育て意識改革
実際に周りのママ・パパにインタビューをしてみると、ママは妊娠中、毎日の自分の身体の変化とともに、赤ちゃんを迎える喜びや不安と比較的早い段階から向き合っていました。
パパも、そんなママを支えてあげたいし、赤ちゃんのことをもっと知りたいという気持ちはほぼ全員が持っていました。しかし、何から手伝えばよいのか、何なら自分にできるのか分からないという声が多くあがりました。
例えば、ベビーグッズ選びひとつをとっても、そもそも何のアイテムがあるかも知らなければ、どこで調べればよいのかも分からない。これは私自身も感じたことです。妊娠・出産周りの情報収集は、この時代にまだまだ非効率的でアナログな部分が多いのです。
その結果、どうしてもママが主体になりがちで、「どれが安心・安全なのか」「自分たちのライフスタイルに合うのはどれか」「コストパフォーマンスはどうか」などなど、普段自分で使用する品を選ぶ時とは比べ物にならないほどの気遣いをしながら、友達へのヒヤリング、検索やSNSでの情報収集をもとに多くの時間を費やして選んでいる実態がありました。私も、信頼できる比較サイトがどこにもないので、最後は自分でエクセルでリストを作って商品を比較したり、どのベビーグッズを買うか管理していましたね(笑)
そうして育児の始まりである妊娠期から、夫婦間で子育てへの意識が偏ると、当然の流れとして、赤ちゃんに関するありとあらゆる情報と責任も偏り、最終的に大きな負担になってしまいます。
例えば、おむつのサイズアップのタイミング、粉ミルクの量が変わるタイミング、離乳食を始めるタイミング……育児の時間や情報をタイムリ―に共有できていないと、そういった細やかな変化までパートナーに共有する余裕がなくなってしまって、結果的にどちらか一方が抱えこむようになってしまう。そんな状況で、睡眠時間は思うように取れず、仕事復帰や保活のことなど、考えることや調べるべきことが山ほどあって、精神的にパンクしてしまうんです。これではパートナーに優しく接する余裕もなくなってしまいますよね。
「Babiew べビュー」はそんな状況を変えていくために、「妊娠前から、全てのママとパパが参考にするベビーグッズ選びの最高峰サービス」を目指して立ち上がりました。
ママもパパも「モノ=ベビーグッズ」を選ぶことは、実は同じスタートラインから始まります。妊娠期から、ベビーグッズ選びを一緒にすることで、子育てへの意識を夫婦間で揃えることができると考えています。そして、べビューで効率的にベビーグッズを選ぶことで空いた時間を、ぜひパートナーへのケアや、睡眠時間にあてていただきたいです。
夫婦ともに子育てへの意識があがり、実際に産まれてからも育児に携わり当たり前に「共育て」する生活スタイルを築くことで、我々のミッションでもある、ママもパパも描きたいキャリアを選択できる未来にも繋げていきたいと考えています。
まずは「信頼できるべビューを参考に、欲しいベビーグッズがすぐに見つかった!」を加速化したい
「Babiew べビュー」は、サイト公開以来、ステマなしの使用した方の口コミにこだわっています。ただの口コミサイトではなく、「未来のママ・パパへのギフトとして、ベビーグッズの感想を共有しよう」という輪を広げています。感想って、自分の心のうちに秘めていると、社会的には無価値ですが、共有することで、無限の価値が生まれていきます。
ありがたいことに、ベータ版で口コミを集めている段階から現在に至るまで、共感してくださったママ・パパさんがリアルな口コミをたくさん投稿してくださっています。
この輪をさらに広げながら、「Babiew べビュー」を見れば、ママ・パパがベビーグッズ選びの時間をぐんと減らすことができ、きちんと購買すべき商品の意思決定までできるようなサービス提供をしていきたいと考えています。
ママ・パパが本当に買うべき商品を選ぶまでのジャーニーを邪魔することなく、はじめて訪れても納得した状態で購買までスムーズに完結できるようにアップデートをしていきたいです。
日々より良いモノ作りに励むメーカー様にとっても、べビューがママとパパの生の声を知れる貴重なプラットフォームとなり、結果として、業界全体が盛り上がるような仕掛けができれば嬉しく思います。
BEFFYのチームメンバーには、取締役をはじめとしてパパもいるので、組織としてもバランスよく、ママ・パパ双方の声を聞き続けながら進化し続けていこうと思います。
BEFFYでは一緒に働く仲間を募集しています!
長い代表インタビューとなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。BEFFYでは、「ママもパパも毎日を心から楽しめるハッピーな世界」を創ることをともに実現してくれる仲間を絶賛募集中です!
べビューを中心に、本当にママとパパが必要とする様々なコンテンツやサービスを一緒に作っていきませんか?詳しくはRECRUITページをご確認ください!
■BEFFYコーポレートサイトはこちら
(※本記事はコーポレートサイトに掲載の内容を転載しています。)
金木りな プロフィール
1990年生まれ、東京都出身。1児の母。
早稲田大学商学部卒業。日本コカ・コーラ(株)、日本ロレアル(株)、にて新卒よりマーケティングに従事。
不妊治療を経て、31歳で第一子出産。産休・育休中は1年間ほぼワンオペで子育てに専念。フルタイムで仕事復帰後、2022年BEFFY Inc.を創業。自身の経験から、日本の子育て環境に大きな課題を実感し、「ママもパパも子育てを心から楽しめる、ハッピーな世界を創出する」をビジョンに掲げる。2023年9月、日本初となるベビーグッズ専門のランキング・口コミサイト「Babiew(べビュー)」をローンチ。
ママとパパが一緒に子育てを楽しむ「共育て」を当たり前にするために、「赤ちゃんを迎える準備=ベビーグッズ選び」から始めることを提唱する。
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