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生まれたときはくらげ?

マル太郎の定期受診だった。
連れて行くとまたまた入り口付近でタラタラタラ・・・
おもらししてしまった。
「出てくるときさせて来たのに」と言うと、「ここでする」と思ってしているのだと、助手のお姉さんがモップで拭きながら言った。
お姉さん、いつもすみません。なるほどそうか。
今度からはオムツを穿かせて来なくちゃな。

昨日は動物愛護協会による、ご長寿犬の表彰式があった。
遠いのでうちは欠席したが、先生は「マルちゃんも名前呼ばれていましたよ」と教えてくれた。

ああ、先生のおかげです!年が越えられると思っていませんでした!

すぐにそう言えなかったことをいまだに後悔している。
ただ、エヘラエヘラしているだけで。
バカバカバカ!なんで肝心な事が肝心な時に言えないんだ!
本日の失敗。
次回リベンジ!

いつもご飯の量が少なくて心配だったけど、体重が維持されているので、それほど心配でもないらしい。吐かないように、オヤツとか時間を置くとかで調整しようと思う。
目ヤニが多いのは、水分不足になりやすいからだとか。気を付ける。
受診したら晴れ晴れした。
老犬でも、安心して見守れるって、すごく嬉しい。

マルを家に置いてオヤツをあげてから、一人で保健所へ表彰状を受け取りに行った。この市の保健所へ行くのは初めてだった。
わっっかりずらい所にあった。廃屋のようでもあった(保健所すまん)。
受付のお姉さんは親切そうで、「おめでとうございます」とニコニコして、ワンコマークの入った不織布のような紙袋を手渡してくれた。
中には、すでに額に入った表彰状と、小さな写真立て、謎のポシェットが入っていた。
「これは、この紙袋を入れるものみたいです」とお姉さんも不思議そうに言った。ワンコマークの袋はそんなに貴重なものなのだろうか?ハテナ案件。

表彰状には縁遠い私だが、その賞状には、マル太郎の名前・年齢の下に並んで私の名前も入っていた。
ここに私の年齢も入っていたらなんか面白いなと思いながら、2段に並んでいるの見たら、15年間一緒に歩いてきたんだなぁという感慨があった。

帰ってから、血統書をあらためて眺める。
父方、母方の祖父母までさかのぼれる。
俗名・マル太郎だが、生まれたときは「海月号」。
「号」だよ、かっこいいなぁ・・・と思ったのもつかの間、「くらげ号?」
いやいやいや、「かいげつごう」と読みましょう(キリッ!)
ちなみに、オスは「号」メスは「媛」が付いていた。


お昼を食べさせて(自分も人間フードを食べて)一緒にごろ寝。
これが幸せってもんです。
少し曇って来たが、まだまだ蒸し暑く、エアコン部屋で。
雨が降って来そうだった。

今日はマル太郎の日だった。
定期受診と賞状。
なんとなく、これでよかったかな、大きく間違ってはこなかったな、みたいな安心感をおぼえた。



お詫び

書いて最後に違和感を持ちましたが、それは何だろうとずっと考えていて、
長生きできなかったり、不治の病になったペットやその飼い主さんに不快な思いを抱かせたかも知れないということに、今頃気づきました。
「これでよかったかな、大きく間違ってはこなかったな」という気持ちは、
他の飼い主さんたちのことは念頭にないのです。

ですが、配慮が足りませんでした。
不愉快な思いをされた方がいらしたら、お詫びいたします。

この記事は、私とマル太郎とのここまでを振り返り、その感慨を記したものです。最後の部分を削ろうかと思いましたが、覚書きという意味もあるのでこのままにさせていただきたく思います。
どうぞご容赦ください。

(20時8分追記)



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