10/27(日)WIN5(JRA)予想
下記記事に書いたように、私の「馬券でサラリーマンの年収を超える」は、
転がし以外の通常馬券やWIN5の収支も加味したトータルの収支として狙っている。
その中でWIN5については、これが大きく当たればコロガシで稼ぐ分を少なくすることができる(35連勝もしなくてよくなる)。
大きく当たった時、後出し的に「実はWIN5が当たったので、転がしは●連勝まででOKになりました」というのはなんだか格好悪い気がするので、
今年はWIN5の予想も事前投稿していくようにする。
今日の買い目
買い目(1)
1R目 :03,06,08
2R目 :08,09,11,12,14
3R目 :12,13,16,17
4R目 :10
5R目 :07
60通り。
今日はこの買い方のみ。
合計 60通り。
見解の詳細
1R目 古都S
◎03サトノクローク
○08ゴールデンスナップ
▲06フルール
逃げ馬不在。そのなかで大外の差し馬が一本人気を背負う。
この頭数でこの距離なら枠順はあってないようなものだが、一発逆転があれば内目の先行タイプと見て、サトノクロークをねらう。
ここでは相対的に先行力上位だし、鞍上にも積極的な西村淳を迎えた。
逃げるのは恐らく、大幅距離延長となり過去に逃げ連対も3回あるモンテディオ。サトノクロークは番手をすんなりとる形か。
現級昇格後も2400~2500mを3戦してすべて接戦。現級はいつ卒業してもおかしくない馬。流れ一つで頭まであるのではないか。
京都も3000mもどちらも初めてだが、下記の記事にある「小倉2600mは京都3000mの予行演習になり得る」に私はいたく感銘を受けており、4走前の皿倉山特別勝ちを評価し、「大丈夫」と判断したい。
とはいえ当然、ゴールデンスナップは押さえておかねばならない。
近2走格上で好走しているからという見た目の戦歴の派手さだけでなく、
3走前の現級2着時に負かした面々が後に続々好走していたり、
4-5走前の2勝クラス時代に接戦した相手が既に3勝クラスを卒業していたりと、とにかく対戦相手の中身が濃い。
外差しが利くようになってきた京都の芝も後押しになる。
あとはフルール。ショウナンバシットを物差しにすると、
フルール
→2キロもらいで、ノーマークのショウナンを0.3秒差捉え損ねる。
ゴールデンスナップ
→4キロもらいで、人気のショウナンをマークして0.0差捉え損ねる。
ということで、間接的にはそれほど差がないことになる。
また先ほど述べた「小倉2600」の舞台でスマートファントム(春天4着、京都大賞典4着)と0.1差の2着があり京都3000mが向く可能性がある。
買わないほうにも触れておく。
バロッサヴァレーは、菊花賞や春天でハーツクライ産駒が勝ち切れていないように、上級クラスの京都外回りはハーツクライ直仔の苦手条件。ここは嫌ってみたい。
コパノサントスは道悪専科。2走前も発表は良だが昼前まで降雨で、走行中も芝の塊が飛んでいる様子が目立つような馬場だった。今の馬場で頭までは難しいと見る。
2R目 エイシンフラッシュC
◎09エピックジョイ
○11ウナギノボリ
▲14ユキマル
△09プラチナジュビリー
△08パルデンス
ダ1300じたいがレア条件だし「3勝クラスの」となると更に少ない。
(過去たった5回しかない)。
勝ち馬は「現級ダ1400-1600凡走からの短縮」「中~外枠」が共通点。
該当馬を拾うと上記のようになる。
ウナギノボリはダ短で外目の枠ならまだ見限れない。
ユキマルは前走が生涯初黒星だが走破時計自体は超優秀。鞍上弱化が心配だが、馬さえ強ければ何とかなる場合もある。
3R目 ルミエールオータムダッシュ
◎17カフジテトラゴン
○16マイヨアポア
▲12サトノファビュラス
△13ヤクシマ
例年、「外枠の(軽量の)差し馬」が活躍するレース。
馬場が荒れてきてスピードだけでは押し切れず、追っての味が求められる。
ここは該当馬を機械的に拾う。
ただし、主戦の丹内に捨てられたファイアダンサー、格下にもほどがあるラウラーナは割愛した。
カンティーユは1200で勝ち切れない憂さをここで晴らしに来たのだと思うが、枠に恵まれなかった。
チェイスザドリームは千直好走時がこの距離にしてはスローに恵まれており、且つ今回は斤量UPが響きそう。
4R目 カシオペアS
◎10ニホンピロキーフ
ここは1点突破を狙う。
セオ、ピースオブエイト、ショウナンマグマ、アウスヴァール、ペイシャフラワーと内外に逃げ・先行馬が揃い、且つ馬場自体は外差しが利く状態。
中~外枠の差し馬がねらい目。
ニホンピロキーフがドンピシャあてはまる。
休み明け&坂のある前走で0.2差善戦し、叩いて直線平坦のここを使ってきて、上積み十分。
アルジーヌも条件にあてはまるが、恐らくここを叩いて牝限G3シリーズが本線だろうと見て軽視した。
ロングランは内回り向きの一瞬の脚が持ち味なのでここでは見せ場までと割り切って買わない。
トゥデイイズザデイは枠が内すぎる。今の馬場が外差し利くというのもあるし本馬自身、近走の好走は外枠の時に集中している。
5R目 天皇賞(秋)
◎07ドウデュース
ここも1点突破を狙う。
秋天の1着賞金が2.2億円でJCと有馬が5億円。
だから強い馬が秋天でメイチ勝負をかけてくることはない。
この大前提は理解しつつも、敢えてドウデュース。
一番の理由は、昨年のこのレースとは調教過程が全く異なるということ。
昨年の秋天参戦時は、
・プール 68周
・坂路 9本(4F最速は52.0、1F最速は12.0)
・CW7f 0本
・CW6F 2本(6F最速は81.1、1F最速は11.2)
・最終追い切りは坂路。 ←好走例なし。
いっぽうで今年は、
・プール 66周
・坂路 3本(4F最速は51.3、1F最速は11.9)
・CW7f 1本
・CW長目 5本(6F最速は79.9、1F最速は10.7)
・最終追い切りはP6F。
こうしてみると昨年はかなり坂路に偏った調整だったことがわかる。
故障明けで足元にも気を使ったのだろうし、これではレースでハイペースを追走して脚が上がってしまったのも頷ける。
対して今年は、総じてコース主体の「友道流」でしっかり乗られている。
CW6Fを多めに乗り、7Fの時計も出し、そして最終追いがP6F。
これらはダービー、有馬、京都記念、(皐月賞)といった、
この馬が輝きを放った時と同じパターン。
映像を見ても、
首の使い方・前脚の上がり方が昨秋のJC・有馬あたりとは違ってきて、
ダービーの頃のネコ科のような動きに戻ってきた気がする。
「休み明けは走らない」などと侮っている人たちを嘲笑うような快走を見せてくれそうなデキだと言える。
ドウデュースについては、
「あの筋肉もりもりの体型はマイラーのモノ。本来の適性は1600~2000m」
という言説を記者や評論家から度々聞いてきたし、
なんなら身近に接する武豊騎手や友道調教師からも聞いてきた。
しかし実際にその路線で勝ったのは2歳時のみ。
引退前に秋古馬3冠を完走するにあたり、
「完成した姿で、一番の適距離で、一番強い姿を見せたい」
そんな思いは関係者にとっては強いのではないか。
そのためにこの秋天は最後の機会。
1600・2000・2400(2500)の3階級制覇を果たせば種牡馬価値も飛躍的に高まるので、JC・有馬との賞金差3億などあっという間にペイできる。
仮に残り2レースを落としてでもここを・・・と考えてもおかしくないだけの価値はある。となると、ここはぜひとも勝っておきたいのではないか。
また、
「本来の適性」という意味で言うなら、
この馬が(ある意味適性外の)2400~2500で好走した時は前で速い流れを作ってくれる馬がいてくれたおかげで折り合いがついたり展開が向いたりしたと考えることもできるわけだが、
今年の古馬芝中長距離路線で「そういう逃げ馬」がJCや有馬に出てくるかというと、今のところあまりそのアテがない。
つまり、5億円目当てでその2つをメイチ仕上げにしたところで、力を出し切れるかどうかわからない。
それなら秋天にある程度の仕上げで臨んで勝ちに行くということは、
あってもおかしくない。
2200の京都記念で自分から動いて物凄い勝ち方をしたり、
昨年このレースで無理なく位置を取って運べたりしたように、
2000mならばどん尻一気というわけでなく、ある程度自分で位置を上げに行くような立ち回りもできるだろう。
また、下記の記事で書いたようにハーツクライ産駒は5歳で本格化する傾向があり、その点でも期待ができる。
「平成の盾男」と呼ばれた武豊も、令和の天皇賞は春秋併せて7回騎乗して1,2番人気の騎乗はなく、着順も5着が1度あるのみという寂しい成績。
ここは2番人気ドウデュースで、令和初制覇のシーンを期待したい。
買わない組にも触れておく。
ベラジオオペラは今週の会見でも言っていたように夏負けの影響で調整が不十分とのことでトーンが上がってこない。
タスティエーラ、ノースブリッジは時計対応が心配。
ソールオリエンスは待望の左回り。ただ前走の好走要因が「得意の道悪で、位置取りに拘らず脚を溜めたから」だとすると、ここは頑張っても頭までは届くまい。
ホウオウビスケッツは岩田父に選ばれなかった。
ダノンベルーガは堀師が正直に調整の遅れを語っておりそれを信じたい。
リバティアイランドは香港に登録したのが気に入らない。香港に出るというのはJCに出ないことを意味するわけで、ということは秋天に向けて仕上げが今一つで、5億円のJCに全力勝負かけるほどの出来には間に合わない(ような可能性がある)と判断されたというように私は受け取った。
レーベンスティールは、1-3枠で(5,0,0,0)、4-8枠で(0,2,1,2)。WIN5では買えない。
ちなみに天皇賞の馬券でいうと、
私は、穴はマテンロウスカイだと思っている。理由は以下の通り。
・内枠から好位のインが取れそう
・間隔の開いたレースでは差しに構えて凡走→次走先行して穴を出すのが
この馬のパターン
(前走は残り300くらいからスペースがなくて何もしていない)
・前走は坂路1F12秒後半しか出てなかったが、今回は12.4が出た。
(4Fも速い時計が出た。こういう時は過去にも高確率で好走している)
あとはジャスティンパレス。
昨年の当レース2着時に上り最速の脚を使っている。
・東京でイクイノックスより速い上りを使ったのはこの馬だけ。
・国内の2000mでプログノーシスより速い上りを使ったのはこの馬だけ。
プログノーシスを後ろから差したのも、世界でこの馬だけ。
いくら最後方から展開が嵌ったとはいえ、それだけで出せる数字ではない。