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【あなスパ企画参加】「ながら」聞きができないあの回

この度は、すまいるスパイス3周年おめでとうございます!
記念企画「#あなスパ」が始まっていますね!

3年という長い間に積み上がったアーカイブの数々。
思い出に残る回は?と聞かれても、たくさんありすぎて選べない。
なんとか絞って、今回はで参加致します。

ほぼ毎日アーカイブを聞いています。
台所仕事中。運転中。ひとりでご飯を食べるような時。
ニュースがつまらない時。
1日に何度も聞いています。

そんな私が、もう一度聞きたくても、聞こうとしない回があるのです。
これ、ディスっていませんよ。
むしろ感動が過ぎて、「ながら」では聞けないのです。

それは、ピリカ文庫「母の日」の朗読回。


こーたさんの朗読が、あの声が、まだ耳に残っています。
マー君さん『カーネーション』。
おかあさんへの語りかけ。切なく願いを込めた呼びかけ。
こんなニュアンスをこーたさんはどうやって生み出しているのだろう。
すっかり物語の中の人になってしまっているように思えました。
背筋に不吉なざわつきを感じながら、愛を伝える心の震えを感じながら、耳を澄ませました。


マー君さん『カーネーション』は、読んでいる私も水の中に引き込まれるような不安と、水面の向こうへの断絶感と思慕とで胸が締め付けられる物語でした。
それでも最後に救いを感じることができます。
未読の方はぜひ読んでいただきたいです。
私も久しぶりにまた聴ける気がしています。


一緒に朗読された、ささみさん『母の音が聞きたくて』は『カーネーション』の静謐な世界とは対照的に、暖かい心の通い合い、親子の機微が描かれていました。
残念ながら、ささみさんはnoteから退会されたようで、今はクリエイターページに戻ることができないのですが、ありがたいことにすまスパのアーカイブでは聞くことができます。
ピリカさんの朗読もピッタリで、明瞭で力強い中にもしっとりとした落ち着きを感じ、ピリカさんのお人柄までがうかがえる気がしました。


この回周辺は、すまいるスパイス1周年番組でした。
ヘビーリスナーを自称する私ですが、ほんとうに、すまスパは進化し続けていると思います。
こうして振り返る機会をいただくと、まだまだまだまだ、思い出すことはたくさんあって。
ああ、いまここで言いたい!のどまで出ている(笑)
でも、一件一記事ということなので、募集期間に記事としてまとめられたらいいなと思っています。


💗すまいるスパイスの皆様、いつも私の時間を満たしてくれてありがとうございます。
これからも楽しい番組を私たちに届けてください💗


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