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猛暑モーグレ日記

ぎょうぼあづい!
言いだぐないが、あづい!
どゆこと!?なんでこんななん!?
今日なんか38度予想だよ!
ここはニイガタ。ニイガタなのに沖縄より暑いってなんだよ!
ふざけてる。実にふざけてる!!
ニイガタやめてしまえ!!
えーかげんにせーーーーーや~~~~~~~~!!


・・・っと。

毎日おあつーございます<(_ _)>

♪ピンポンパンポーン♪
いつものどうってことないnoteです。
「モーグレ」とは、方言で、「妄言、うわごと」といった意味です。
お急ぎの方、イライラなさっている方は、スルーしてくださいね<(_ _)>
                       ♪ピンポンパンポーン♪



暑いと人格が変わる私は、平静な自分を保つために猛暑の夏はエネルギーをかなり使う。消費する。消耗する。
屋内にいるなら、むしろエアコンの冷えに気を付ける方にエネルギーを使うが、やむを得ず、外にしばしいる場合(マル太郎の散歩など)、この暑さの圧を逃がすために、顔の表面に、気持ち悪い笑いを貼り付けるようにしている。
これが不思議と効果がある。
脳は騙されやすいと聞き及び。

マル太郎はいつもおしっこのあと、しばらく立ち止まってしまう。
日盛りもなんのその。
「いつまでつっ立っているんだこら。せめて日陰に入らないと干物になるぞこら。引っ張ったら動けこら」なんて腹では思っていても、にっこりと笑いながら「ほらほら、熱中症になっちゃうよ。ほらほら、もうちょっとこっちおいで。ほらほら、引っ張りたくないからさ、ほらほら、いい子だね、ほらほら」
などと、ゆっくり話しかけていると、あら不思議、とってもいい人みたいになってしまう。「私ってなんて優しいいい人!」と心が安らいでしまう。この効果はあなどれない。

そしていい人効果が切れないうちに、エアコンの屋内に入るべし。しからば一日、平和な気分でいられる。
こんな私なので、義母が毎日畑に出るということが、信じられない。
夕方になってからとはいえ、まだまだ暑くて唸っている時間。

「私は暑いのは苦にならない」という。
汗かかないから、と。
ほんとに?汗出ないの?
熱中症にならないもんなのか?気化熱効果は?
むしろ苦しくないかな?
猛暑の日中でも、2階の暑い部屋にエアコンをつけずに一日居る。
風が通るからいいんだそうだ。西日がもろ。
心配だから昼過ぎにスイカやブドウや甜瓜(まくわうり)を差し入れる。
生存確認(笑)


ここ数日、午後になると雷が通過する。
しかし雨は降って来ない。
重そうな雲の中をゴロゴロ転がって行くのが聞こえる。
マル太郎のおしっこのために、こわごわ外に出る。
首輪の金具って大丈夫か?
灰色の雲の中から、黄色い稲妻が金具に向かって走るのを想像する。
マルと私がレントゲン写真みたいになってはじけ飛ぶ(漫画か)。
にわかに怖くなり、雷に見つからないうちに中に入る。


こんな中、娘は毎日外で仕事だ。これもインドア母は信じらんない!
しかしさすがプロ。1時間ごとに休憩を取るきまりだそうだ。
社員の安全をきっちり考えてくれていて安心する。
それでも熱中症っぽくなってしまう同僚もいる。頑丈な娘も、帰って来て食事が摂れないくらい、ボロボロな日もある。過酷な仕事だ。
しっかりと、肉を食べさせてあげよう。夏は豚肉!!

次男の仕事は一日ほぼビニールハウスでの作業だ。エアコンは効いているが、それは「椎茸ちゃん」たちのコンディション最優先なので、人間たちには微妙に暑く湿度が高い。毎日、着替えも含めてびっしょりで帰る。

だから、毎朝の弁当と朝食づくりは、しっかりせにゃならんですが、台所は真東向きで早朝からガンガン朝日が照らす。窓にシェードを下ろしてもなんのその。でも早朝からエアコンをつけるのはなんか負けた気がする(何に?)。
汗をかきかき、弁当を作る。もう、何作っていいんだかわからない。


ああ、早く、九月になれば・・・(という歌があったなぁ)
今年は九月になってもまだまだ暑さは厳しいと聞く。
十月だって暑いとか言ってる。
猛暑日はさすがになくなるだろうけども。


マル太郎と夜のおしっこに出ると、三日月がどんよりオレンジ色に浮かんでいる。湿った空気が微かに動く。
モワンと暑い中に、今夜は「ひりひりひり」と音がしている。
これ、虫の声だ。
夏草の根っこのほうから、秋が近づいてきているらしい。
遠慮気味に。

ありがたい。
地球はいつも回っている。
くれぐれも逆回転しないでください。


一夜明け、また朝からあづい。
今日もわが町は日本一暑くなる予報だ。

将来的に、温暖化が進んでコシヒカリは北海道の各地で豊作となり、わが町ではパイナップル栽培が盛んになると予言しておく(笑)。

にもかかわらず、多分冬は豪雪なんだよね(´;ω;`)

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