煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【2024第1期4戦目】01/27(土)
35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今週は4連勝を目指す。
※煉獄コロガシとは
1.1倍の複勝でも、15万円スタートで35回転がれば
サラリーマンの年収を超える。
ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。
(企画詳細は下記参照)
先週の第3戦を的中し、今週は4連勝を狙う。
【本 命】
今回の◎は、01/27(土)東京02レースの13ホウオウベルクソンとする。
【買い目】
◎ 13ホウオウベルクソン
複勝13 230,400円
投稿時点オッズ 1.4~1.6倍
1.0でもおかしくないくらい突出した戦績・能力の持ち主だが、
恐らく鞍上が嫌われてのこの配当。しかし後述する通りそれは気にする必要が無いと考え、ここは獲りに行く。
【根 拠】
1.前走、前々走の時計が破格
中山ダ良1800mを2回走って1.55.9、1.55.6。これが破格のタイム。
2歳~3歳1月にかけて中山ダ良1800mを1.55秒台で走った馬は、8割方未勝利を勝ち上っている。
しかもその時計を2走連続でマークしたとなれば、このクラスではもう破格の存在と言っていい。
今回は東京ダ2100mで全く別のコースではあるが、全馬が初出走となるコースで力量比較するにあたって、絶対的な脚力があるとわかっていることは頼りになる。
2.時計の比較で突出している
中山ダ良1800mの持ちタイムで言うと、他馬との比較は以下の通りで、
2位と1.7秒、3位以下とは2秒以上の差がある。
今回は東京2100mで全く舞台が異なるわけだが、その適性差で埋まるような差ではないと考える。
1.55.6 13ホウオウベルクソン
1.57.3 02ビップレーヌ
1.57.8 11ニシノコルベット
1.57.9 08ノールシャピートル
1.58.1 10ロックシティボーイ
また同じく中山ダ良1800mの上り3F持ちタイムで言うと以下の通り。
これも2位に1秒、3位以下に2秒以上の差をつけてダントツ。
38.0 13ホウオウベルクソン
39.0 02ビップレーヌ
40.1 03ズイウンゴサイ
40.2 10ロックシティボーイ
11ニシノコルベット
中山1800mに限らず「ダ良での上り3F」に限れば以下の通り。
東京1400mを使ってきた2頭がかなりの時計を持っているが、
それでも3位はキープ。
2100mのレースで、「同じ府中だから」ということで1400や1600の上りを重視するか、「同じ中距離だから」ということで1800の上りを重視するか、そこは何とも言えないが、もし前者としても、それでも上位争いは確実と言える上りタイムである。
36.1 02ビップレーヌ (ダ1400)
36.9 11ニシノコルベット (ダ1400)
38.0 13ホウオウベルクソン (ダ1800)
38.3 16サトノレイズ (ダ1600)
38.6 05ニシノサヨシグレ (ダ1400)
3.鞍上ピーヒュレク「だからこそ」買い
今週はガチョウ云々の記事が話題をさらったが、ピーヒュレク騎手もここまでの騎乗馬の単勝平均オッズは43.7。
腕がないからいい馬に乗れないのか、いい馬に乗れないから結果が出ないのか、そこはわからないが、今回、単勝2倍台の人気馬に乗るのは来日してから2度め。1度めはきっちり2着に持ってきており、力のある馬に乗ればちゃんと持ってくる騎手だと信じたい。
そして下表はピーヒュレク騎手の距離別戦績(芝ダ合算)。
御覧の通り、距離が延びるほどに複勝率・複勝回収率が高くなっている。
欧州の騎手だからゆったりしたペースのほうが経験値が生きるだろうし、
凱旋門賞馬トルカータータッソの主戦でもあるわけだから、その意味でも長めの距離で本領発揮というのは納得がいく。
ちなみに今回と近い距離の芝2200だと、下記の通り5戦してすべて人気以上の着順。そう考えると今回、ダ2100mなら十分信頼してよさそうに思う。
そしてこれは妄想だが、なぜ今回、大野、ルメール、田辺、横山和といった「ホウオウ」の勝利数上位騎手に加え、川田も余っているというのに敢えてピーヒュレクなのか。
そこは前走で本馬を好走させたムルザバエフ騎手からのリレーを考えてのことなのではないか。
つまり癖のある本馬の特徴について、同じドイツ人同士、ドイツ語でしっかりとニュアンスレベルまで意思疎通して引継ぎが行われることを狙っている・・・としたら、今回に限り、最適の人選と言える。
この妄想も買い要素に加えたい。
4.本馬自身の成長・上積み
ここまで3回走って1戦ごとに勝ち馬との着差を詰めているし、
ダ1800は2回走って走破時計を詰めている。
さらには前走後には「距離が延びてさらに良いと思います」という鞍上の談話も残っており、今回の舞台替わりもプラスに働くと考えられる。
大型馬ということもあり、叩きながら良化しているのだろうし、一戦ごとに馬具の工夫をしてきたのも奏功しているのだろう。
初戦はチークピーシーズ、2戦目はクロス鼻革、そして前走は「左にもたれるところがある」とのことで左が深いタイプのブリンカーを着用。レース後の鞍上のコメントで「効果はあった」と。
5.ライバル馬との比較
人気、戦績的に最も手ごわいライバルは02ビップレーヌだろう。
ただ、東京ダ2100mというのはとてもタフな舞台で、特にこの時期のまだ未完成な馬たちにとってはそうであるらしく、他の距離と比べても牝馬の戦績が著しく悪い。
人気のある馬に限った場合でも、やはり2100mだけ戦績がガクっと落ちる。
そう考えると2番人気想定の02ビップレーヌは飛ぶ可能性が高く、
そのぶんホウオウベルクソンの複勝確率は上がるし、高配当も見込める。
他に中山ダ1800mから転戦してくる組は時計的に恐るるに足らず、というのは第2項で述べた通り。
なのでホウオウベルクソンを負かしうるライバルとして警戒するのは、中山ダ1800m未経験組。
となると血統的にも厩舎的にもダで一変しそうな07ウェックスフォード。
こればかりは芝で一回走って大敗しているだけだから比較材料がなく力量が未知。もしかして楽勝される可能性はある。
とはいえもしこの馬に先着を許しても2着は確保できるし、
中山ダ1800m組のうち誰かが脅威の変わり身を見せてくる馬が1頭くらいいたとして(B着単騎逃げ、このコースで打率の良いコパノリッキー産駒である01ソニックロプロスあたり?)、それでも3着は確保できる。