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11/10(日)WIN5(JRA)予想

下記記事に書いたように、私の「馬券でサラリーマンの年収を超える」は、
転がし以外の通常馬券やWIN5の収支も加味したトータルの収支として狙っている。

その中でWIN5については、これが大きく当たればコロガシで稼ぐ分を少なくすることができる(35連勝もしなくてよくなる)。
大きく当たった時、後出し的に「実はWIN5が当たったので、転がしは●連勝まででOKになりました」というのはなんだか格好悪い気がするので、
今年はWIN5の予想も事前投稿していくようにする。


今日の買い目

買い目(1)

1R目 :05,09,10,11,13
2R目 :07,08
3R目 :09,11
4R目 :09,12,14
5R目 :01
60通り。
今日はフォーメーションを組まずこの1組でいく。

合計 60通り。


見解の詳細


1R目 ユートピアS

◎13カナテープ
○09ウインエーデル
▲05アグラシアド
△11エリダヌス
△10ロジシルバー

カナテープは昨年このレースで3着。
2年連続で「秋の東京の芝1800」で勝っていることもあり、
ここはいかにも狙いすました一戦。
過去3勝はいずれも最終追いが南Wだったが、近4走は最終追い坂路で連敗。そして今回久々に南Wで最終追いに戻してきた。それも好感が持てる。

とはいえ東京1800の大外枠は乗り難しい。なので他馬も押さえておく。

今夏の新潟日報賞は時計も速かったがメンバーレベルも高かった。
既に当時の2,4,5,10,11馬が勝ち上っている。
ここは3,7着のロジシルバー、ウインエーデルがスタンバイ。2頭とも押さえておく。中でも「いい頃の迫力にはない」というロジシルバーよりは、
休んで立て直してきたウインエーデルのほうを上に取る。

あとは後述するように福島記念でギャラクシーナイト、エリザベス女王杯でホールネスを買う予定なので、前2走がその2頭の2着だったエリダヌスは買っておきたい。
府中で好内容の3着が2回あり叩き良化型でもあるアグラシアドも不気味。

買うのはここまで。
連勝中のニューステソーロは同厩舎2頭出しで、いくら木幡で連勝しているとはいえ菅原明に戻さないあたり、勝負度合いが薄いと考える。
前走GIで1桁着順に頑張ったチルカーノはこの距離では忙しいと考える。


2R目 ラッキーライラックC

◎07ボールドゾーン
○08メイショウコガシラ

チュウワハート、ラップスター、レアンダー、リューデスハイム、マーブルロック。内、中、外に逃げ先行馬が揃い、位置取り争いが激しそう。
それらを見ながら上手に立ち回りそうなルメール騎乗のボールドゾーンをねらう。
前走は通常の良馬場との馬場差がおおむね1.5秒の日だった。
従って良なら1.36.1に相当する走破時計。これは3勝クラスを6割方勝てる水準。距離1800もデビューで勝っているし、前々走でハビレ(現級2着馬)と接戦を演じており問題ない。

これを負かせば、というか(初の遠征競馬などの影響が出て)不発だった場合には、メイショウコガシラ。前走で食い下がった相手のダンテバローズは次走の重賞みやこSでも見せ場十分の6着。なのであの2着は価値が高い。

リューデスハイムは上述の通り今回は位置取り争いが大変そう。
1800に比べて比較的メンバーが手薄になりやすい1900路線で連勝してきたという点も割り引きたい。
サイモンザナドゥは展開が向いた2,3走前でも勝ち馬と接戦までは行かなかった。ここも善戦はするだろうけども頭までは苦しいと見る。


3R目 福島記念

◎11ダンディズム
○09ギャラクシーナイト

スタートから1角までが下り坂になっている関係で、どうしてもテンが速くなるコース形態。それを逆手に取ったパンサラッサ、ユニコーンライオンの大逃げが近3年で2回嵌っているが、基本的には差し馬有利。
今年もちゃんと逃げ候補がいるし、後方勢もダンディズム、タガノパッションなど自分から動いていくタイプがおり、持続力勝負で差し馬が台頭すると見る。

一番の狙いはその、自分から動く差し馬のダンディズム。
昨年2着のリピーターだし今夏の七夕賞でも好時計の4着。初重賞制覇へ向けて3度目の正直での福島参戦。前走は案外だったが、どう見てもここに向けた叩き台。この中間は坂路自己ベストをこの歳で更新。ゲートは相変わらず悪いが、昨年2月にBを外して思い切って捲りの手を打って以来、機動力が上がってきている。

これを負かせばギャラクシーナイト。ダンディズムよりも位置を取れるので、あちらが少しでも踏み遅れればこちらが先に抜け出す可能性も。前々走は今年の9月の中山は異常なの高速馬場だったということを割り引いても内容・時計ともに優秀。昇級の前走でも好走し、前々走がマグレでないことを示した。鞍上にとっても重賞勝ちのあるコース。

フライライクバード、シリウスコルトあたりは逆に「前に行けてしまう」ぶんだけ、テンの速い福島ではそれが仇になりそう。且つ後者は距離も長い。
人気のドクタードリトルはこれまで「大箱少頭数の外枠」を得意としてきただけに今回は真逆の条件をテン乗りの鞍上で一発クリアしての重賞勝ちを望むのは、ちょっと酷ではないか。

4R目 オーロC

◎12オーキッドロマンス
○14シュトラウス
▲09マルディランダ

ここは得意な条件に戻ってオーキッドロマンスの巻き返しに期待。
前々走は実績のない距離なうえに馬場が速すぎ、
前走は位置が取れず自分の形にならなかったうえに流れも速すぎた。
今回は実績のあるコースで同型不在。B着はハナを譲らない覚悟の表れでもあるだろう。すんなり行ければ簡単に止まらない。

これを負かせば復活のシュトラウス。クラブ公式を見るとずいぶん今回は調教でのコントロール性が上がったそうで、自信ありげ。今春は教育騎乗に徹した北村宏が、こんどは勝つための競馬で当時の努力を回収しにいく。

あとはマルディランダ。前走は休み明けのうえに昇級。その割には頑張った。「叩き良化型厩舎」の金成厩舎だし鞍上も連続騎乗。そのあたり、上積みが見込める。府中1400は初だが「府中」「1400」はそれぞれ得意。

5R目 エリザベス女王杯

◎01ホールネス

まずこのレースを予想するうえで絶対的に意識しなければならないのは、
「ジャパン・オータムインターナショナル」の冠。
2008年から掲げており、エリ女・マイルCS・JC・チャンピオンズCという4つの国際GIへ外国馬の来日を促すためのキャンペーン。
ただ実際は日本馬が強すぎてほとんど外国馬の来日は無い。

かわりに(?)欧州のオフシーズンで来日する短期免許の外国人騎手や、当時はJCの週に開催されていたWSJSなど、主に騎手の側面で国際化を演出してきた。そして、WSJSがWASJと改名して夏の札幌に移った2015年からは
エリザベス女王杯やマイルCSで外国人騎手が勝つことが飛躍的に増えた。
従ってこのレースを予想するうえでまず考えるべきは「外国人騎手の誰が勝つか」ということ。

ただ今年は彼らの騎乗馬に魅力がない。
ルメール騎乗のレガレイラはご存知の通りの極端な脚質がネック。
逃げるコンクシェルも2-3番手のシンリョクカ・スタニングローズも距離に自信のあるタイプではないから、恐らくは溜めて先行してスロー。
となれば前2走のような負け方を三度繰り返す恐れは否めない。
また、今回の最終追いが木村厩舎得意の「3頭併せ真ん中」ではなく2頭併せだった点も気に入らない。

Cデムーロ騎乗のスタニングローズは上述の通りスローの2-3番手という絶好位を取れそうなので面白いのだが、コンクシェルが逃げて本馬が番手という仮想エリザベス女王杯のような展開になった前走で、差し込まれて5着に終わった内容が不満。
また、このレースを目指すにあたって近2走が2000m路線でなく1600-1800mを使ってきた臨戦も不満。同年春のヴィクトリアマイルを使っていた馬は、2020年以降、このレースで(0,0,1,15)。

マーカンドのシンティレーション、ムーアのサリエラについては
こちらの記事の見解に賛成。(要するに、「買い」ではない)

そういうわけで今年は「馬主がゴドルフィン」「自身がマル外」「この秋、海外GIを飛び回っている坂井瑠星が騎乗」というホールネスを、
「インターナショナル要素を持った勝ち馬」として推したい。

これまで黙って西塚くんを乗せ続けてきたゴドルフィンが、非情の乗り替わりで「レモンポップの坂井瑠星」を指名したからには、勝負気配が濃厚。
また、共同会見での藤原師の語り口や内容から、勝てると思ってここを目指してきたことが伝わって来るし、仕上げにも自信を持っているのが伺える。

今開催の京都は、時計こそソコソコ出るものの、見た目にも荒れて力の要る状態になっているのは明らか。そんな中、欧州血統で道悪実績のあるこの馬のバックグラウンドは心強い。

昨春、同期が桜花賞を走っている頃にデビューし、オークスを走っている頃に初勝利。現時点をもってまだわずかキャリア6戦という遅れてきた新星。
6戦する間に1年半かけて連勝しながら40キロ近く馬体が増えて来た成長力も魅力だ。

しかし右回りで勝っていないし、これと言って評価できる時計も持っていない。なのに馬柱に良い着順が並んで汚れていないものだから、実績以上に馬券は売れすぎてしまっている。

ただ、前々走は「高速馬場・小回り・平坦・前が大逃げ」という、
差し馬に騎乗した騎手にとっては難度の高い設定の問題であり、西塚くんがうまく解けなくて3着どまりだったのはやむを得ない。
もしあそこで瑠星だったなら、悪くても連、あわよくば勝たせていたかもしれず、そしたら「5連勝中で、前々走は1.57秒台で重賞勝ち」ということで
レガレイラと双璧の人気に推されていた可能性がある。
それと比べれば今のオッズはお買い得と言えるかもしれない。

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