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煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【2024第5期延長5戦目】

35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。本日は5連勝を目指す。

※煉獄コロガシとは
 1.1倍の複勝でも、15万円スタートで35回転がれば
 サラリーマンの年収を超える。
 ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
 とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
 命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。
(企画詳細は下記参照)

先週の的中を経て、今週は5連勝を目指す。


【本 命】

今回の◎は、10/27(日)京都12レースの10ラブコメディとする。

【買い目】

 ◎ 10ラブコメディ
複勝10 1,722,500円
投稿時点オッズ 2.3~3.4

秋華賞の日、10/13(日)の京都最終で「煉獄」馬券として狙うも、
発走直前の輪乗り地点で右前肢跛行で競走除外となり、全額返還。
そのときの◎がこのラブコメディ。
中1週で再び出馬表に名を連ねて来た。
後述するように「除外明けの出走、大丈夫なの?」については問題ないと
判断できるので、改めて本馬の能力全開に期待して購入する。
むしろ除外明けを気にしてオッズが甘くなるなら千載一遇の好機。
さすがに上記オッズのまま進むことは考えられないが、
新聞紙上の印の付き方を見ると、1.5倍くらいは十分ありえそう。

【根 拠】

1.前走(中京1400)の時計が優秀

これについては10/13に狙った際と一言一句同じ内容になるので、
下記記事の「1.前走の時計が優秀ー①②」を参照頂きたい。


2.自分の競馬ができそう

12頭立ての10番枠。自分より外の2頭は中距離の差しタイプで、この距離でテンのダッシュがあるとは思えない。
従って序盤から被されて揉まれるリスクは極小であり、まずはその点、
並びに恵まれた。

1つ内側にいるシゲルソロソロは前走で先行してアタマ差3着に好走しており、これが行く気を見せたら厄介ではある。ただそのレースは典型的な逃げ馬が不在で、本馬も含めて前走で追い込んでいた馬が揃って先行してそのまま前残りした、とても珍しいレース。且つ今回の新聞紙上では前走について「いつもと違う競馬をさせたのが仇」という趣旨のコメントが載っており、今回は本来の待機策が見込まれる。
従って◎ラブコメディの両隣は見渡す限りの差し追い込み祭りであり、
「抜群」でなくとも「普通」のスタートが切れれば、スンナリ位置はとれそうだ。

ハナを切るのは恐らくここ3走連続で逃げている03クリノキングマン。
今回減量起用ということもあり、行く気で出して来るだろう。
この馬は10/13の予想記事でも述べたように、ダ良なら34秒後半のダッシュで逃げて、1.25.5前後でフィニッシュする馬。
なので◎ラブコメディのテンの数字から考えて、これを2-3番手でマークするのは容易。且つ直線も持続力の違いで楽々競り落とせる。

01リジルも逃げ候補ではある。前回のレース後に「行きっぷりが物足りなかった」という趣旨のコメントが残っており、今回は稽古からC着している。最内を引いてしまった以上、揉まれぬようにこの馬が逃げる可能性もある。
ただ2歳時に逃げる競馬をしているが、その後に控える競馬を覚えさせて1勝クラスを勝ち上がってきた。前々走は芝の1200で逃げているが押し出されての話。そう考えるとできたら行きたくないのでは。クリノを行かせて内から2番手というのが恐らくは理想形。
その形ならば、クリノキングマン、リジン、ラブコメディが3頭喧嘩せずに先行できる。

もしかしたら◎ラブコメディが抜群のスタートを切った場合は、自分でハナ切ってしまうかもしれない。テンの数字的にはそれも可能。それならそれでもよい。ユニコーンライオンが宝塚記念で2着に来た時の競馬予想TVで
キムラヨウヘイ氏が言っていたが、NoNayNever産駒は逃げる競馬が得意。

3頭の次の列につけそうなのが05メイショウヒヅクリ、08ピースキーパーあたり。ただ何が何でもというタイプではないし、あくまで今回の組でテンの数字が相対的に速いというだけのこと。前3頭を突いて流れを速くするような展開は考えにくい。恐らく4角まで淡々と進む。
そうなってしまえば、◎ラブコメディが直線で独走できる。


3.相手関係が楽

10/13当時に明確な根拠を持って評価を下げ、実際に5着凡走したクリノキングマンが相変わらず印を集めているのが今日の組み合わせ。(同馬を軽視した理由は先ほど引用した10/13の予想記事を参照されたい)

そのクリノも含めて今回、◎ラブコメディを脅かすほどの成績や時計を持った馬はいない。基本的には1.25秒くらいまで決着時計が落ちないと勝ち負けできないタイプの差し追い込み馬ばかり。
今週は土曜午前の2歳新馬・未勝利でも1.25.4~5が出ている。
前々項で見たように◎ラブコメディは3勝クラス相当のスピードを持っており、これが先行して自分のペースで走れるなら、うまくいけば1.24.0切り、最低でも1.24.5くらいの時計は出るだろう。
これに付いてきて来て負かすほどの馬は(展開的にも時計的にも)居ない。

敢えて怖いとしたら、阪神の良馬場で1.24.4~6を持っている01リジル、09シゲルソロソロ。これは2勝クラスならいつ勝ってもいい水準の時計。
ただ、

シゲルソロソロは戦績的に阪神>京都。且つ鞍上の鮫島駿がラブコメディの強さをよく知っているぶんだけ、先行して喧嘩は売れないだろうし、本来の待機策に戻して溜めてどこまで、と割り切って乗るだろう。どうしても展開次第となり◎のミス待ちになる。

リジルはC着が良いほうに出て、尚且つ最内をうまく乗りこなせば、
最後までラブコメディを苦しめるシーンがあるかもしれない。
ただ春の良かったころは併せ馬でビシビシ追われていたのに夏以降は単走追いばかり。未勝利を勝った時に川田が気性の問題についてコメントしていたこともあり、そのあたりが関係しているのではないかと気になる。

いずれにせよ、もしこの2頭が2頭とも激走して◎ラブコメディを上回ってきたとして、それでも3着は確保可能。

4.競走除外明けは心配ご無用

「競走除外」「出走取消」はケガや病気があるから出走を取りやめたわけだ。
ということは、そのあと出走してくるときは当時の問題が解決したから出てくるものだと考えるのが自然。
従って気にせず馬券を買えばよい。
今春多くの人がダービーでそのことを学んだ。

実際、Targetを使って「前走が除外/取消だった馬」の戦績を調べると、
除外/取消前の戦績から期待される程度の順当な走りを発揮している。
ことさら、除外/取消のせいで走りの質が上がることも下がることもない。

ダノンデサイルくらいにじっくり間を開けて使ってきたならともかく、
今回のように取りやめたレースから中1週で出てきていると「本当に治ったのか」と心配して買いにくいと感じる人もいると思うが、むしろそこは「そんなにすぐ出て来られるほど、問題がないのだ」と考えたいところ。
でなければ、わざわざ大事を取って取りやめた意味がない。

まして今回の◎ラブコメディは既に夏場から3戦使っておりここが4戦目。
しかも昇級初戦で、まだキャリアも浅くて将来のある馬。
つまり、
ちょっとでも不安があるなら、押せ押せで使う理由がない。
「6歳春の引退までになんとか勝たせたい」
「目標レースに向けて賞金加算や権利取りが必要」
「成績が頭打ちで、このあとは回数を走らせることで馬主孝行してもらう」
こんな事情でもあれば無理して出てくる馬もいるかもしれないが、
本馬の場合は「除外明け中1週」で無理をさせる理由がない。

このように、
 ・昇級初戦を除外/取消で、とりやめた
 ・そのあと間を置かず連闘~中1週ですぐに使ってきた
というケースだけを抽出すると、
普通に勝ち負けしている馬がかなり多いし、
下表のとおりベタ買いで回収率が100%を超える。

表① 2019年~先週までの該当馬戦績

しかも上表の「連闘・中1週」の計15頭を、
出てきた時の人気順で見ると以下の通りになる。
このローテで出てきてなお当日5番人気以内に推される馬なら、
(5,1,2,0)で複勝率100%。単回値352円、複回値178円。

表② 「連闘・中1週」組の、レース当日人気別成績


無理する必要がないのに、とりやめた後すぐ出てくる。
これは勝負になる能力と状態を陣営が見込んだから。
なのに傍目には順調さを欠いたように見えてしまうのでオッズは甘くなる。
絶好の買い時なのだ。


5.中間の調整

前走は跛行で取り消したうえに馬体も4キロ減っていた。
中1週で今回レースを使うにしても、調教は多少ソフトになっているだろうと想像したが、全然そんなことはなかった。

10/13(日)のレースを取り消して、
翌週10/20(日)には坂路で4F55.4を馬なりでマーク。これは自己ベスト。
そして10/23(水)にはCWで4Fから49.0-36.4-11.2を馬なりでマーク。
長目からの時計ではないし回った位置も7分どころ、騎乗していたのも減量騎手の吉村(今回鞍上)だから、
これまでのような助手騎乗&6F追い&8分どころを回ったときの時計とは単純比較をできないが、それでも、4F、3F、1Fの自己ベストを大幅更新。

前項の「出てくるからには能力と状態に自信があるのだ」を裏付けるような調教。これなら自信をもって買える。


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