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2022年5月放送後記(前編)

4月放送回からリニューアルしてお届けしている放送後記。
毎回収録に立ち会っている発起人・馬場さんと台本制作・ももさんのお2人に、5月の放送について振り返っていただきました。

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■5月放送曲リスト

※表中の黄色の色付け部分は、現在も購入可能なCD収録曲(ページ最下段に各CDの購入参照リンクがあります)

2022.5月

■第51回「風を感じるような曲」

季節を意識した選曲に

もも:ちょうど1週目の木曜日が5月5日のこどもの日ということで、Magical童謡 Tourのアルバムから「背くらべ」を。 これは、オープニングで入れようって割と早いタイミングで決めていました。
あとは、ゴールデンウィークということと、5月の爽やかな風を感じる曲を中心にということで選曲しました。

この回は、童謡から始まり、PLAYZONEのミュージカルナンバー、最後が「First Memory」と非常にバラエティ豊かな選曲でしたが、構成を考えるに当たり苦労されたのでしょうか。

もも:すっごい大変でした(笑)。 いろいろアイデアは出してもらっていたのですが、なかなか難しかったですね。
 ゴールデンウィークの時期でもあったので、みんながわくわくするようなことというと旅行もあるのかなと考えて、「Let’s Go to Tokyo」を入れたんですよね。

ばば:あと、ちょうどこの時期に植草さんのコンサートが東京でありましたよね。 みんな東京で楽しんでるかなという思いを馳せるという意味合いもありましたね。

もも:その次が「かがやきの日々」。 この流れ、すごくきれいにまとめているように見えるけれど、ゴールデンウィーク=ゴールドということで、「かがやきの日々」です(笑)。
そして最後にPRIVATE LIFEのアルバムから、「First Memory」を入れてみました。

ばば:「First Memory」は2回目ですね。 前回(第14回・2021年8月19日放送)は、オープニングで使用しましたね。

もも:CMソングということもあって、耳なじみがあるかなと。 あとは5月の爽やかな感じを意識していたのもあって選びました。

ばば:「風とカーテンが 白い夜明けに揺れる」という歌詞があるのだけれど、そこに風が見えてくるからというのも選曲のポイントになりましたよね。 それも面白いなと思って。 風が曲の中に吹いてるっていうのがこの選曲で目視できたというか、そんな不思議な感覚がありました。
こんな音楽の聴き方もできるんだなと知ったのが、この回の驚いたところだったかな。

もも:ありがとうございます。

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フルーツジュースのCMソングとして起用された「First Memory」。
3人の爽やかな歌声が眩しい一曲。

■第52回「気持ち高まるビートのきいたナンバー」

全体のテンポ感を大切に

ばば:次は5月12日。 テーマは、「気持ち高まるビートのきいたナンバー」ですね。

もも:オープニングの「ダイヤモンド・アイズ」から、気持ち高まるでしょ(笑)。

ばば:「ダイヤモンドアイズ」「チャンス」「bite the LOVE」「感じだね...... デラ」という流れですね。

もも:これはね、「チャンス」を聴いてもらいたかったんですよ。

ばば:そう、そう、そう、そう。 これがなかなか今まで入れられなくてね。

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「カプリッチョ」では、メインとなる見習い探偵役を務めた植草さん。
野心あふれる若者を表現したかっこいい歌声も聴きどころ。

もも:PLAYZONE'88「カプリッチョ」のアルバムは、ストーリーに沿って作られているので、その中の1曲だけを紹介するというのが、私自身の実力不足もあって今までなかなかできなくて。
 でも、「チャンス」はとにかくかっこいい曲なので、今回ぜひ聴いてほしいなと思って選曲しました。
 リクエストやメッセージも何人か下さっていたのですが、今回はリクエストされた方のお名前のみで、植草さんのコンサートのスケジュールを紹介させていただきました。

ばば:東京が終わって、これから各地方に行かれますよということでね。

もも:そして「チャンス」のあとは、PLAYZONE'98「5night's」から「bite the LOVE」を。 これはね、既に1回紹介しているんですよ。

ばば:昨年の8月12日に放送した第13回「真夏の夜の夢―誘惑―」の回ですね。

もも:この曲はぜひフルコーラスで聴いてほしくて。 今でも購入できるアルバムなんですけど、絶対かっこいいおすすめナンバーとして、今回はフルコーラスでお楽しみいただきました。
ちなみに、私のイチオシポイントとしては、左右から流れる錦織さんと東山さんの声! この部分はぜひ聴いてほしくて、台本に入れました(笑)。

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3人のヴァンパイア姿も麗しいPLAYZONE'98「5 night's」。

ばば:「耳元でささやくような、錦織さん・東山さんの歌声もお聞きのがしなく。」という表現ですね。

もも:はい。 実はこの日は、どちらかというと植草さんをフィーチャーしている回なんです。 ソロ曲「チャンス」の後に、この「bite the LOVE」も植草さんがメインとなる曲なので、ここでちょっとお2人の名前を出してみました。

ばば:この日ね、私、「そうだ、イヤホンで聴かなきゃ!」と思ったんですよ。 そのことををTwitterで呟いたら、結構それに反応してもらったような気がしますね。

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「bite the LOVE」は、メインの植草さんの歌声はもちろん、左右から流れる錦織さん・東山さんの声にも聴き惚れてしまいます。 イヤホン必聴の曲。

もも:ここは聴き逃してほしくないポイントなので、聴いてほしくて。
この曲は派手でノリが良くてかっこいいんです。 少年隊にこういう曲は本当に合ってるなと思いながら選びました。

ばば:そして最後の曲。 これはすごく悩みましたね。

もも:何にしようって悩んで悩んで。

ばば:ビートのきいたナンバーはたくさんあるけれど、エンディングにするには… とか、しっとりしすぎだな… とか、なかなかハマる感じではなくて。
「感じだね…… デラ」 で、ノリノリのまま終われるっていうところがとてもよかったと思いました。全体のテンポ感を大事にしてエンディングに持ってきたという感じですかね。

もも:はい、そんな感じでした。

ちなみにこの第51回は、祝日などの影響により3本録りとなった収録日の最後の収録と伺っていますが、現場はどのような感じでしたか。 

ばば:収録した4月下旬は、藤川さん自身も朝のニュース番組が始まって間もない時期で。 まだ体が慣れなくて大変な中での3本録りということもあったので、結構気を遣いました。 収録が伸びないように、できるだけ秒数などもガチッと決め込んで、もう始まったらバシッと終わるくらいの気合いで台本も作り込んでいた記憶ですね。

もも:夜の早い時間に収録でも、朝が早くなった藤川さんとしては深夜1時くらいから録音している感覚ですからね。 
 でも、世界観も含めて、この番組は本当に藤川さんのナビゲートなしでは成り立たないので。

ばば:藤川さん、素晴らしいですよね。

もも:そうですね、楽曲に敬意を払いつつ、番組の世界観をキッチリと守っていただいていて。 ラジオの場合、自分の名前がついている冠番組はどうしてもパーソナリティーさんのカラーが出てしまうと思うのだけれど、この番組は少年隊の世界を絶対に壊さないようにしていると感じますね。

ばば: 恐らくその辺りも意識してやっていただいていると思うけれど、ありがたいことですね。 

もも:他の藤川さんの番組を聴いてるから感じるということもありますが、 やはりこの番組は少年隊の曲がメインであるということが大きいのかもしれないですね。

ばば:特番や祝日の影響で3本録りとなる場面は、またどこかで出てくるかもしれないけど、私たちも藤川さんに負担をかけないように、頑張ってやっていかないとね。

 ~後編もお楽しみに! ~

■購入可能なCDリスト

※下記のCDについては、全国のCDショップまたはオンラインショップで購入可能です。

◎第51回放送 「First Memory」
◎第52回放送 「ダイヤモンド・アイズ」・「感じだね…… デラ」
(上記3曲とも「35th Anniversary BEST 通常盤」収録)

◎第52回放送 「bite the LOVE」(PLAYZONE'98「5night's」収録)