煉獄コロガシ 35連コロガシへの道【2023第1期8戦目】02/26(日)
35連勝を目指す「煉獄コロガシ」。今日は7連勝を目指す。
※煉獄コロガシとは
1.1倍の複勝でも、18万円スタートで35回転がれば
サラリーマンの年収を超える。
ということで、どんなにガチガチの本命でも恥じることなく買い続け、
とにかく当て続けてどこまでもコロガシ続ける試み。
命名は漫画「喧嘩商売/喧嘩稼業」に出てくる連撃技の「煉獄」より。
(企画詳細は下記参照)
本日は先週の的中分を転がす第8戦目。
【本 命】
今回の◎は、02/26(日)阪神06レースの03ニューダイアリーズとする。
【買い目】
◎ 03ニューダイアリーズ 複勝 563,300円
投稿時点複勝オッズ 1.2~1.5倍
サウジ観戦で夜更かししたからというわけでもないが、久々に午後の一戦。
ニューダイアリーズは昨年3月にも「煉獄コロガシ」で買ったことがあり、その時は1.0倍だった。1年越しで1.1倍を返してもらおう。
【根 拠】
1.前走時計がハイレベル
昨年1年通して、小倉のダ良1700mで1.45.1というのはかなり速い部類。
・全768頭のうち、18頭しかいなかった。
・最速が1.44.5(2勝クラス)。古馬OPでも1.44.9~1.45.0。
その中での1.45.1である。1勝クラスとしては破格。
・1,2勝クラスでマークした15頭のうち、本馬を除く14頭はその後に
何度か出走しており、
うち11頭までが「2勝クラス」で馬券に絡んでいる。
(なかでも5頭は2勝クラスも勝ち上っている)
そう考えると◎03ニューダイアリーズは、1勝クラス12頭立て平場あたりで足踏みしているわけにはいかない馬だとわかる。
ちなみに対戦比較でみても、当時の対戦馬は後に現級で活躍しており、
3着のエルバリオがその後、現級で4,2,2,3着。
4着のスマートビクターが、3,3,6着。
5着のニホンピロクリフが、2,5,6,1着で現級卒業。
9着のゼウスバイオが、4,1着で現級卒業、連勝で2勝クラスも卒業。
10着のハギノメーテルが、次走1着で現級卒業。
2.前々走の対戦相手が続々と勝ち上がっている。
◎03ニューダイアリーズが3着だった前々走は昨年行われた1勝クラスのダート戦の中でも屈指のハイレベル戦。
当時負かした中から既に4,5,6,7,8,11,13着馬が1勝クラスを卒業している。
特にルイナールカズマ以下の馬たちはニューダイアリーズから1.1秒以上離されていた顔ぶれ。
そもそも2.09.1という走破時計じたいも、重不良で高速馬場になったとてそう簡単に出る時計ではなく、過去開催を見ても3勝クラスやOPで馬場が渋った時にようやく出るレベル。
3.3走前の時計がハイレベル
◎03ニューダイアリーズが未勝利を勝ちあがった3走前のレースでマークした2.07.3は通常ならば1勝クラスの勝ち時計に相当する。
下表のとおり、過去5年で見ると阪神ダ良2000mの1勝クラスは17鞍行われ、
2.07.3というのはそのなかでちょうど真ん中の8位に相当する。
2022年の中で言えば堂々の1位になる。
つまりもしあの時から1年たった今、全く彼が成長していなかったとしても
1勝クラスでは勝ち負け可能ということになる。
実際、その未勝利戦で2着に負かしたシャンバラはその後、未勝利のまま1勝クラスに格上挑戦して1,2,2,3着と4戦すべて馬券内の実力馬。今期の煉獄コロガシでも栄えある第1戦の指名馬として貢献してくれた。その2頭で後続を9馬身ぶっちぎってマッチレースしたのが、あの未勝利戦だったのだ。
4.相手関係に恵まれた
ここまで見てきたように、近3走がすべて「超1勝級」と呼べる戦績・時計を残してきているのが◎03ニューダイアリーズ。
これと張り合える戦歴や時計を持っている馬は今回の対戦相手には皆無。
それどころか、
ほとんどの馬が現級で近走1秒以上離されている馬たち。
ダ中距離での上りも39秒前後かかっている馬ばかり。
(対して◎03ニューダイアリーズはC着以降の4戦で上り36.5~38.1)
唯一ダ中距離路線で気を吐いているのがここ2戦、捲りで2着、2着と来ている05カズカポレイだが、実績は左回りに偏っていて阪神は未知数。
それに前々走は現級で6,13,7着だったクラーベドラドに0.4差の完敗。
前走はJRAの現級で最高成績が0.9差であるエアフォースワンに0.4差まで迫られていた。
つまりカズカポレイは見かけの着順ほど強くはない。
◎03ニューダイアリーズのライバル足り得ないだろう。
5.スピードが生きそうな馬場状態
土曜は終日稍重馬場だった。芝が先に良馬場に乾いたことを考えるとダートも日曜のどこかのタイミングで良に乾くかもしれないが、カンカン照りのパサパサ馬場で来た週とは違って、スピード寄りの馬場状態で06Rを迎えることだろう。
この「煉獄コロガシ」で度々述べてきたように、適度に渋ったダート馬場は、時計のある馬に有利。
1-3項で述べてきたような走破時計に加え、4項で述べたような上りの脚でも傑出している◎03ニューダイアリーズにとっては、おあつらえ向きの舞台と言える。
6.展開をどう見るか。
能力の絶対値で言えばもう負けようがないと思うのだが、敢えて不安材料を探せば展開と状態。この2つについても考えておく。
まず展開について。
本馬はもともと序盤から積極的に位置を取り行くタイプではないだけに今年の「煉獄コロガシ」第1戦シャンバラのように、真ん中あたりの位置から差して来るも前を捉えきれず3着くらいに流れ込むのがやっと、という負け方をする恐れが残っている。
それが嫌だから私はこの「煉獄コロガシ」において先行馬をねらうことを原則にしてきた。
ただ、C着以降の4戦を見ると、4角手前から長目に脚を使って、直線を向き切ったところでは2-3番手に上がっているのがこの馬のスタイルになっている。
特に前走、小回りの小倉で5F61.1というダ良にしては割と早めの流れの中、無理なく先行集団につけ、そのうえで勝負所でラップが上がる地点でもついていけたことを思えば、位置取りは心配無用かもしれない。
まして今回吉兆なのは、捲りのカズカポレイがいること。しかも鞍上は横山和へスイッチ。横山家の捲りは半端に先行勢を生かしたりはしない。これが先行勢を掃除してくれればますます勝負所で位置を上げやすくなるはず。
7.状態をどう見るか。
そして状態。
今回は骨折で8か月ぶりの休み明け。坂路で5本追われているが時計は平凡。
できたらもう少し見栄えのする時計を出していてくれればもっと安心して買えるところではある。
ただ、
私の使っている競馬新聞紙上には、「稽古は動かないタイプ」「体の使い方は悪くない」という言葉がある。
特に後者は重要で、骨折明けでもし走り方が変わってしまっていて休養前の実力が出せなくなっていたりしたら、ここまでの考察はすべて無駄になるわけだが、少なくともこのコメントがある限りにおいては、その心配は無用と考えてよさそうだ。
いっぽう同じく紙上には「割引が必要」という旨の記載もあり、100%のデキというわけでもなさそう。
とはいえ、これだけの実力馬をケガから復帰させるにあたって半端な状態でレースに出すことはしないはず。
もし1-2割の能力減があってもこの組み合わせなら楽勝しておかしくない。