【俺プロ最強位バトル奮闘記】1月度1位の方を分析する
下記の記事に書いたように、2月は、1月の上位者を分析・研究したいと思います。
本日は、1月度1位の「アーサー」氏について調べてみました。
1.買い方
3連複1点勝負がほとんど。
たまに馬連1点勝負があり、ごくまれに単勝1点もありましたが、
基本的には3連複1点勝負。
かなり度胸のある買い方だと思います。
恐らくは、1つのレースの中で念のため2点目を押さえるよりも、
一番自信のある目に1万円すべて張るほうが、
長い目で見ると回収率が上がる、と見込んでいるのでしょう。
3頭の人気を足して7~12くらい
高回収率だからといって大穴ばかり狙っているのではなく、
1~6番人気の馬をうまく組み合わせて買い、
人気の盲点的な組み合わせを狙っているように見えます。
例)
1,2人気から1~2頭と、3-6人気のなかから1~2頭。
3頭の人気が足して7~12くらいになる目が多い。
印には序列アリ
どのみち1点買いなら印はどう打っても結果は同じなので、
2頭ないし3頭の馬を選んだらあとは人気順、馬番順などの機械的な順序で
印をつけていってもおかしくないところですが、
そうした法則はみあたりません。
なのでご本人なりに◎→○→▲の序列はある模様です。
1日に25~36Rを予想している。
36Rの日は、3場の全レースを買っているということです。
25Rの日は、主場2場の全レース+第3場のメインを買っていました。
つまり、
自信のあるレースを選ぶわけではなく、まず競馬場を選び、そして選んだ場のレースは一日全レースを購入しています。
これは「週10鞍投票すればランキングに参加できる」「回収率の競争なので分母(=購入数)を増やすのは得策ではない」という俺プロの基本構造からするとかなり珍しい戦い方だと思います。
ただ、1日に買う馬券の「点数」でいうと、25点や36点というのはむしろ少ないほうと言えるのかもしれません(3連系の馬券であればそのくらいの点数をひとレースで買っている人も大勢います)。
ほぼ全レースを3連複1点買いに絞り込むためには、いったい予想にどのくらい時間をかけているのでしょうか。
2.勝ち方
当たるのは1日1~2鞍。
3連複1点ですから、そうそう沢山は当たりません。1日1~2鞍の的中です。
それだってすごいことです。
3頭合計の人気が7~12くらいになる3連複ですから、15倍前後の配当ゾーンがスイートスポットになっているようです。
25レース(=25点)買っているということは、2鞍当たればその日はプラス確定。
土曜の午前で早々に1-2鞍当たって合計20~30倍の配当となった場合、
東西の5Rまで=計10鞍で投票を終えればその週は4~5pt獲得の目途が立つということになります。
実際、そういう日(週)がありました。
ランキング対象外レースも結構ある
5pt相当の回収率を実現したらそれ以降のレースは基本、回収率ランキング対象外に変えてあるようです。
やはり明確にランキング上位を狙っているのだと思います。
そして、その動きから読み取れるのは以下の2点です。
1.発走時刻に合わせて予想をアップするのではなく、
あらかじめ全レースの買い目をいっぺんに登録している。のだろう。
2.レース結果は極力、リアルタイムで把握している。のだろう。
1は、なぜなら、
もし発走時刻に合わせているなら、5pt確定以降は、予想投票履歴自体がないはずだからです。
また、1日の最初にいっぺんに買い目を登録できるということは、馬体重や馬場読みは予想のファクターに入れていないタイプの予想者であるということも言えると思います。
2は、なぜなら、
5pt確定以降にタイミング逃さず対象外フラグを立てられるのは、レース結果がほぼリアルタイムで分かっているからだと思われます。
妄想ですが、
もしかして土日はお仕事がある?またはご家族やご友人との時間を優先している?などの事情でリアルタイム観戦はしておらず、ただ結果はスマホ等でチェックしている?、という方なのかなと想像してみます。
3.最大ヒット
氏にとって1月度の最高払戻は、コチラのレースです。
お得意の3連複1点勝負で、252.9倍の大ヒット。
1点勝負での万馬券的中は多くの競馬ファンにとってあこがれの事象ではないでしょうか。
3,6,7人気の組み合わせであり、氏にしては人気薄に寄った買い目になっています。もしかすると購入時点ではこんなにつくとは思っていなかったのかもしれません。
いずれにせよさすが優勝者という的中です。
以上です。
1点勝負の威力を感じさせる買い方・勝ち方をする方でした。
形だけマネしたとして、果たしてこんなに当てられるかというと私は自信ありません。
さすがチャンピオンになるだけの強さと個性を持っていると感じました。
次回は、1月度2位の「崩れ競馬」氏を研究・分析していきます。