『岡田奈々 1st LIVE TOUR 2023 ~TIMELESS FLAG~』全8公演終了!
さて。というわけで岡田奈々さんのライブハウスツアー「1st LIVE TOUR 2023 ~TIMELESS FLAG~」が全行程終了致しました。
最初にこのツアーの演奏候補曲の資料が届いたのは確か、2022年の11月頃だったでしょうか。
大まかな構成が記されたそのセットリストは、メドレー含め30曲近い曲数だったように記憶しています。僕は軽い目眩を覚えながら、徐々に各楽曲の譜面の作成に入りました。
各曲、これはワンコーラスで、等の記載ももちろんありましたが、それはやはり全体を把握せずにそこだけ切り取る、というわけにも行かず。
「AKBグループへの感謝を込めて唄いまくる」というコンセプトの元作成されたセットリスト。僕は、1ヶ月ほどでしょうか、ひたすらAKBグループの楽曲に向き合って大まかなバンドアレンジ、メンバー用の譜面の作成に没頭しました。
いやこれはしかし。ものすごい勉強になりました。キャッチーなメロの応酬、ワードとアレンジの関係、世界観の構築…など。
もし今回のツアーのバンマスに任命されていなかったら、得る事の出来なかった様々な何か、が自分の中に吸収されたんだなあと。
今になって思います。
その作業の渦中ではそれどころでは無かったですが🤣
何しろ、福岡、広島、大阪、名古屋、新潟、東京、横浜、と。
それぞれのご当地のグループの楽曲をそこのメンバーをゲストに迎えて、のコーナー。
そして昨年の人見記念講堂でのソロコンサートで期せずして巻き起こった、ダブルアンコールの「根も葉もRumor」
あの日、僕らもスタッフも全く準備していなかった。でも音楽を制作する側は誰もがこういうハプニングが大好きなのです。
この日から始まったダブルアンコール、そして今回のツアーでは各公演違う楽曲を演る、というコンセプト。
・・・準備する曲数としてはものすごい数になりましたw
見ますか?笑
個人的には横浜公演での「怪物さん」そして昨日の「パート・オブ・ユア・ワールド」が印象深いですかね。
本編だとまず初日の福岡で驚いたのが「だらしない愛し方」〜「軽蔑していた愛情」〜「美しき者」の流れでしたね。
あ、この人これが表現したかったんだ、と彼女からの演奏へのリクエスト含め、全てに合点が行った瞬間でした。あの本番での瞬間は忘れません。
そして中盤でのバンドだけでのインスト。各メンバーをフィーチャリングして構成しました。
この曲で「あ、やはり良い演奏をすると客席も盛り上がるんだな」と当たり前の事に改めて気付かされました。グルーブやアンサンブルが上手く行った日の歓声は大きいんですよね。嬉しかったです。
各地の皆さん、本当にありがとうございました🙂
しかしこうやっていざ全公演終わってみると。
ものすごくたくさんのものを頂いたな、という思いで一杯です。
岡田さん本人がこのツアーの全てのコンセプト出しをしたのだろう、ということは想像が付きます。
全公演ゲスト、とか含めスタッフからはこれは出ないでしょう🤣
前回の投稿でも書きましたが、彼女はほぼ全てのビジョンを見据えた状態、セットリストや構成の変更にしても何にしても、自分が見えた状態での提案をします。
そこへの信頼は今回、ますます高まりました。絶対そこは間違わない。
この才能がどこから来たものなのか、そもそも兼ね備えているのか、長年のグループでの経験によるものなのか。
おそらく両方なんでしょうね。
エンターテイメント、というものが好きで好きで。その渦中でいろんな大人や会社、企業案件に揉まれて揉まれて生きてきたのでしょう。
ちょっと変な言い方になったかも知れませんがその強さ、は半端なものでは無いと感じます。都内でリハーサルが終わった後スタジオでそのまま何時間もスタッフと、ツアーとは別の会議をしている光景も何度も見ました。
話が逸れましたね🙂
本当に素晴らしいツアーになったと思います。
肩書きとしてはアイドル、なのでしょうが何十人もの大人を引き連れて、全国ライブハウスを回る。その構成、内容は自分がすべて引き受けて動かしている。もちろん必要な時に手を差し伸べるスタッフはいるにしても。
主導は間違いなく本人。
奈々ちゃんも、メンバーも、スタッフの皆さんも本当におつかれさまでした。
今回のツアーに関われた事、そして各セクションでの仕事。全てが良かった。これはちょっと本当に凄い経験だったと誰もが感じていると思います。
いつかきっと、出来ればこのメンバー、スタッフで。
一緒に武道館のステージに立ちたいなあとひっそりこんなところで願いながら。
1人打ち上げ🍺しながら書いているので笑
誤字脱字等いろいろあるかもですが。
読んで頂いた皆さん、ありがとうございました!