見出し画像

今年の花粉は例年の10倍になるそうな


まじか。
思わずテレビに話しかけちゃいました。
NHKさん曰く、今年のスギの雄花の数は、例年の10倍だそうです。
花粉を出すのが雄花、受け取るのが雌花なので、この春は気合が入ってますよ!ということだ。


そんなわけで、例に漏れず私も花粉症です。

小さいころは、近所の神社の杉林でよく遊んでおりました。まさかこんなことになるなんてつゆ知らず。
私は20年前には発症してましたが、当時は花粉症ってここまでメジャーじゃなかった気がします。

席替え、クラス替えで周りが浮き足立つ新学期。一番前の席でティッシュを握りしめて、ずっと泣いてました。
新しい友達とか先生とか、もう、それどころじゃないのよ。
もうほんと、つらいですよね。ただただつらい。
止まらないくしゃみ、とにかくかゆい眼球。鼻づまりで頭はぼんやりするし、集中力もにぶります。誰か助けてくれ。


そんな思いをしている、誰かがつくったんだろうな、この企画。

読めますか、避粉。ひふんです。
念のため調べました。

花粉症の発症を抑えたり、症状を和らげたりするために、原因となる花粉がほとんど飛ばない土地へ移ること。
goo辞書より

もう花粉がどうにもならないなら、人の方が動いてしまえという発想です。
高木のスギやヒノキは沖縄の台風に耐えられず、他地域と比べてほとんど生育してないそう(こういうところ、植物ってほんと面白いな)。
花粉症の人間にとっては、もう、楽園じゃないですか。

花粉のせいで外出を億劫に思うことなく、春だからこそ感じられる暖かな陽気や柔らかい風を竹富島で体験し、清々しい気持ちで過ごしてほしいという思いから本プログラムを開発しました
星のや竹富島「避粉春風(はるかじ)ステイ」


わかる…!
花粉症の我々だって、春らしいぽかぽかの陽気、味わいたいのですよ。症状もつらいけど、春を味わえないのはもっとつらい。
ピクニックも日向ぼっこもお花見も楽しみたいし、いよいよマスクを外せそうな気運、胸いっぱいに深呼吸したいんだ。
そんな願いを見透かしたかのよう。
書いた人、絶対花粉症もちでしょ(個人の感想です)。

そろそろ花粉飛びそうだし、春だし、沖縄に行こうか。
これからの未来、そんな言葉が自然に出る日がくるのかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?