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尊敬するひと①父

今まで生きてきて出会って接点をもってる人は、みんな尊敬してる。

その中でも尊敬してる人のヒトリ。

このご時世だとブラックと言われかねないけど、父が現役バリバリの頃は朝早くから夜遅くまで働いて、休日出勤当たり前だった。…私には無理だな。

家庭をかえりみず…に見えるけど、私は家族の為に働いてると思えてた。…いい子なのかな(笑)

朝起きたら父はいないし、寝るまでに帰ってくることなんてほとんどなかった。見ない日が続くといつの間にか出張に言ってた。

休みの日は、遅くまで寝てる事が多かった。

たまに子供達と遊んでも、子供の遊びに付き合うよりは、大人の遊びを子供にさせてたに近い。

学校行事に父が来たことなんてなかった。それが普通だったから、今の世の中のお父さんてすごい。

思春期は、よく怒られた。生意気だったんだ。門限厳しくて、たまに遅く帰るとそんな日に限ってお父さんの帰りが早いとか。何でか分かんないけど、お父さんから宿題を出されてた。

話それてしまったけど、そんだけ厳しい環境下で働いてたにも関わらず、私に言う言葉…

『出来るだけ頑張りなさい』

私が仕事で考え方や動き方など悩んで、お父さんに相談すると最後に言われる。

私は性格上、そういう言葉を言われるとやってやろうじゃねーか。とスイッチが入る。娘の性格わかってらっしゃるのかな。その言葉のおかげで出来なくても出来る限り頑張れたかな。と自分に優しくなれる。

お父さんが新聞配達しながら学校に通ってた時期、隣の部屋のそっち系の人達にいつもお金取られてたらしい。

それなのにお父さんに比べたら、お前はまだまだとか、甘いなとか言わない。

むしろお父さんは大変じゃないて言う。凄い

あんだけ門限に厳しかった父も私が社会人になった途端、何にも言わなくなった。12時過ぎるなら連絡しなさいね。で終わってた。母がビックリしてた。

社会人になったら父と出かける事が断然多かった。大体、映画。

もうすぐ父も第二の人生を歩もうとしてる。

私が小さい頃に油絵を描きたいと言っていたので、父がいつでも描けるように一式揃えてプレゼントしようかな。親孝行。

その前に孫て言われる…これが一番な親不孝。

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