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ガートルードの植え付け

母の日に、夫から見事な薔薇(ガートルード・ジェキル)をプレゼントしてもらったが、これは「植える」とセットのものだった。←後付け(笑)
今日は夫が休みで午前中雨が降ったので、移植日和ということで?植えてもらうことができた。

縦横深さ50センチの穴を掘って、底に緩効肥料を撒き、苗を薔薇用土で包むように植える。
少し萎れて見えたので、即、たっぷり水をかけた。

水をかけると、苗の周りの土が沈んで、株元が出そうになっているので
またそこに掘りあげた土をかぶせていると、夫が「腰がはいってない!」と冗談で煽ってきた。
自分も、もうおれ腰が痛い、たったこれ一個掘っただけで、と苦笑い。

ガートルードの隣は、ディスタント・ドラムス子。
これは、ひと月くらい前に私が移植したもので、穴も浅いし、多分根っこは石ころだらけの土の中。非常に住環境が悪い。土も薔薇専用ではなく、掘り起こした土をまた戻しただけ。
隣に越してきたガートルードさんと比べると、とても快適とはいえない状態だった。

バラまつりでのディスタント・ドラムス
リビングのガートルード・ジェキル

いったん家にひっこんだものの、どうも株まわりの土がまだ低い気がして、またのこのこと出て行って、申し訳ばかりに土をかけてみた。
しかしなにせ土が固くて、シャベルを突き立てられず、わずかな土をこそげ取ってはしょぼしょぼと株まわりにかけるだけ。
なんかもういいか、と思って「やーめた」と引き上げようとすると、なぜか夫がウケている。
出てきたと思ったら、あっという間に「やーめた」というので呆れたらしい。だって私は土の上にいるとエネルギーを吸い取られてしまう体質なのです。聞いたことないけど。

夫が片付けながら、「しかしおふくろってすごいな。とんでもないな」。
義母は、田んぼ1枚分くらいはある畑を一年中、一人で耕して収穫している。春の植え付け前に人に頼んで耕してもらう以外は、全部一人。
御年88歳。いや、わしら、かなわんわ。
義母は多分、土からエネルギーを吸い上げている(笑)。私とは反対。
冗談じゃなく、畑に出られなくなると元気がなくなるに違いない。

この春は去年秋に収穫した大根を、30本ほど処分した。
冬の間保存している長持の中で、どろんどろんに液体化していた。
「今年は30本分減らしてくれないかな」と思うけど。
里芋も、食べ切れずにかなり捨てた。じゃがいもも、芽が成長してなんだかわからないものになっていた。
白菜は表面ガビガビになりながらも、すべて食べ切った。
決して決して、私が料理をサボっていたわけではない(キッパリ)。

義母は畑について口をはさむと、それが夫であっても、声のトーンが下がる。
今年は作る量を減らしてほしいとは、ちょっと言えない雰囲気。
私も、畑には関わらない代わりに、何も文句は言わないでおく。収穫されたものをできる限りありがたく使わせてもらう。
夏野菜、どーーーんと来い!!( ;∀;)

あれ、話がずれた。


今週末から、バラまつりが始まる。
春の薔薇園は賑やかだ。オールドローズにモダンローズ。
色も形も香りもとりどり。
今年は夫を誘って、薔薇をたくさん見せたい。
目を薔薇目👀にして洗脳し、これからも手伝ってもらわねば。
まずはゴージャスなつる薔薇を見せて、外壁に這わせたくなるように仕向けよう。

2022年春のバラまつり
オールドローズの宴


同じく
イングリッシュガーデンのつるバラ


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