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煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【11連勝へ挑戦】4/24(日)

35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今日は11連勝へ挑戦する。

※煉獄コロガシとは
 1.1倍の複勝でも、5万円スタートで35回転がれば140万円になる。
 ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
 とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
 命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。


先週は下記の通り的中できて10連勝となった。
その払戻金418,210円のうち端数を省いた418,200円を本日は転がしていく。


【本 命】


第11回の◎は、4/24(日)東京10レースの08レモンポップとする。

【買い目】


 ◎ 08レモンポップ  複勝 418,200円
     投稿時点複勝オッズ 1.2~1.3倍

連対パーフェクトというわかりやすい戦歴や、WIN5絡みで注目されやすいレースということもあり、このあと買いが入って1.1倍になる可能性が高いだろう。ただ準OPでフルゲートということもあって伏兵陣も多士済々。
購入シェアはせいぜい50%台までに留まり、75~80%(=複勝1.0圏)までは行かないと見て購入する。

【根 拠】

1.デビュー戦の時計価値

この馬、単に連対パーフェクトなのではなく、走る度に価値の高い走破時計をマークしている。いわば必然の好成績。それを1戦ごとに紐解いていく。

まずはデビュー戦。いきなり重賞級の走りを見せている。

東京ダ良1300m 2歳戦 歴代勝ち時計ランキング

1位 2017.11.04 ミスターメロディ 1.17.4 JRA重賞2勝(GI、G3) 
2位 2009.11.08 アースサウンド  1.18.1 JRAOp、交流Op各1勝
3位 2020.11.07 レモンポップ    1.18.2
4位 2008.11.08 スーニ      1.18.3 交流重賞9勝(うちGIを3勝)
5位 2006.11.11 ビクトリーテツニー1.18.6 JRAG3、Op各1勝

ミスターメロディは規格外にしても、OP・重賞を沸かせた歴戦の古豪と同等かそれ以上の時計を、レモンポップはマークしている。

また、上記5つのレースで敗れながらも1.18秒台で走破した馬たちや、
上記5つのレースには及ばないながらも1.18秒台で勝った馬たちを調べても、
ほぼ例外なく時計に比例して活躍している。
従って、「2歳ダ良で1.18秒台」は、
悪くても2勝クラス上位級、うまくすれば3勝クラス~Op上位級に出世する、信頼性のある指標だと言える。

2歳戦 東京ダ良1300m 上記5頭に匹敵する時計で走破しながらも、
相手が強すぎて勝てなかった馬たち

2009.11.08 1.18.2 2着 スターボード   3勝クラス1着、交流GⅢ3着
2009.11.08 1.18.3 3着 ベビーネイル   2勝クラス1着、3勝クラス5着

2歳戦 東京ダ良1300m トップ5には及ばないながら1.18.7~9で走破した馬たち(全12頭)
将来OP勝ち       2頭
将来交流重賞2着    1頭
将来Op3着         1頭
将来3勝クラス 2,3着 1頭
将来2勝クラス 1着    3頭
将来1勝クラス 1着    2頭
--
現役2勝クラス掲示板級 2頭


2.3走前の時計価値

デビュー戦のあと順当に2戦目も連勝したが、その後、歩様が乱れたとのことでなんと1年以上の休養。そこから復帰したのが昨年末の阪神ダ1400m。

このレースはそもそも、「月間コロガシ」のほうの企画で一度、
ケイアイドリーは3勝クラスでも通用するという根拠として挙げたレース。
1.24.0という勝ち時計が3勝クラスの水準に達しており同開催の古馬Opとも互角ということを強調した。

2021.12.12 阪神12R 夙川特別(2勝クラス)ダ良1400m
1着 1.24.0 ケイアイドリー  3勝C昇級即、2→1着で卒業
2着 1.24.2 レモンポップ
3着 1.24.6 メディーヴァル  次走2勝C1着、3勝C昇級初戦5着

長期休養明け、初の関西遠征、古馬対戦など苦しい条件揃いの中、
レモンポップはそのケイアイドリーと0.2差の2着。
そして0.4差で完封した3着馬もすぐに勝ち上がって3勝クラスで通用めどを立てている。

そう考えるとここで改めて、3勝クラス通用級の能力を示したと言える。


3.2走前の時計価値

上述した長欠明けのレースを激走し、2戦目となった前々走も濃かった。
下記の通り、前半の遅かった2勝クラスのほうが、同日の3勝クラスよりも速い時計で決着している。

2022.01.05 中京12R 2勝クラス ダ良1400m
34.5-49.3=1.23.8
1着 1.23.8 トーセンアラン
2着 1.24.0 レモンポップ
3着 .1.24.7 ルチェカリーナ  次走2勝C1着、その後芝の3勝Cで3着。
4着  1.24.9 イバル      次走2勝C1着

↓ 同日の格上戦よりも遅いペースなのに、↑ のほうが走破時計がいい。

2022.01.05 中京09R 門松S 3勝クラス ダ良1400m
34.1-49.9=1.24.0
1着 1.24.0 ボンディマンシェ 次走、Opで0.2差4着
2着 1.24.2 ヴァルキュリア
3着 1.24.2 ブッチーニ    今回、レモンポップと人気を二分
4着 1.24.5 オーマイガイ   今回、レモンポップと対戦
5着 1.24.5 ボイラーハウス  2走後に3勝C1着

0.2差2着のレモンポップ自身の走破時計は、3勝クラスの勝ちタイムと同じ
その時計でボンディマンシェが0.2差完勝しているのだから、またしてもレモンポップは3勝クラス通用の証拠を1つ積み上げたことになる。

4.前走の時計価値

そして前走だ。
ここも、またもや凄い時計。
翌週の3勝クラスより前半で1秒以上遅かったのに、自ら上り最速でぶっちぎって走破タイムで並んでしまった

2022.01.30 東京12R 2勝クラス ダ良1400m
367-479=1.24.6
1着 1.24.6 レモンポップ
2着 1.25.0 ノーリス     次走2勝C1着
3着 1.25.2 コモレビキラリ
4着 1.25.6 タイセイサムソン 次走2勝C1着
5着 1.25.6 エターナリー   次走2勝C1着

↓ 翌週の格上戦よりも遅いペースなのに、↑ は互角の走破時計。

2022.02.06 東京10R 銀蹄S 3勝クラス ダ良1400m
356-490=1.24.6
1着 1.24.6 ニュートンテソーロ
2着 1.25.0 イディオム    今回レモンポップと対戦
3着 1.25.0 ブッチーニ    今回レモンポップと人気を二分
4着 1.25.2 オルクリスト
5着 1.25.2 シゲルタイタン  3走後に3勝C1着

しかも当時負かした馬たちが続々と2勝クラスを卒業。決して弱い馬を相手にした一戦ではなかった。
中でも2着だったノーリスは、

 ・3歳3月の未勝利勝ち時に、
  中京ダ1400mで同日古馬OP2着と同等の時計で走破してぶっちぎり。

 ・3歳8月の1勝C勝ち時に、
  新潟ダ1200mで前週の古馬3勝Cの時計を0.3上回る時計でぶっちぎり。

というように、左回りダ1200-1400mならば3勝C~Op級の力を持つ馬。
これを相手に東京ダ1400mで大楽勝を決めて見せた
のだから、数字だけでなく中身の面でもかなり濃いと言える。


5.相手関係と展開

レモンポップ自身は昇級初戦となるわけだが、
ここまで時計の比較で引用してきた、

2022.01.05 中京09R 門松S 3勝クラス ダ良1400m
2022.02.06 東京10R 銀蹄S 3勝クラス ダ良1400m

この2戦の上位馬が本日の主な対戦相手。
その両レースで3着だった12ブッチーニが2番人気になるメンバー。
ならばそもそも時計価値の観点で既に負かしたも同然の相手たちということになる。

そして12ブッチーニも、
1-4枠 (3,2,2,2)→勝った時は2,1,1番枠。
5-8枠 (0,1,0,4)
と、内で溜める競馬を得意とする馬。それが今回は6枠12番。
と考えれば力を出し切れない可能性も十分ある。

そう考えると、これといって怖い相手はいないと言える。

敢えて言えば、上記2戦はどちらもレモンポップの走ったレースより前半のラップが速かったレース。そしてその2戦で先行していた馬が本日、出走してくる。
つまりレモンポップは今回、「昇級で速いペースに戸惑う」という危険性を秘めている。

そう考えると、◎レモンポップが敗れるとしたら以下の2つの展開。

1.前残り
先行勢が速いペースで引っ張って、◎08レモンポップがそれを好位で可愛がりつつ、なし崩しに脚を使わされて捉えきれない展開。

2.前崩れ
上述2頭を◎08レモンポップがしっかり潰し切るも、ペース自体が速くなったぶんだけ後続の末脚に屈する展開。

前者ならば、04オーマイガイ、06イディオムが強敵。
ただ片方に逃げ切りを許すとしても2着は確保できるだろうし、2頭が両方残るほどの極端な前残りなら◎レモンポップも3着に残るだろう。

後者ならば、◎08レモンポップを差せるのは03ジュリオだけだろう。
04オーマイガイを差して勝ち上がってきた馬だし、
前走は雨上がりで内から乾いていき外伸び馬場になっている中、
内枠から内を突いて、且つ前も壁で最後は流してゴールしていた一戦。
今回も似たようなシチュエーションになりそうだが、鞍上が工夫して外に出せるようなら一変あってもおかしくない。

いずれにせよ、どうあっても3着圏内は外さないと見る。


6.力を出せそうなデキ


ちょうど1か月前の3/23から時計を出し始め、休まず乗れている。
(新聞に時計が乗っていない日も軽いところは乗っているのが、Targetだとわかる)

レース直前の2週間は、

金、土、日、火、水 のうち3日以上、坂路中心に時計を出す

1週前追い 水or木曜日に南Wで6F86秒前後。

金、土、日、火、水 のうち3日以上、坂路中心に時計を出す

最終追い  木曜日に南Wで6F86秒前後。

という近走のパターンを今回も踏襲。
最終追いについては、近走はずっと併せ馬だったのに今回単走にしてきたのはなぜかな、というのはあるものの、時計的には近走とそん色ない。

おおむね、力は出せる状態と見ていいだろう。
なにより、
現在関東リーディングをひた走る田中博康厩舎が、エース級のポテンシャルを秘めるこの馬の仕上げをミスるわけがないと信じる。

2022関東厩舎リーディング(先週まで)


もし落とし穴があるとすれば、今まで11~1月の冬場しか出走したことがなく、夏日に近い気候の本日、気温差に戸惑わないかという点。
それとて重箱の隅を突くような話ではあるのだが・・・。

とはいえ大金のかかる勝負。
念には念を入れ、これについては、記事投稿後、パドックを見るまで馬券を買うのはギリギリまで待ち、よほど発汗や入れこみが激しければ購入を取りやめる。という形でリスクヘッジしようと思う。


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