見出し画像

朝顔のフシギ 2

以前に、「朝顔のフシギ」と題して、水挿し朝顔から花が咲いたことを書きました。

次なるフシギは、朝顔の花の色の変化です。
ご存知の方にとっては常識かもしれませんが、以前から気になっていたことを、じっくりと観察してみました。

なんせ、今年は、我が家のベランダの朝顔は、まだまだ咲き続けてるものですから😁

毎日写真を撮って、花を数えては家族LINEに載せています
涼しくなって、花数は減ってきました

青い花が夕方には・・・

青い花は、夕方には、下の写真のように色が変わってしまいます。


どう変わっていくのか、9月25日に観察してみました。

同じ花がどう変化していくのか写真に撮りました。
朝、花が開いた時点から、花の真ん中の部分は赤みがかっています。
それがだんだんと広がって・・・

午後は、どんどん青い色が消えていきます。
上の写真は、ビビッドで撮影したので、濃い赤紫色に見えますが、実際の色は

こちらの方が近いです。(「ビビッド暖かい」で撮影)
なかなか実際の色と同じように写すのが難しい😓

15時を過ぎると、青い色はほとんどなくなります。

同じ日の朝と夕方近くの写真です。
花の色が変わっているのがわかると思います。

ちなみに、赤紫の花は赤くなります。


青紫の花は、赤紫色に。

調べてみると、朝顔の色の変化には、アントシアニンという色素が関係しているようです。
 

アサガオの花の色素は、アントシアニンといって、ちょうどリトマスのように水素イオン濃度(pH)で色が変わります。酸性で赤色、中性で紫色、アルカリ性で青色になります。
(中略)
しぼむということは、花びらの細胞が死んでいくことです。その時には、エネルギーは使い果たしてしまい、pHを上げることができなくなります。さらに、細胞と細胞を分けている膜に穴があいて、液が混じり合うようになります。

そうすると、pHは全体としては下がってしまい、花びらの色は赤っぽくなります。

日本植物生理学会 植物Q&Aより


ばぁばの夏の自由研究でした🤭

いいなと思ったら応援しよう!