いろいろあった名古屋遠征。
こんばんは。
今回は、今年の夏に行った名古屋遠征の話をしたいと思います。
1本目、2本目の話では増田珠くんとスワローズの話を主にしていましたが、今回はもうひとりの推し選手、上林誠知さんの話を主に、
………したかったはずなのですが、なんかいろいろ起きたのでそうならないかと思います。
プロ野球ファンの楽しみのひとつ。
それは、試合日程の発表。
私は日程が発表されると、「好きな選手の誕生日の試合」を確認します。
増田くんのお誕生日は5月21日ですが、生憎事情が重なったため遠征は断念。
上林さんのお誕生日(8月1日)は…と確認すると、なんとバンテリンドームでスワローズとの試合が組まれているじゃありませんか。
(これは神様に「行け」と言われている!)と都合良く受け止めた私は、名古屋遠征をすることに決めました。
試合前日、仕事を終えて福岡空港まで車を飛ばし、名古屋へと向かいました。
ホテルから空港まで離れていたため、ホテルに着いたのは日付が変わる頃でした。
チェックインを終えて汗だくで部屋に到着し、荷物をドサドサと置いてベットに腰掛けると、
視界の隅で何かがチョロチョロっと動きました。
明らかに見たことがある動き、そして色。
……いやいやいや。そんなわけはない。
家じゃないんだし。
安いホテルとはいえここ8階だし。
そんなわけ…と思いつつ、それが走り去っていった方を見つめていると、
またチョロチョロと現れた、黒光りする、すばしっこい、あの虫。
ゴから始まってリで終わる虫でした。
(………え〜〜〜〜〜〜〜………???)
私、田舎育ちでありながら虫には滅法弱く、いつもなら叫ぶわ逃げるわなのですが、あまりの疲れでしばらく放心状態でした。
ですが、これと同じ部屋で一夜を過ごすのは地獄だ…と思い、意を決してフロントに電話。
平謝りされ、別部屋に変えていただきました。
名古屋で一番最初に出くわすイベントがこれかい、と思いつつ眠り、8月1日を迎えました。
本来はナイターの一軍戦のみ行く予定でしたが、上林さんは当時二軍にいたため、朝からバンテリンドームで予定されていた二軍戦から行くことにしました。
初めてのドラゴンズロード、初めてのバンテリンドーム、ちらほら見かける背番号51のファン。
もうこんなに愛されて…と感極まりつつ、球場内へ。
さあ主役を探そう。
………ん?
………………あれ??いなくね???
ちょうど守備練習中でしたが、どこを探しても上林さんがいません。
上林さんファンの知り合いの方と一緒にいましたが、「いないよね…」と呟き合いました。
その後時間は進み、スタメン発表。試合開始。
「上林誠知」の名前がコールされることは無く、ドラゴンズファンの方も口々に「上林どこ行った?」と言い始めました。
ある方が言いました。
「ほら!上林今日誕生日だから!バースデー昇格だよ!!」
そうだ、まだ希望はある。
あとスワローズには増田くんがいるし。
そう思いつつ、今度は一軍戦へ。
試合前練習で増田くんを撮りまくり、「やっと見れた………」と、見れたことの喜びをめちゃくちゃ噛み締めました。
そしてドラゴンズの面々が入ってきましたが、
上林さんの姿は無く。
一軍にも二軍にもいない…何かあったのか…?
とよからぬ事をグルグル考え始めましたが、スワローズの応援をせねば!と切り替えました。
試合が始まり、哲人さんの打席が回ってきた時、哲人さんファンの知り合いの方をふと思い出し、カメラで動画を撮り始めました。
ホームラン打ったりなんて…と思っていた次の瞬間、本当にホームランを打った哲人さん。
あまりのスター性と、その後見た綺麗なお辞儀にあっという間に私が落ちました。
これで勝てたらお立ち台は哲人さんでは…!
と思っていましたが、なんとこの日はスワローズ戦で好相性の村松選手がサヨナラ犠牲フライを放ち、サヨナラ負け。
私はEXILEとONEPIECEで育ったと言っても過言ではないほどEXILEの曲が好きで、村松選手が使っている「掌の砂」という曲も大好きなのですが、しばらくトラウマでした。
サヨナラ負けって、こんな感じなのか…
と打ちひしがれました。
ちなみに増田くんの出場も無く…
上林さんも姿はありませんでしたが、ビジョンでぬるっとお誕生日を祝われていました。
翌日、名古屋を後にしたのですが…
福岡空港からの帰り、いつも使っている道で帰ろうとしたら工事による通行止めが発生しており、長い山道を迂回して帰るなど帰りも散々でした。
いつか絶対リベンジしよう。
そう決めた名古屋遠征でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。