今日はぜいたくに
昨日までの寒さも収まり、今日は朝から日差しがふんだんに降り注ぐ。
膝の違和感も、腰の痛みも、肩の凝りも。
こんな日はできるだけ忘れていよう。
で、自分にささやく。
誕生日おめでとう。
カンレキ+3、おめでとう(;^_^A
同じ誕生日の6歳下の友だちにLINEする。
おたがいにおめでとう。
自分は6年前はどんなだったかなぁ。
彼女はたいへんエネルギッシュだから、比較にはならないけど
たぶん、57歳だった私も、私なりに頑張っていたと思う。
長男が気管切開と胃ろうの状態になったのは、8年前の今日だった。
集中治療室には入れず家族室で夫とふたり、祈るだけの一日。
8年前の誕生日はそうして過ぎた。
持ち直した翌朝、何も知らなかったその6歳下の彼女からLINEがきた。
「お誕生日おめでとうございます」
お互いに一日遅れの交換だったが、少しほっとした朝、いつもの呼吸に戻れた気がした。
昨晩はスパイスカレーを作った。
スパイスカレー嫌いな夫が、町の会合で晩御飯はいなかったからだ。
義母も「わたしは何でも食べられるよ」と、ゴーサイン(笑)。
張り切って、レシピ通りに丁寧に作った。
今日の誕生日に手を抜くために多めに作った。
お昼は次男と一緒にこれで決まり。次男もカレーと知るや「明日のお昼もこれだよね?」と心得ている。
いつもなら晩御飯に少しご馳走を作るとか、ケーキを買っておくとかするが
今晩も町の会合があり、次男も夫と一緒に出席して、ご町内デビューすることになった(笑)。だから、今晩も特別なものを作ることはない。
朝イチに夫が「そういえば今日は誕生日だよね」と気づいてくれた。
夫はもう前もって、私が要望した椅子を誕生日プレゼントとして買ってくれていたのだった。
次男も部屋から降りて来て、ニコニコと少し気を持たせてから「かーさん、誕生日おめでとう」と言ってくれた。
なんとうれしいことでしょう!(´;ω;`)
昼前は少し歩いてこよう。
マル太郎と日向ぼっこしよう。
午後は書店をぶらついた後、タリーズでティータイムとしよう(ヘビーユーザー☕️)。
誕生日と言っても、変わり映えのない一日を過ごして、夜になったらいつもと違う料理やケーキで祝う、という感じだった。
それはそれでうれしいことだけど、今日はそれがない代わりに朝から好きに過ごしている。
こういうのも、気持ちが贅沢でいいなあと思う。
何よりの誕生日だ。