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煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【2025第1期3戦目】
35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今週は3連勝を目指す。
※煉獄コロガシとは
1.1倍の複勝でも、15万円スタートで35回転がれば
サラリーマンの年収を超える。
ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。
(企画詳細は下記参照。2025年も2024年同様の予算・作戦で戦う)
先週の的中を経て、今週は3連勝を目指す一戦。
【本 命】
今回の◎は、02/01(土)東京01レースの08エンジェルラダーとする。
【買い目】
◎ 08エンジェルラダー
複勝08 315,000円
投稿時点オッズ 1.3~1.6
発走まで約2時間。新聞紙上での印の付き方と見比べてみても、まあまあ妥当なオッズだろう。下がっても下限1.2はつくのではないか。
しかし後述の通り能力や勝負気配から勝ち負け濃厚と見ており、配当的においしい。
【根 拠】
1.前走の時計が優秀
前走は東京ダ良マイルで1.39.9-上り37.4。
「2歳で1分40秒切り、上り37.5以内」というのは、ほぼ間違いなく、
未勝利は勝ち上がれるレベルの時計。
2.前走は対戦相手が悪かった
前項に掲げたようなハイレベルな時計で走っても1.0差3着だった前走。
これは1,2着馬が上がり36.2で追い越していったのが異次元だっただけ。
勝ったタガノバビロンは次走昇級戦のOPカトレア賞は6着に敗れたが、GI馬タガノビューティはじめ出世馬・活躍馬が並ぶスペシャルディナー産駒なので恐らく今後出世していく馬。
2着のベリタバグスは次走で勝ち上がって1勝クラスで2,2着。
この2頭に千切られたのは仕方がない。
むしろ、0.3差4着に負かしたレーティッシュですら2走後に1.0秒ぶっちぎりの勝ち上がりだったことを考えると、これらに混じって3着だったエンジェルラダーは勝ち上がりにリーチが掛かっている状態だと言っていい。
3.相手関係
ダートの新馬、未勝利で1秒差以内に駆けた経験を持つ馬は本馬のほかに
16キャストロププだけ。
そのキャストロププは前2走連続で上り36秒台をマークしているし、
この距離で1.26秒台を2度もマークしており、能力的には◎と双璧。
ただどうしても後方からになる脚質で、且つ大外枠。
後述するように、位置を取れる◎エンジェルラダーに先着するのは楽ではないはず。新聞紙上では「グイグイとハミを取るようになった」という談話があり、もしかして位置を取りに来る可能性もあるが、それならそれで前2走のような脚が溜まるかどうかという問題もある。
本馬がもし好走したとしても、
・位置取りや鞍上を含む総合点でエンジェルラダーが先着するだろうから
複勝馬券的には問題なし。
・血統・騎手・厩舎が地味なぶんだけ実力以上に人気薄なので、
もしキャストロププと3着以内同居しても◎の配当妙味は失われない。
と考える。
あとの馬は恐らく勝ち負けにならない。
初ダート組でインコースの02ナクライトあたりは馬格もあるし鞍上も積極的に乗る三浦皇成なのでハナ切ったら怖いという面はあるが、父系も母系も芝向き。「ノーザン様の生産馬で、素質が違いましたね」というパターンはあるかもしれないが、条件替わり自体はプラスとは思えない。
04クラウンハートは持ち時計を見れば通用級だが、京都RHはクラブ界のミルファームみたいなものだと私は思っており、休み明けでパフォーマンスを上げてくるとは考えにくい。
07サトノシャムロックは稽古の時計を見れば確かに脚力があるのはわかるので、前走1番人気も伊達ではないのだろう。ただ厩舎の勝負調教は「併せ内目」なのに本馬は「3頭併せ大外」。また、原優介×田中博、原優介×サトノはいずれもほとんど騎乗数がないうえにすべて人気<着順という結果。もし勝負ならこの陣営こそ、戸崎を起用すべき場面だろう。そこで原君なのだから、今日はまだ様子見の出走だと判断したい。
15フェンスブレイカーは前走の末脚に見所があったものの、田島俊厩舎で、(厩舎所属の)戸崎が居るのに戸崎が乗ってくれないケースというのは好走率が低い。まして今回その戸崎が私の買う◎エンジェルラダーに乗るのだから、◎のほうを信じたい。
初出走の馬も3頭いるが、「1-2月のダート未勝利戦に初出走で出てくる馬」のうち、先行策を取れる馬は4~5%しかおらず、基本的には後方から展開待ちの乗り方になると想定される。これが凄い脚を使うようなら素直に脱帽するしかない。
4.いい位置を取って運べそう
前走は新聞を見ると6→5→5、という通過順。
しかし映像を確認するとゲートの飛び出しはかなり速く、その気ならハナでも行けたように見える。初戦ということもあって敢えて教育のためにあの位置に下げたのだろう。
今回、距離を詰めて枠も真ん中で、一番避けたいのは揉まれる競馬だが、
前走くらいの出があれば楽々先行できるから心配は要らない。
自分のすぐ外にいるのが前走出遅れている2頭と初出走の2頭。大外まで見渡しても、芝短距離からの臨戦でB着してくる13キープサインオンがもしかして速いかなという程度であり、◎エンジェルラダーはスンナリ外目好位を確保できそうだ。
持ち時計のある馬が相手関係にも恵まれ、スムーズなレースをできそうなら、勝つ可能性は高い。
5.厩舎の得意ローテ&勝負調教
木村厩舎は全競馬場の中で勝率・勝ち数ともに東京がトップ。
2020年以降先週まで、東京で102勝、中山で40勝。
勝率も東京が23.4%、中山が14.4%。
明らかに東京で勝負をかけてくる厩舎。
「東京で使って、次走中山」と「東京で使って、中山を飛ばして東京」
というローテで比較すると更に成績の差が広がる。
もっといえば本馬のように「前走1番人気で5着以内」という、
人気・実力・優先出走権などあらゆる観点で「次走すぐ使えば勝つ可能性が高そうに見える馬」を、敢えて中山スキップで東京、という使い方をしてきた時は勝率約5割、複勝率約8割という圧倒的な成績になる。
加えて今回、最終追い切りも厩舎の好走パターンである「南W3頭併せ真ん中」を採用。私の愛用する競馬新聞紙上で動きの良さ自体も褒められた。
これは盤石の「勝ちに来た臨戦過程」と見ていいだろう。
6.乗り替わりは心配ないと考える
今回、ルメール→戸崎へ鞍上が変わる。木村厩舎のエースは言うまでもなくルメール。この乗り替わりはどうなのか。
これについては有馬記念レガレイラがまさに木村厩舎でルメール→戸崎。
そしてそれを含めて「ルメール→戸崎」の乗り替わり馬は厩舎・オーナー問わずに目下騎乗機会5連勝中。
今週はインド遠征でルメール不在ということもあり、ルメールが蹴ったわけでもない。むしろ、来週ならルメールが居て前走と同じダ1600を走れるのに、居ない週にダ1400を戸崎で使ってくるというのは、相手関係の想定も含めた総合判断として、今週のほうが勝率が高いと踏んだためだろう。
脳死で「ルメール、1600」を形だけなぞるレース選択よりはよほど好感が持てる、と言ったら言い過ぎか。