デジタルビオフェルミンおじさん
近況報告
前回、体調があまりにも悪くて胃カメラを初めて飲んだ、という話をここでしました。
結果として何も原因がわからなかったため、今度は大腸内視鏡検査をしました。
それにあたって初めて下剤を飲んだのですが、すごいですねアレ。「オケツからオシッコ出てるんですけど!!」ってなりました。
しんどさはなかったしむしろちょっと面白かったくらいなのですが、強いて言うなら下剤がしょっぱくてまずかったです。
モビプレップというデカい下剤を1リットルくらい飲んだのですが、まず名前がとてもいいですね。モビプレップ。脱糞音みたい。これからウンチを出させてやるぞ、という確固たる意志を感じるようなネーミングセンスに脱帽です。
結果は来週らしいので、詳しい検査の事は胃カメラ、大腸検査のルポみたいなのをまとめて書けたらいいなと思います。
検査ってお金かかりますね。
胃カメラは5000円くらい、まあそんなもんで済むのか、という感じだったので高をくくっていたのですが、大腸検査は2万円くらいしました。保険適用でこれです。
最近体調不良でお酒も飲んでないし、ここ一か月はなんならうどんと雑炊くらいしか食べていませんでした。食費浮くねって思っていたところでこれです。プラマイゼロ、むしろマイ。こりゃめでてーな、と言ったところです。
そんな大腸検査を終えた僕に、試練がどんどん襲い掛かってきます。
バイト先で起こる人間関係のトラブル。パンクする自転車のタイヤ。悪化する夏風邪。私、これからどうなっちゃうの~!?
冗談抜きで色々起きすぎてどうにかなりそうです。
チャリのパンク、色々込みでタイヤ交換することにもなって8000円取られたし。先の検査費用も相まって、お金もまあまあまずいです。カードの使用履歴を見るたびに心拍数が上がります。
これが厄年というやつですか。厄払い行ったんですけどね。
厄払いしといてこれだから、何もしてない状態で厄年を迎えたらもっと酷くなっていた、と考えるべきか、厄払いに意味なんてない、と、この世の全てを憎むべきか。僕は後者です。
こういった具合に、何とか生きています。
思った事書きます
今日は日中にふと考えてたことでも書こうかなと思います。
子どもの頃というか本当に赤ちゃんの頃って、愛されてというか守られて育った気がします。自分が愛されてた、とかってわけではないのですが、まあこの年まで生きてこられるくらいにはちゃんと育ててもらった自覚があります。
親からご飯を食べさせてもらって、泣いたらおしめも変えてもらえるし、外を歩けば親戚や近所のオバアたちにかわいいねえかわいいねえと言われて、ぬくぬくと育ってきたわけです。
そんな僕が初めて感じた、自分に向けられた「悪意」って案外覚えてないんですよね。
多分どっかで明確にあったんですよ。人の悪意に気付く瞬間というか。「あ、人間って全員が僕のこと好きじゃないんだ」っていうのに気づくタイミング。
今思うと、そんなのって多分生まれて数年で一番の精神的負荷だと思うし、世界の全員が味方だと思ってた人間がそれに気づくのってかなりの出来事な気もするんですけど、そのレベルの事忘れちゃえるんだなって。
親が育児で嫌な顔しても正直わかんないと思うので、多分そういうのって初めて会った同じくらいの年齢の子に「イヤ!!!!」って泣かれたとか、犬にバカほど吠えられたとか、そんな感じの事だと思うんですけど。
「あっ、確かに僕もピーマンとか、他の子に対して嫌って思った気するっスね、じゃああれが嫌いっていう感情で、僕の事を嫌いな人もいるわけっスね」みたいな気付きって当時は無かったと思うので、悪意そのものに気づくとしたら自分に明確に感情を向けられた時じゃないかなと。
まあ単純にすげえ昔の事だし、もしかしたら覚えてるっていう人もいるかもしれませんが。
それとも当時としてはお腹空いた、うんちでた、みたいな一過性のストレスと同様に捉えていたんでしょうか。嫌だったけど別にそんなもんか、ってくらいの。
だとするとすごいな。自分史上一番メンタル強かったのって多分その当時だな。
と思ったけど、マズローの五段階欲求みたいなのに当てはめて言うなら、当時は生理的欲求(ご飯欲しい、寝たい)が強すぎてそれどころじゃなかった説が多分一番だな。
精神的な苦痛や悩みは生活基盤が安定しているからこそ起こるものだという事です。生きていることにもっと感謝すべきか。そんなこと言っても、現状つらいもんはつらい。
今日の結論は「マズローはすごい」でした。
こういうしょうもないことも、ちゃんと文字に起こして考えてみるとスッキリして好きです。みんなも、日記を書こう。
あとがき
冒頭で最近あった嫌な事を色々と書きましたが、不憫を自慢するともっと不憫そうな人々から怒られたりマウントを取られたりすることがあります。
あなたも私も大変で生きててエライ、でいいと思います。
余裕がない人ほど他人を敵だとみなして攻撃しようとしてくる感じありますからね。現代人は疲れすぎている。
こんなストレス社会。
働いている人も、そうじゃない人も、学生もみんな生きててすごいと思います。
だいたいの学生は学校をこの世の全てみたいに思って、学校内でのどうこうとか、クラス内のどうこうとかっていう悩みを持っていると思います。
そういうXの書き込みとかを見ると「青いなあ」と思ってしまいますが、当時は僕も同じように悩んでいたはずだし、それを「青いなあ」と茶化されたり揶揄われたりするととても嫌な気持ちになった気がするので、悩みはそれぞれです。
学生には学生の、社会人には社会人の、赤ちゃんには赤ちゃんの、それぞれの等身大の悩みがあって、その等身大も個人で差が出るところです。
なので俺の悩みのほうがエライ、もお前の悩みなんかカスだ、も無いです。そこはリスペクトを持つというか、自分と切り離して考えましょう。
感性が違うから無理して認め合う必要もないと思うけど、人は人、って考えないとどんどん自分がしんどくなるだけだなと思ってます。僕もそれが完璧に出来てたらわざわざこんなとこで書かないんですけど、考え方としてね。
説教くさくなってきたのでこの辺にしておきます。
人には人の乳酸菌、ということで。
それでは。