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逆・プラトニック・ラブ


『あんたたち、遠距離恋愛ってやつ?』

---『いや、違います、お友達です。関西遊びに来たら家に泊まって…みたいな。』

『ほんならあれか、《プラトニック・ラブ》っちゅうやつか!』

---『(笑)』

男女が一緒に22:00過ぎにお好み焼きを
食べていたら、恋人同士だと思うだろう。
お好み焼き屋のおばちゃんが突いてきた
質問は意外と鋭いから怖い。

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私たちは、『お友達』なのである。
お互いに『好き』な気持ちがある。
でも、私たちの『好き』は、よくある『好き』とは違う気がする。

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時には寂しさを埋めあって。
時には恋愛偏差値低いながらに恋バナしあって。
死なないでね、とか生きててね、とか
言い合うほど脆くて繊細で、
もしかしたらいつだって消えてしまうかもしれない。(いや、私は消えないけど)

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そばにいれたら良かったんだろうか。
そばにいてあげれたら恋人になっているんだろうか。

ーー私の、そばにいてくれたら、良かったのに。

いや、きっと。もし私たちが恋人になっていたら、お互いに依存してしまってもっと弱くなってしまうだろう.少なくとも私はそんな気がする。


別に、
今まで通りでいよう。

別に、
何も変わらないよね。

そうは思っても、泣いてしまったことと
受け入れたことで、言葉よりもずっと、
何か伝わってしまったような気がする。
でも、私の心と体は一致してない。
雑な関係になりたいわけじゃない。
そしてやっぱり、恋人になりたいわけでもない。

だから、
『プラトニック・ラブ』

理想はこれだった。
だけど、逆になってしまった。

寂しさは人の判断能力を鈍らせるものだ。
なんて、言い訳は沢山できるけど。

初めてのこと、
とても疲れてしまって、
昨日は12時間も寝た。
今日も眠い。

はやく、お互い恋人を作ろう。
あなたが1人でも心配だし、
私は私で1人で寂しいから。
ごめんね、ありがとね。生きようね。


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