![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82085569/rectangle_large_type_2_dca4ff74d81fc43cf5e8d6d21c5bb80d.jpeg?width=1200)
心配性です
昨日、長男の車いす修理の立ち合いに行ってきた。
装具の業者さんと病棟のスタッフ、理学療法士の先生。
そして私。
広い部屋でそれだけの面面に囲まれて、長男はといえば
小鼻を膨らませて目を生き生き輝かせ、手をバタつかせた。
嬉しそうだ。
こんな笑顔を見たのは、家に居たとき以来だ。
しきりとこちらに腕を伸ばしてくる。
面会に行くと、ついついいろいろチェックする。
顔色、表情。
気切部(喉)のガーゼ、痰は溜まっていないか。
腕や足は冷えていないか。
意識しなくても、家では日常的なことだったから目が行ってしまう。
多分、職員さんも、落ち着かないのかも知れない。
このお母さん、ちょっと細かいからな、とか。
でもそういうキャラで行こうかなと思っている。
昨日も立ち会っている間に痰がからんできたが
スタッフさんは一向に吸引する気配がない。
「吸引お願いします」と言ったら、病棟へ看護師を呼びに行った。
そこに吸引器が一緒にないことが少し意外だった。
そして、吸引するってことは、吸引器と看護師セットでここに来てもらうってことなんだ、と合点した。
これだとちょっと言いにくい。少しくらい痰が「ガラガラッ」となっても
お願いしにくい。わざわざ仕事を中断して病棟から来てもらうんだから。まあ、それが仕事ではあるけど、でも流れを中断させるんだし。
気管切開してる人と吸引器はセットで行動するのが当たり前、と思っていたので少し残念な気がした。
1回目は看護師さんに来てもらったが、吸引器を置いて行ったので、つぎからは私がした。
吸引器があっても、そこにいるスタッフさんにその処置はできないのだ。
看護師じゃないと。または家族じゃないと。
これからは、長男同伴で時間がかかるいろんな用事には、うちの吸引器持って行こうかな、と思ってみたが、意地悪みたいだからやめとくことにする。
まぁ、それは毎回、気持ちがぐったりすることだが、それ以外は懇切丁寧に介護をしてもらえている。
感謝しつつ、言うべきことは伝えていきたいと思う。
今月中頃に、耳鼻科の定期診察に行く。
気管切開部の内側に肉芽という良性のポリープがあるので、以前からその状態を診てもらっている。
病院は地元にあり、入所先からだと高速道路で30分ほどかかる。
当日は病院に本人を連れてきてもらえるということだ。
私とはそこで落ち合って、受診後はまた、連れて帰ってもらえる。
これはほんとうに助かる。私は会計の心配だけすればいいようだ。
ここでまた、心配が頭をもたげる。
水分補給はちゃんとしてくれるかな。
引率は、運転と吸引係で、2人来てくれるのかな。
これはさすがに、心配しすぎ、取り越し苦労だとは思っている。
思ってはいるが、確認しようとも思っている。
しないと夜安心して眠れない(笑)