見出し画像

煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【2024第5期延長6戦目】

35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。本日は6連勝を目指す。

※煉獄コロガシとは
 1.1倍の複勝でも、15万円スタートで35回転がれば
 サラリーマンの年収を超える。
 ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
 とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
 命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。
(企画詳細は下記参照)

先週の的中を経て、今週は6連勝を目指す。


【本 命】

今回の◎は、11/03(日)東京01レースの01フェルシナとする。

【買い目】

 ◎ 01フェルシナ
複勝01 2,583,700円
投稿時点オッズ 1.3~1.9

過去週の「日曜1R」の売上規模的に、私の金額のせいで配当妙味が下がる、
というほどの影響力はないものと踏んでいる。
しかし普通に誰もが評価して購入していき、オッズがこのあとぐんぐん下がることは見込まれる。
朝9時30分の時点で「下限1.1倍」或いは「上限1.5倍割れ」となるようなら、
リスクに対して妙味が少ないと見て、購入は見送る。

【根 拠】

1.前走の上り3Fが優秀-①

前走は東京芝1600mの新馬戦に出走して上がり33.3で2着に好走。
「2歳デビュー戦でいきなり東京芝上り33.3以内の脚を使う」というのはそう簡単なことではなく、過去に同等の数字をマークした馬の活躍を見ると、
「その後、休んでしまった」
「小牧場の生産馬の狂い咲きだった」
というケースでない限り、次走かなりの高確率で馬券に絡んでいる。
(2018年以降、「上り33.3以内の脚を使ってもデビュー戦を勝てなかった馬」がその後どのような走りをしているかを調査した)

●上り33.3だった馬
14頭いて、次走(5,0,2,4)(◎フェルシナ含め3頭は次走を走っていない)
勝率45.5%、連対率45.5%、複勝率63.6%。
うち、
・中3週以内の出走なら(4,0,0,1)。
・社台・ノーザン系の生産馬なら(3,0,2,0)。
◎フェルシナはこのいずれも該当するので、好走確率は高そうだ。

●上り33.2だった馬
8頭いて、次走(3,1,1,2)(1頭はまだ次走を走っていない)
勝率42.9%、連対率57.1%、複勝率71.4%。
うち、
・中8週以内の出走なら(3,0,1,1)。
 着外の1頭は0.0差4着なので実質パーフェクト。
・レーベンスティール、ヒシイグアスといった後の活躍馬もいる。

●上り33.1だった馬
5頭いて、次走(0,1,1,1)(2頭はまだ次走を走っていない)
勝率0.0%、連対率33.3%、複勝率66.6%。
うち、
・中8週以内の出走なら(0,1,1,0)。

●上り33.0以内だった馬
7頭いて、次走(0,2,3,1)(1頭はまだ次走を走っていない)
勝率0.0%、連対率33.3%、複勝率83.3%。
うち、
・社台・ノーザン系の生産馬なら(0,2,1,0)。
 カレンブーケドール、シャドウディーヴァといった後の活躍馬もいる。
・唯一着外の1頭は先週の新潟1Rに出走したジョーブラック。
 中1週で再輸送なのに+18kという馬体重を見るに、本調子を欠いたか。

2.前走の上り3Fが優秀-②

そうは言っても、
前走は時計の出やすい開幕週だったし、スローで上りが速くなったレースだし、そこでマークした数字にそこまで価値はあるの?
というケチもつけることは可能。
そこで、
1.2歳・東京芝・新馬・開幕週で上り33.3以内だった馬
2.2歳・東京芝・新馬・前半37.5以上のスローで上り33.3以内だった馬
が上記第1項の集計結果と比べて見劣りするかどうかも調べてみた。

1.開幕週(=10月頭の東京1・2日目)で上り33.3以内
 18年10月07日 シャドウディーヴァ 2000m 33.0 2着 →次走2着
 23年10月08日 ヴェルダージ    2000㎡ 33.3 7着 →次走5着

そもそも18~23年でこの2頭しかおらず、「開幕週だから速い上りが出やすい」わけではない。従ってフェルシナの33.3も恵まれた数字ではない。
次走で凡走しているヴェルダージはそもそもデビュー戦が33.3で上がっても勝ち負けまで行かなかった馬だし、非社台・ノーザングループ馬。これが凡走したからといって、◎フェルシナを不安視する必要はない。

2.前半37.5以上のスローで上り33.3以内
 (1800~2000だとほとんどのレースが前半37.5以上なので
  1400~1600に絞って検索)
 18年10月08日 カレンブーケドール 1600m 33.0 3人気2着→次走3着
 18年10月08日 ハンターバレー   1600m 33.3 13人気7着→次走5着 
 18年10月08日 ツクバハナコ    1600m 33.3 9人気8着→次走3着
 18年11月18日 カンパーニャ    1600m 33.0 7人気3着→次走3着
 21年06月20日 レッツリブオン   1600m 33.2 12人気2着→次走3着

 唯一凡走のハンターバレーはなぜかダートへの参戦だったので参考外。
 他の4頭はすべて次走3着。連対ゼロという意味では、「やっぱデビュー戦
 はスローで上りが速かっただけじゃねえか」とも言えるが、
 馬券内パーフェクト、と考えると凄い確率。

 しかも上述の通りデビュー戦で人気薄だった馬たちばかり。
 次走ガラリ一変で全馬勝ち上がり、とならないのも仕方がないし、
 むしろ「上り33.3以内」はマグレで出せる数字ではなく、
 たとえ人気が無くても次走で好走するだけの能力証明であるとも言える。
 このあたりは、前走5番人気だった◎フェルシナにも勇気の湧く話。

 またカレンブーケドールは後にGIで大活躍、ハンターバレーは後に3勝
 を挙げ、カンパーニャ、レッツリブオンも1勝クラスでたびたび入着。
 長期休養になってしまったツクバハナコ以外はちゃんと上のクラスで走る
 馬に育った。そういう意味でも、一定の能力証明になる数字だと言える。

3.いいところを通って来れそう

①先週から内ラチが移動してBコースに変わって、相対的に外のほうが
 馬場が良い。そのうえ土曜は降雨の影響もあって、よけいに内が荒れ、
 踏み荒らした部分は皆が避けて通り、結果、直線は馬場の真ん中より外に
 馬群全体が移動しての追い比べが続いた。

②日曜の夜から雨は上がっており、馬場は乾き始めている。
 朝一番はまだ稍重発表のままかもしれないが早晩、良に回復するだろう。
 そしてこれはよく知られていることだがJRAの競馬場は芝もダートも
 「内から乾いていく」。特に府中は水はけがよいことで知られる。
 従って、日曜1Rは、土曜よりも芝のインが使える状態の馬場に
 なっていると想定される。

①②を併せ考えると、昨日使えた外を信じる騎手と、乾いた内を使う騎手がどちらもいてこのレース、直線はかなり内外に馬群がバラけると見た。
差し脚質の◎フェルシナにとって一番怖いのは前が詰まることだが、
そのリスクはかなり低いと見てよさそう。

また、土曜の馬場で内を通らされるとかなり苦しかったが、乾いている最中の馬場であれば多少内目を通らされても大丈夫であり、鞍上にとっては進路選択の自由度が高まり、最内の利を存分に生かせそう。

4.力を出せそうな展開

15ニシノコイブミが4戦しているが、他は◎フェルシナも含めてキャリア2戦以内であり、まだ脚質の定まらない馬たち同士の争い。
それゆえ展開はなかなか読めないが、
前に行きそうなのは2,3,5,8,9,15あたり。

◎フェルシナは前走、新聞紙上は出遅れマークが付いているが、そこまで遅くもなかった。また2の脚でスンナリ好位が取れており、今回のメンバーでも恐らくは同じように5-6番手確保だろう。
最内枠というのはゲート機器と内ラチの間にスペースがあるぶん、使えるスペースが多いし、前項で見たように昨日より乾いて内側の芝が使いやすい状態と考えれば、なおさら位置取りに苦労することはあるまいし、揉まれこむリスクもあまり考えなくてよいだろう。

よほど大逃げや出入りの激しい展開にでもならない限り、淡々と好位のインで脚を溜めて、前項どおりバラけた馬群を楽々縫って、前走同様の鬼脚炸裂となりそうだ。

5.力を出せるデキ

中3週での再輸送になるが、レース翌週の10/11(金)から早速坂路に入り、全休の日以外はほぼ毎日乗られている。
そのうえで前走時よりも安定して加速ラップを踏めており、前走時にはなかった「ラスト12.5以内」を2週続けてマークしてきた。
質・量ともに十分な乗りこみであり、力は出せると見てよいだろう。

6.相手関係

戦績的に最大の強敵は大外15ニシノコイブミ。特に前走の走破時計は、
当時の中山が高速馬場だったことを差し引いても、通常レベルの未勝利戦ならば上位に扱えるもの。
また、先週の予想記事にも書いたように、出走取消明けの中1週は、特に加点も減点もせず無視してよい。
そのためだいたい人気通りに走って来るだろうなとは思う。

ただ気になるとしたら、取り消した前走が1600mだったこと。本当はマイルを使いたかった馬であり今日の1400mは仕方なく出てきた条件であること。
実際、デビューから1-3戦目は見かけの着順こそ悪くないが、時計や着差、相手関係にはほとんど見るべきものがない凡戦。マイルに伸ばした前走で、パフォーマンスを上げて来たのが本馬。
1200~1400mなら、ここに出ている他馬と戦力はそれほど変わらない。
ちょっとした紛れで4着、5着に沈んでもおかしくない。

7.母系の特徴

母ヒルダ、半兄ヴェルトラウムは2歳7~9月にデビュー勝ちして
昇級のOPでも3着。
早期&初戦から走り、2戦目でもパフォーマンスを落とさなかった。
それに倣えば本馬も前走程度のパフォーマンスは維持してくれそう。
半姉ノーザンブリアは振るわなかったが初仔で410-20キロくらいの小柄な馬で、デビューも年明けまで遅れたので参考外の扱いでいいだろう。

いいなと思ったら応援しよう!