《自分書房の作り方ワークショップ》で「自分年表」に出会う #Miro革命
「就職氷河期で大学院に行かれて、そこから突然、ライターというところに飛び込まれたのはどういうアレだったんですか?」
「就職活動をしてけど内定取れなかったときに、何をやりたいのかわかんなくなっちゃったんですね。というのも……」
『Miro革命』出版プロジェクトのクラウドファンディングのリターンとして、2022年5月15日に開催された「自分書房のつくり方ワークショップ」。
この日の参加者は主催の田原真人さんと、「実は高校生の頃、田原先生に物理を習ってたことがあります」というワタルさんと私の3名。
田原さんとワタルさん、どちらもこの日初めてお会いしたいのに、どんどん話が盛り上がり、質問したいことが次々に出てくる。「初対面なのに、こんなこと聞いていいのかな」をお互い、ぴょーんと飛び越えちゃってる。そのきっかけになったのは、オンラインホワイトボードツール「miro」を使った自己紹介ボードです。
3分間の自己紹介。文字数にすると、だいたい900字ぐらいが目安。例えば、こんな感じです。
まあまあガッツリ語ってますが、冒頭で紹介した「就職活動で内定がとれなかったので大学院に進学し、その後、フリーライターになりました」なんて話は出てきません。
ところが、Miroで人生年表をつくり、画面表示しながら自己紹介する場合、情報量が全然違います。ワークショップの最中に15分ぐらいで作ったのがこれ。
自己紹介ボードに載っている情報のすべてを網羅して話すわけではありません。でも、写真やテキストがあるおかげで、自然と共通点や関心事項が見つかる。
例えば、田原さんの子ども時代。「子どもの頃から野球をやっていて、理科好きの少年で……」という説明を聞きながら、気になってしかたがなかったのが「剣舞」の写真でした。
実は田原さん、4歳の頃から剣舞(詩吟に合わせて剣を持って踊る)を習っていて、小学生のときに全国大会で優勝。「道場の”期待の星”になって、辞めるにやめられなくなった(笑)」のだとか。
おそらくは親の希望で始めた習い事(ご本人も始めたきっかけはよく覚えていない)。でも、振り返ってみると剣舞のおかげで「呼吸を合わせる」「場の空気と自分を合わせる」といったファシリテーターに必須の身体性が培われたというエピソードも(!)
こんな話、普段は出てこない!
いきなり深い話してる!
そんな驚きの連続で、笑い転げているうちにあっという間に時間が経っていく。
ワークショップのタイトルにもなっている「自分書房」は、《自分が読んできた本のリストを公開する》というスタイルの自己紹介ボードです。これまた、面白いのなんの!
私も目下、制作中です。
「田原書房」のマネをして、本屋さんぽく作り始めてみたけど、もっと全然整列してない、カオスなつくりにしたほうが面白いかも、と思い始めてます。整然した世界も、混沌とした世界も、いかようにでも表現できちゃうmiro。独学であれこれさわってみるのも楽しいけど、最初の一歩を踏み出すときにガイドさんがいると、ぎゅいーんといろんなものをすっ飛ばして、楽しさ面白さの中心部に迫れます。
次回の「自分書房のつくり方ワークショップ」は2022年7月31日(日)20時~22時に開催。『Miro革命』出版プロジェクトのクラウドファンディングのリターンとして申し込めます(2022年5月31日まで)←あと1日!
なお、miroの基本操作から知りたい! という人は対話支援ファシリテーター玄道優子さんの「初めての方向けMiroセミナー」がおすすめ(残り3個!)
miroを使ったオンラインイベントを開催したい人向けの「主催者向けMiroセミナー」もあります。
ちなみに私は、クラウドファンディング先駆けてプレ開催された
①「初めての方向けMiroセミナー」
②「主催者向けMiroセミナー」
を受講した後、
③自分書房の作り方ワークショップ
に参加。
おかげで、さくっと初心者脱出。オンラインイベント配信中にMiro書記を担当したり、miroでプレゼンしたり、資料をまとめたり……と、すっかりmiroと仲良しになりました。
『miro革命』の完成も待ち遠しいです!
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