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09/08(日)WIN5(JRA)予想
下記記事に書いたように、私の「馬券でサラリーマンの年収を超える」は、
転がし以外の通常馬券やWIN5の収支も加味したトータルの収支として狙っている。
その中でWIN5については、これが大きく当たればコロガシで稼ぐ分を少なくすることができる(35連勝もしなくてよくなる)。
大きく当たった時、後出し的に「実はWIN5が当たったので、転がしは●連勝まででOKになりました」というのはなんだか格好悪い気がするので、
今年はWIN5の予想も事前投稿していくようにする。
今日の買い目
買い目(1)
1R目 :06,08
2R目 :04,12
3R目 :07,08,10
4R目 :15,18
5R目 :08,10,13
72通り。ちょっと多いけど、各レースとも思い切った狙いもしてるので、
ここにいる馬同士の組み合わせで、買い方のせいで外すのはイヤ。そう考えてこのまま買ってしまう。
合計 72通り。
見解の詳細
今週は久しぶりに「前門・後門」形式で行ってみる。
1R目 白井特別
◎08メイショウラナキラ
○06ワザモノ
前門のメイショウラナキラ、後門のワザモノ。
昨日の高速馬場は相当なインパクトがあった。タイム自体もそうだが、
7Rでルメールが暴走気味の大逃げの手に出たことが驚いた。彼をして、ああしないと勝ち負けにならない/ああすれば残り目がある、と思わせるような馬場だということ。
そんなこんなも含めてここはグラニットの単騎大逃げに注目が集まるところ。実際、現時点でなんと単勝1番人気の支持を受けている。鞍上が誕生日だからというご祝儀も含まれているのだろうか?いずれにせよ、「前門」のねらいは普通に考えればこの馬。
ただ、逃げ馬というのは人気が最大の敵。誰もがわかっている「単騎大逃げ」を、後続がそう簡単に許すだろうか。
まして今回、番手が想定されるのは岩田父。彼がそんなに甘い競馬をするとは思えない。
ここは、半端に人気してしまったグラニットではなくそれを唯1頭追う立場のメイショウラナキラのほうの前残りを狙いたい。
1年以上の長欠明けから年初に復帰を果たしたものの、
初距離のマイルを2度、そして実績のない外回り、さらにはダートと、この春の4戦はいずれもレース選びに迷走感があった。
ここは実に2年ぶりに「内回りの芝中距離」という適鞍への参戦。
最終追いではCW6Fほぼ自己ベストに近い時計もマーク。
「後門」は武豊騎乗のワザモノに期待する。前走は今回と同じくグラニットが逃げたレース、そこで2着に好走しており今回も条件が合うと見る。
当時の勝ち馬は条件にいるのが反則というくらいの素質馬であり、そのレベルの差し馬がいないここは、順当にアタマ候補足り得る。
福島→中山へコースは変わるが、中山マイルで3連対しており、坂が大丈夫なのがわかっているのは心強い。
エレクトリックブギもワザモノとは前走で小差だし中山小履歴もあるが、彼の勝った1勝クラス戦は未勝利馬ばかりが出ていたレースであり、私はまだ本馬を1勝クラス卒業済とは認めていない。
ランプシーは「気難しい」という新聞紙上コメントがある馬で、差し切った3走前は載り慣れた武史が100点の仕掛けを決めたもの。テン乗りの佐々木君でいきなりアタマまでは難しいと見る。
鉄砲で当コース2勝のフラミニアも、その意味において絶好の条件が揃ったことにはなる。しかし勝った2戦は自身の上りが35.3、35.8。逆に、35秒を切るような脚を使ったレースでは(0,0,0,4)。たまたまのめぐりあわせなのかもしれないが、この数字を見てしまうと高速馬場では買いにくい。
2R目 浜松S
◎12エコロアイ
○04ヒビキ
前門のエコロアイ、後門のヒビキ。
逃げるのはエコロアイかアイファーシアトルか。両隣なのでお互いのスタートがよく見えて、速かった方がハナ、そうじゃないほうが番手でスンナリ隊列は落ち着いて無駄な競りは無いと見る。
とすれば、現級上位が複数回あるエコロアイが、ある程度のマイペースで先行できることになる。これの残り目が一番堅いだろう。
鞍上も先行粘りこみを得意とする西村淳也。
差して来るならヒビキ。先行して止まるレースを繰り返していたが前走は中団インで折り合って直線外から飛んでくるという新境地。1.11.3も、このクラスで通用していい数字。引き続きその末脚を引き出した岩田望来騎乗なら心強い。
ミレヴィーナスの末脚も怖いが、せっかく追込みを試して板につきつつあるのに毎回鞍上が変わるので、微妙な仕掛けどころを理解して乗れる人がいないのがもったいない。この中間はなぜかP主体の調教なのも気になる。
ジュストコルはダで底を見せておらず怖さがあるが、今のこの馬にはダートとはいえ1200はもう忙しいのではないか。
ペプチドヤマトはもう現級に2年いるが「惜しかった」というレースがない。ここは押し出される形で人気を集めているが、入着はともかく、勝ち切るシーンが思い浮かばない。
ウナギノボリの一発も捨てがたく、かなり後ろ髪ひかれる思いはある。これに来られたらかなり悔しい(=フラグ・・・?)。
3R目 セプテンバーS
◎08ブッシュガーデン
○07レッドアヴァンティ
▲10ヴィントミューレ
前門のブッシュガーデン。後門のレッドアヴァンティ、ヴィントミューレ。
まずこの枠ならアシャカタカがハナだろう。
競ってくる馬も見当たらず、楽にいけるのでは。ハナを切りさえすれば(3,0,2,2)の馬でもあり、順当ならこれを買う一戦。
しかしその内訳は、ローカル(3,0,1,1)中央(0,0,2,1)で、実際昨年中山の芝12で逃げた2鞍は着差的に完敗の3,4着。中京の坂は克服しているじゃないか、という話もあるが、道悪をスローで逃げたものである。
1R目のグラニット同様、少頭数の逃げ候補1頭というのはミエミエ過ぎて、
この馬場の中、却って苦しい立場になり、アタマはないと割り切りたい。
好位につけそうなブッシュガーデンのほうを「前門」枠の本命とする。
しばらく位置を取れないレースが続いていたが近2走それが改善し、走破時計も着順・着差も上昇中。ここは自分のすぐ内にいる5-7番あたりがダッシュのないタイプなのでゲートさえまともに出られれば自然とアシャカタカが逃げた後の2-3番手が取れそう。昨年の当レース2着馬でもあり、季節やコースへの適性は申し分ないし、1.07台の連対が3回あって高速決着の適性も見える。
これらを差しきれば、レッドアヴァンティ。1R目に続いて武豊×尾関厩舎。
この距離は底を見せておらず、現級通用の末脚も前2走で証明済。
急坂は未経験なのでなんともいえないが、いったん信じるしかなかろう。
古い話になるが未勝利時代にファロロジー相手に上り最速で2着という戦績があり、そのファロロジーが昨年の当レース勝ち馬。今年本馬が勝ったら
奇妙な縁。
あとはヴィントミューレ。前走は福島開幕週、しかもこの距離にしては珍しい342-341という後傾ラップ。不利な条件が揃った中で上り33.5、大外一気の完勝。一皮むけたのを感じた。
昨年7月の時点で競馬新聞紙上に「左右のバランスが良くなってきたのでもう右回りでも大丈夫」とのコメントが載り、実際それ以降、福島で5戦して上り最速が3回。近走の充実はフィジカル面の強化が裏付けになっているのだと考えれば、フロック視は禁物だ。中山は初だが、父の血が勢いに乗った時の強さを思えばソンナノカンケーネ。
スリーアイランドは出遅れ癖が気になるし好走は「時計のかかる」「少頭数の」「外枠」に偏っており今回は条件が合わないと見る。
ウインモナークは公式サイトで非会員向けにも開示されている談話を読んだらとても買えない一戦であることがわかる。
ショウナンラスボスは時計に限界のあるタイプ。
4R目 セントウルS
◎15アサカラキング
○18ママコチャ
前門のアサカラキング、後門のママコチャ。
今日の原稿内に何度も書いてしまっている「逃げ馬は舐められてナンボ、人気は敵」。ここはそれに則ればピューロマジック消しの一手。1番人気で買う馬ではない。ましてすぐ近くの枠にテイエムスパーダ、アサカラキングがいる以上、ソロっと出して様子を見て・・・という余裕はなくテンからガリガリ出して行くしかないシチュエーション。加えて、いままで直線平坦しか勝ったことがない馬。
前で残ればアサカラキング。前走は逃げられなかったこともそうだが、内枠で出遅れて泡食って位置を上げに行き。。。という運び方全体がそもそもダメだった。ここはハナ切れずとも好スタートを切って自分のペースを守って追走し、4角で追い上げて先頭に並びかけるような形なら、これまでの好走例を再現可能だと見る。中京も実績がある。先行馬は舐められてナンボ。
これを差すならママコチャ。「芝良の1200」はスプリンターズS以来。約1年ぶりに適鞍を使われ、能力全開に期待。前哨戦仕様の仕上げでもまともなら能力が違いすぎるはず。
大外枠は苦しい条件だが、先行勢が13,15にいてくれるおかげで「その直後」が取りやすく、早目に馬の後ろで折り合いをつけられそうなのは幸いだった。いくら57kとはいえこの馬の単勝が8倍もついて本当にいいんですか。ということを真剣に考えたいものだ。
モズメイメイはキムラヨウヘイ氏激推しの「中京芝重賞の馬番1,2」だが、この馬自身が左回り得意とはいえないし前々走は完敗だし前走は特殊条件だしで、ここで勝ち切るほどの信頼は寄せづらい。
ヨシノイースターは得意の小倉から実績のない中京に変わってあれ以上はもうなさそう。
キミワクイーン、ミッキーハーモニーは馬自身は魅力的だが札幌を除外されて札幌→美浦→中京という輸送が発生していることを考えると買い切れない。
テンハッピーローズは4-10月ならどこに出てきても好走する馬だし、左回りも1200mも実績あるので恐らくソコソコ好走する。しかしあくまで米国の速い流れのマイルに向けて「体験」としてこの距離に使ってくるだけで、しゃかりきに勝ちに来ている一戦ではないだけに、アタマまでは買う必要なし。
ダノンスコーピオンは福永師が転厩当初から手応えをメディアに語ってきた馬。しかし「知らんの?中京1200を一番勝ってるのは幸騎手やで」でドロップオブライトに幸を起用した師が戸崎を継続で乗せて「俺のほうが経験があるから乗り方を教えておく」という今回は、勝ちに来たというよりお試し感が強い。格のある馬だから嵌って勝っても驚きはしないが、前々走の内容もそれほど復活を感じさせるものだったかというと「?」であり、買いではないと考える。
トウシンマカオは左回りでは用なし。追切の走りを見ても明らかに右のほうがいい。
5R目 京成杯AH
◎13セルバーグ
○10アスコリピチェーノ
▲サンライズロナウド
前門のセルバーグ、後門のアスコリピチェーノ、サンライズロナウド。
逃げ馬は舐められたときこそが買い時。
その意味で、高速中山で少頭数・単騎の見込まれた1R目のグラニット、3R目のアシャカタカは切るが、5R目のここはセルバーグが絶好の買い時。
近3走はいい負け方をしてくれた。
3走前はそもそも距離不適のうえ、出遅れて逃げられず。
2走前は外差し馬場の中で逃げてかなり優秀な時計で逃げ粘っての7着。
そして前走はテンからガリガリやりあって沈む12着。
つまり、完全ノーカンでいい1,3走前の大凡走で、「実はよく見たら好走」の2走前をサンドイッチし、目立たなくしているのが芸術点が高い。
この中に、芝1800の大箱でレーベンスティールと正攻法で戦って0.7差に駆けられる馬が他にいますかという話。その1点を取ってみてもここは勝ち負けになっていい。しかも当時の5,6着馬が次走の重賞で好走しているのもポイントが高い。これを見る限り4走前の好走はマグレではないし1年前の重賞制覇も伊達ではない。そしてまだ衰えもない。
そこへもってきて武豊への鞍上強化。逃げ馬にこの人を乗せたら鬼に金棒。
内のショウナンマグマ、エエヤンも行ければ行きたい馬だがマイル重賞ですんなりハナきれるようなテンのダッシュはない。オーキッドロマンスがその気で来たら厄介だが実績のないマイルで、どちらかといえば脚は溜めたいはずで無理はすまい。なので、高速馬場を味方に武豊の単騎が見られそう。
かなりいいところまで粘りに粘ると思う。
差し切るとすれば人馬どちらの観点から言っても、ルメールのアスコリピチェーノが筆頭になる。
とはいえマイルGIを1,2,2着の3歳馬がここへ使ってくること自体がかなりの異例。最近ではスマイルカナ、グレナディアガーズ。古くはジェニュイン。GI実績のある3歳馬が敗れてきた歴史を持つレースでもある。
まして、これまで大箱しか使ってこなかった馬がなぜいま中山に?
と考えると、ますますハテナマークが湧いて来る。
勝って驚けないので押さえておくが、たとえ差しの展開になっても他の差し馬に後れを取る可能性は考えておきたい。
その場合の一発はサンライズロナウド。
芝中距離でブンブン大逃げしていたところから昨冬突然短距離路線に転向して脚質も追い込みに。これが嵌ってOP入り後も重賞で好走してきた。
前走は路線転向後は初のマイル参戦で、半年ぶりにノリさん騎乗。上り最速32.5の脚を使い、連続騎乗で再びのマイル参戦ということは前走になんらかの手応えがあったと見るのが妥当だろう。序盤はかなり行きたがっていたし直線も残り200まで前が開かず追えない(追わない?)中で、あそこまでやれたら上々ということだろうか。
こういう馬で4角~直線、内目を捌いて距離得しながら追い込んで、ゴール前でいつのまにか先頭近くまで来ているのが、中山重賞のノリさん。
逃げる武豊、追い込む横山ノリがG前で現地集合するシーンがあるかも。
ディスペランツァは不器用なタイプだしドスローの追込みで実績を残してきたタイプだけに今日の舞台設定が合うとは思えない。
キャットファイトは5走前は本当に夢のある勝ち方だったがその後を見るにつけ、いくら斤量差があってもアスコリピチェーノ逆転はないだろう。
ディオまサマーシリーズ優勝のかかる一戦で勝負掛かりだし鞍上の大好きな内枠でもあるが、馬自身は器用なほうではなく前2走は大箱の外枠が向いた部分もあるので、ここも2着までと割り切ってしまいたい。
コラソンビートは春の時点でマイルは長いという断が下っている馬。大外で初騎乗の鞍上を迎えて、苦しい一戦だろう。