見出し画像

煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【リスタート1戦目】5/8(日)

35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今日からリスタートする。

※煉獄コロガシとは
 1.1倍の複勝でも、15万円スタートで35回転がれば
 サラリーマンの年収を超える。
 ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
 とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
 命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。

(企画詳細は下記参照)

リスタートのために用意した資金150,000円を本日は投入していく。

【本 命】

再開第1回の◎は、05/08(日)中京06レースの12スマートラプターとする。

【買い目】


 ◎ 12スマートラプター  複勝 150,000円
     投稿時点複勝オッズ 1.2~1.5倍

昨日も今朝も、候補馬は何頭かいたが、無事に来た馬もいれば、見送って正解だった馬もいた。
それらも含めて土日トータルで見て、馬自身の実力と相手関係、展開などを総合して一番信頼できるのはこの馬と判断した。
結果的に1.1倍ではないが、まず堅いと思う。

【根 拠】

1.初勝利の時計価値

初勝利を挙げた前々走の時計が優秀。中京ダ良1.25.1は、今回出走する1勝クラス戦を飛び越え、2勝クラス通用級の時計だ。

2022.01-03月 中京ダ良1400m 勝ち時計ランキング

今年これまでに行われた中京ダ良1400m戦26鞍のなかで、スマートラプターの勝った未勝利戦は10位に相当する。

新馬・未勝利11鞍の中では次位のルショコラ、ミユキアイラブユーの1.25.2を上回って1位。ちなみにそのミユキアイラブユーは次走昇級戦の3歳1勝クラスを0.4差で完勝。

そして今回と同じ3歳1勝クラスとの比較で言えば、ジレトールの1.25.2を上回っている。ジレトールはそのあと3歳OPで連続2着。

古馬1勝クラスでいうと、スマートラプターを上回ったのは3鞍あり、その勝ち馬3頭の内、エイシンギアアップは2走後に2勝クラスを0.8差圧勝。
ウーゴは次走昇級戦の2勝クラスで早速3着。

古馬2勝クラスでいうと、3勝クラスと互角だったトーセンアラン(2着もレモンポップ)は別格としても、他の2鞍はルチェカリーナ1.25.1、ゼンノジャスタ1.25.2であり、スマートラプターはこの2鞍と互角。
ルチェカリーナは2走後に3勝クラスで3着、ゼンノジャスタは3走後に3勝クラス5着。

もちろん、同じ良でも馬場差やペースの違いなど詳細を無視した乱暴な比較ではあるが、黒字にした各馬のその後の戦績を見る限り、スマートラプターがマークした1.25.1は3歳1勝クラスで留まるレベルの時計ではないという証拠は十分であると言っていいと思う。

今回の出走馬で、ダ1200~1400路線で同価値のタイムを持っている馬はいない。かなり飛び抜けた存在だと言っていいだろう。

2.良の割に時計速めで前が残る今週の中京ダート

今回のメンバーで逃げた経験を持っているのは3頭。
07クアトロフォンテ、09フォーチュンテラー、◎12スマートラプター。
ダ短距離の割には逃げ馬の少ない組み合わせだ。

中では、3F34.8-5F59.6で逃げた経験を持つスマートラプターが、最も速そう。初戦では芝のマイルでもハナを切っている。ダートスタートの前走では脚が滑って先行し損ねているが、芝スタートで揉まれない大外の今回は、減量騎手起用も込みで考えると、ハナを切れそうだ。

07クアトロフォンテが逃げたのはダ1400で3F36.0-5F60.6というレースと、
もう1鞍は佐賀。近走、脚抜きの良い馬場で3F34.7、3F34.9をマークしつつも逃げられていない。
09フォーチュンテラーが逃げたのはダ1800で3F37.8-5F63.4。近走は差しにモデルチェンジしている。
他にポジション争いのライバルになるとしたら近2走が3F35.0、3F34.6で先行している06アランチャータか。しかし乗り替わりで馬の特徴を掴みきっていない鞍上が、競ってまでハナを取りに来るとは考えにくい。

昨日の開催を見ていると、
ダ良1800m未勝利が1.54.2、ダ良1900m未勝利が1.59.9と、好タイムが出ている。(特に1900mの1.59.9は破格)
そして4角1、2番手の馬が6鞍中5鞍で馬券に絡んでいる。
昨日勝った馬たちが強かったというのもあるだろうが、良の割に好時計が出て、且つ前が残る馬場だ。
本稿を書いている最中に行われた中京1~3レースでも、1、3レースは先行馬が勝った。
(2レースは3F34.5と未勝利としては異例のハイペースで差し決着)

スッとポジションを取れれば、そのまま2走前に見せたスピードを発揮して他馬を振り切れそうだ。

3.前走凡走をどう見るか

少し先述したが、この馬、前走はスタートで躓いてしまっている。
いわゆる、ダートで脚を滑らせて体勢を崩してしまった形。

スマートラプター、前走のスタートの瞬間
(このあと隣の3番と少し接触もしている)

それでもダッシュ力じたいはあるのでスッと2番手にはつけたのだが、
外からワッと来られてしまい、300mくらいの地点で内に包まれてしまう。

スマートラプター、前走200-400mの中間地点

ちなみに外から被せてきた先行勢は以下の顔ぶれ。
08クールライズ
 デビュー戦でダ1200mを1.5秒ぶっちぎり勝利。次走1勝クラスも2着。
09カルネアサーダ
 前走ダ1200mで未勝利勝ち。その時計が同日古馬1勝クラスと互角。
15ナムラフランク
 前々走ダ1200mで未勝利勝ち。1.3秒ちぎり同日1勝クラスと互角の時計。

いずれも当時と同じ舞台の「ダ1200m」で圧倒的な実績を持っていた馬。
1200mも初、ダートスタートも初めてだったスマートラプターにしてみれば、ただ被されただけでなくこの顔ぶれだったと考えれば辛くなって当然。

その点、今回は大外枠で芝スタート。
スンナリハナを切る、または内から抵抗されたとしても番手確保は可能。
そして2勝クラス相当の実績を持つ中京ダ1400mが舞台。

すべての条件が好転する。となれば前走を度外視して巻き返しに期待していいだろう。

4.相手関係

前走は、先述の通りダ1200mに実績を持つ先行勢にワーッと外から被され、
なおかつ勝ったクロジシジョーもダ1200で1勝クラス連続2着でリーチがかかっていた馬。そう考えると本当に相手も悪いし間も悪い一戦だった。

その点、今回はかなり相手が軽くなった。

戦績的に、一番のライバルになり得るとしたら02ライラボンドか。
現級で6→8→7→3→2着と一戦ごとに上昇中で、前走は阪神ダ1400mで0.0差の2着。初勝利を挙げたのは今回と同じ中京ダ1400m。
しかも前走は新人大久保君騎乗だったが今回は主戦の長岡に手が戻る。

あとは、その隣の03マルモリスペシャル。
デビュー戦は世代最初のダート戦にして、超ハイレベルな一戦。
既に2,3,5,6,8,10,12着馬が勝ち上がっており、
本馬と同タイムの2着だったメズメライザーは既に1勝クラスを卒業。
父バトルプランは昨日の中京ダートで3勝の猛威を振るったダンカークと同じfappiano系。

ただこの2頭も含めて、どの出走馬を見ても、「ダ1400m前後での、時計や相手関係の裏付け」に欠ける。
◎12スマートラプターが第一項で挙げたとおりのスピードを同舞台で再度発揮する可能性が高いと考えたとき、その逆転候補たりうる根拠が見えない。

敢えて言えば09フォーチュンテラーか。路線は違うがダ1800mの未勝利勝ち1.53.5は掛け値なしに速い。走った日にちは異なるが、今朝のケンタッキーダービーへ出走して見せ場を作ったクラウンプライドが1勝クラスを勝った時が、同じ阪神ダ良で1.53.5だった。
そのスピードをそのまま1400mへ転嫁できるようになっていたら&思いのほか◎スマートラプターが他馬に競られて前半が速くなりすぎた場合は、突き抜ける可能性はあるかもしれない。


5.不安材料ありやなしや

結局のところ、これだけの実力馬が現時点で単3.5倍、複1.2~1.5倍程度のオッズにとどまっているのは、鞍上が新人・角田大河だからではないか。
武豊から新人への乗り替わり。果たして同じパフォーマンスが出せるのか。
それは気になって当然。

2019.01~先週
減量騎手成績(前走騎手別)※勝率順

そこで調べてみたのが上表。
 ・今回、減量騎手起用。
 ・前走、非・減量騎手。
 ・乗り替わり例が50回以上あるケース。
で集計してみた。
なんと!!

減量騎手たちにとって、武豊からの乗り替わりは、めちゃくちゃ美味しいチャンスであるということがわかった。
他の誰から乗り替わるよりも成績が良いのだ!!

複勝率は決して高くないが、
勝率は断トツだし、ベタ買いで回収率が100%超えているということは、
減量騎手たちが武豊騎乗時以上の走りをさせているということだろう。

だったら◎スマートラプターも、イケるんじゃね!?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?